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【TECH COLUMN】OPROARTSでPowerPoint帳票(問い合わせ一覧)を作成する【Salesforce】

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OPRO Support staff
  • 2026年05月15日 07:20
  • 更新

[toc] 


概要

このページでは、PowerPointテンプレートとViewFramerを使用して、Salesforceからケース情報に基づくPowerPoint帳票を出力する方法を紹介します。 
Office アドイン「Document Designer for Office」を活用することで、Salesforceのデータを直接PowerPointに流し込み、自動的に帳票を生成することができます。

 


シナリオ

Salesforceの「ケース」オブジェクトから、特定のケース申請者が作成したすべてのお問い合わせ一覧をPowerPoint形式で出力します。

 

全体設定の流れ

  1. PowerPointテンプレートにOfficeアドイン「Document Designer for Office」を設定します。
  2. テンプレート内にフィールドを作成し、タグを配置します。
  3. 作成したテンプレートをOPROARTS Designerにアップロード・配備します。
  4. ViewFramerでビューとマッピングを設定します。
  5. Salesforceにボタンを設置します。

 


1. PowerPointテンプレートを準備する

Officeアドインを設定する

  1. PowerPointを開き、「挿入」タブから「アドインを入手」を選択してください。
  2. アドインストアで「OPRO」と検索してください。

  3. 「OPRO ドキュメントデザイナー for Office」を追加してください。
  4. 「挿入」タブに表示されたアドインのアイコンをクリックしてください。
  5. アドインのスタート画面で「OPROARTS」を選択してください。

 

非明細部のフィールドを設定する

OPROARTSのテンプレートでは、「明細になる部分」と「明細以外の部分」の設定を分けて定義します。

  1. 「フィールドの追加」欄に「アカウント名」と「発行日」を入力してください。 複数のフィールドを一括追加する場合は、句点やカンマで区切ってください。

  2. 「アカウント名」フィールドの横にある鉛筆ボタンをクリックしてください。
  3. 表紙スライドのサブタイトル部分にカーソルを入れて、タグを配置してください。

    💡
    補足

    テンプレート側のフィールド名は、後でViewFramerで使用するため、分かりやすい名前を付けてください。

     

  4. 次に「発行日」フィールドをクリックしてください。
  5. フィールドのタイプを「文字列」から「日付」に変更してください。
  6. 出力形式を選択してから、鉛筆マークをクリックしてください。
  7. スライド上の日付を表示したい部分にタグを配置してください。

 

明細テキストデータセットを作成する

お問い合わせ一覧表を作成するために、複数行対応のデータセットを定義します。

  1. 2つ目のスライドに、見出し行1行と明細行1行の表を挿入してください。 この表に「ボタンをクリックしたケース申請者が作成したケース全件」を出力します。

    このように複数行の部分を設定する場合、先ほどの「アカウント名」「発行日」という1行分のデータとは別の「テキストデータセット」を作り、その中にフィールドを作成していきます。

  2. 「+明細テキストデータセットを追加」から「追加」をクリックしてください。

  3. 作成されたテキストデータセット(例:TextDataset2)内に、以下のフィールドを追加してください。

    • ケースNo
    • 件名
    • ステータス
    • 最終更新日
    • 作成日

 

明細フィールドにタグを配置する

  1. 日付型フィールド(「最終更新日」「作成日」)のタイプを「日付」に変更し、出力形式を選択してください。

  2. 表の各セルにカーソルを入れて、対応するフィールドの鉛筆ボタンをクリックしてタグを配置してください。

     


2. PowerPointテンプレートをDesignerにアップロードする

OPROARTS Designerにアップロードする

  1. アドインの「アップロード」タブを開いてください。
  2. 「アップロードフォームを開く」をクリックしてください。


     

  3. OPROARTS Designerのログイン画面が表示されます。ログインしてください。

    💡
    補足

    別の方法として、Salesforceの「OPROARTS Connector」から「新規作成」>「PowerPoint」>「マッピング済みファイルアップロード」を選択することでも同じアップロード画面にアクセスできます。

  4. テンプレート名を入力してください。
  5. 保存したPowerPointファイルを添付してください。
  6. 「作成」をクリックしてください。

  7. テンプレートが生成されたら、「配備」をクリックしてください。


     

  8. 配備確認画面で、もう一度「配備」をクリックしてください。

    テンプレートがOPROARTSサーバに配備されます。

 


3. ViewFramerでビューとマッピングを設定する

ViewFramerにログインする

以下のURLにアクセスしてログインしてください。 https://vfui.ap.oproarts.com/view_framer_ui/

CID、UID、UPWを入力してください。

💡
補足

同じウェブブラウザーで複数のビューやマッピングを参照・編集すると上書きされてしまいます。 必ず1つのタブで操作してください。 既存のビューを参考にしたい場合は、別のブラウザーで参照してください。

 

ヘッダービューを作成する

  • リレーション設定を行う
    1. 主オブジェクトを「ケース」に設定してください。
    2. 関連オブジェクトで「取引先責任者」を選択してください。
    3. リレーション条件を以下のように設定してください。 取引先責任者の「取引先責任者 ID」 等しい(=) 0-ケース 「取引先責任者 ID」 

       

  • 出力項目設定を行う
  1. 「項目ビルダー」で「列追加」を開いてください。
  2. 以下の項目を追加してください。

    • 取引先責任者オブジェクトの「氏名」を「アカウント名」という出力項目名で追加
    • 「TODAY()」関数を「発行日」という出力項目名で追加
    💡
    Tips

    TODAY()関数を使用すると、帳票出力時点の日付が自動的に挿入されます。

     

  3. 出力項目名を確認する

    各出力項目名が、PowerPointテンプレートのフィールド名と同じになっていることを確認してください。

    • アカウント名
    • 発行日
  4. 出力条件設定を行う

    以下の条件を設定してから保存してください。 ケースID   等しい(=)   パラメータ名   {任意のパラメータ名(英数字)}

 

明細ビューを作成する

  • リレーション設定を行う

    主オブジェクトを「ケース」に設定してください。関連オブジェクトの設定は不要です。

     

  • 出力項目設定を行う
    1. 「項目ビルダー」で「列追加」を開いてください。
    2. ケースオブジェクトの以下の項目を追加してください。

      • ケース番号
      • 件名
      • 状況
      • 最終更新日
      • 作成日

       

  • 出力項目名を設定する

    各出力項目名を、PowerPointテンプレートのTD2フィールド名と同じ名前に設定してください。

    • ケースNo
    • 件名
    • ステータス
    • 最終更新日
    • 作成日
    💡
    Tips

    「作成日」のソート順を「1」に設定し、「降順」に設定することで、最新のケースから順に表示されます。

 

  • 出力条件設定を行う

    以下の条件を設定してください。 取引先責任者 ID   等しい(=)   パラメータ名   {任意のパラメータ名(英数字)}

    💡
    補足

    この条件により、ボタンをクリックしたケースレコードの申請者と同じ申請者のケースレコードのみが抽出されます。
    ヘッダービューのパラメーター名とは異なる名前を使用してください。例:「contactID」
     

マッピングを作成する

  1. マッピングを新規作成してください。
  2. 主データにヘッダービューを選択・取得してください。
  3. 「次へ」で進んでください。
  4. 「Documentizer」タブを開いてください。
  5. 配備したPowerPointテンプレートを選択してください。

     

  • TextDataset1をマッピングする
    1. 「td1」セクションの「自動マッピング」をクリックしてください。

    2. ヘッダービューとPowerPointテンプレートの同じ名前のフィールドが自動的に紐づきます。
       
  • TextDataset2をマッピングする
    1. 下にスクロールして「td2」セクションを確認してください。
    2. 「データ」欄に明細ビューを選択してください。
    3. 「自動マッピング」をクリックしてください。

       

  • マッピングを配備する

    「配備」をクリックしてください。

ViewFramerの設定が完了します。

 


4. Salesforceにボタンを設置する

APIサンプルをダウンロードする

  1. ViewFramerのマッピング一覧画面を開いてください。
  2. 作成したマッピングの「APIサンプル」欄から「APIサンプル」ボタンをクリックしてください。

  3. サービスで「Documentizer」を選択してください。
  4. 形式で「PowerPoint(アドインでマッピング)」を選択してください。
  5. 「Visualforceページ」ボタンをクリックして、サンプルコードをダウンロードしてください。

カスタムボタンを作成・配置する

ケースオブジェクトの場合、カスタムアクションはタブとして表示されるため、カスタムボタンとして作成してください。 詳細な作成手順については、「Lightning Experienceの詳細ページ用 ボタン作成」をご参照ください。
 


5. 動作確認

  1. Salesforceのケース詳細ページを開いてください。
  2. 設置したボタンをクリックしてください。
  3. 以下の内容を含むPowerPoint帳票が自動生成されます。
    • 申請者名と発行日を含む表紙スライド
    • 申請者が作成したすべてのケースの一覧表

 


応用例:表紙に画像を挿入する

Salesforceに登録されている画像をPowerPoint表紙に自動挿入することも可能です。

 

テンプレートに画像フィールドを追加する

  1. TD1に「表紙画像」というフィールドを新規作成してください。
  2. フィールドのタイプを「画像」に設定してください。
  3. クリップボタンをクリックしてタグをコピーしてください。

  4. 表紙の大きな画像を右クリックしてください。
  5. 「代替テキストの編集」を選択してください。
  6. コピーしたタグを貼り付けてください。

     

ViewFramerでマッピングを設定する

ヘッダービューの出力項目設定で、Salesforceに登録されている画像IDを「表紙画像」フィールドに渡すように設定してください。 詳細な設定方法については、「【TECH COLUMN】Salesforceの画像の出し方(Excel/Wordアドイン篇)」をご参照ください。

 

Salesforceに添付している画像をそのまま報告書の表紙として出力できます。

 


さらに活用する

PowerPointの表現力を活かして、以下のような帳票を作成できます。

  • 企画書:複数スライドで段階的に情報を表示
  • 日次・週次報告書:定期的に作成が必要な書類を自動化
  • 定期的な写真報告:Salesforceに添付した最新の写真を自動挿入

 


まとめ

PowerPointテンプレートとViewFramerを組み合わせることで、Salesforceのデータから視覚的に分かりやすい帳票を自動生成できます。 
ボタンをクリックするだけで複数スライドの帳票が完成するため、業務効率が大幅に向上します。
使い慣れたPowerPointで、ぜひご活用ください。

 

  • CaseList.pptx
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  • 【サンプルテンプレート】お問い合わせ一覧.pptx
    2 MB Download
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