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【Excelアドイン】行複製を行わずに明細を転記する機能について(oproarts/Salesforce)

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OPRO Support staff
  • 2024年10月08日 06:12
  • 更新

今まで明細データを出力する際は「行繰り返し定義」のタグを使う必要がありましたが、それを用

いずに連続してデータを出力することが可能になりました。

使用するのは、「セル単位で動作を指定するタグ」です。

_______.png

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本機能を使用する場合、「明細データ転記方法」で「同一タグ検出時に引用元レコード位置を進める」が選択されていることをご確認ください。

___.png

***************************************************************************************************************

 

 

では、「セル単位で動作を指定するタグ」の「明細レコード位置」と「明細グループ番号」について、

それぞれ説明していきます。

 

■明細のレコード位置

明細のレコード位置を指定する事で、引用元レコードの位置を固定する事ができます。

例えば、明細レコードの1レコード目・2レコード目・5レコード目のみを帳票に表示するといった表現が可能です。

(※帳票生成時、取得してくる明細の並びは順不同です。明細レコードのソート順を設定しておくと想定した通りのレコードを表示させることができます。)

_______.png

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<設定方法>

明細の項目は、同一タグを以下のようにマッピングします。

_______.png

 

※Office2016以降のバージョンをご利用の場合は、複数のセルを選択した状態でタグを書き込むと一括

設定を行う事ができます。

___.png

 

 

次に、「明細レコード位置」のタグを設定します。

①セルを選択します。

②歯車マークをクリックします。

③何番目のレコードを表示させるか指定します。

→例では、1レコード目を表示させたいため、「1」と指定しました。

④タグを挿入します。

_______.png

1レコード目の「数量」と「金額」項目にも、同様のタグを挿入します。

_______.png

 

2レコード目は、「明細レコード位置」を「2」行目と設定します。

5レコード目は、「明細レコード位置」を「5」行目と設定します。

_______.png

 

設定は、以上です。

例えば、以下のようなデータの場合

[商品] [数量] [金額]

商品1,10,1000
商品2,20,2000
商品3,30,3000
商品4,40,4000
商品5,50,5000

出力結果はこちらになります。

_______.png

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■明細グループ番号

明細のグループ番号を指定する事で、同一のグループ番号を振ったセルの範囲に限定して読み込み元レコード位置を進める事ができます。

_______.png

グループ1は「商品」項目、グループ2は「金額」項目といった表現が可能です。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<設定方法>

明細の項目をそれぞれマッピングします。

_______.png

次に、「グループ番号」のタグを設定します。

①セルを選択します。

②歯車マークをクリックします。

③グループの番号を指定します。

→例では、グループ1にするため、「1」番と指定しました。

④タグを挿入します。

_______.png

「商品名」項目を指定した残り4つのセルにも同一のタグを挿入します。

________.png

 

グループ2は、「グループ番号」を「2」番と設定します。

________.png

 

設定は、以上です。

例えば、以下のようなデータの場合

[商品] [数量] [金額]

商品1,10,1000
商品2,20,2000
商品3,30,3000
商品4,40,4000
商品5,50,5000

出力結果はこちらになります。

_______.png

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

また、「明細レコード位置」と「明細グループ番号」を組み合わせると以下ような表現も可能になります。

___.png

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<設定方法>

グループ1は、「グループ番号」を「1」番に設定します。

グループ2は、「グループ番号」を「2」番に設定し、さらに最上段のセルのみ「レコード位置」を「4」行目と設定します。

___.png

【補足】

本機能の動作は、1レコード目から順に2レコード目、3レコード目と読み進めて表示するルールになります。

ただ、「グループ番号」を指定すると、グループが切り替わるタイミングで、また1レコード目から読み進めて表示します。

逆N字状の出力では、グループ2で1レコード目から表示させるのではなく、4番目のレコードから読み進めて表示させたいため、最上段のセルでレコード位置を4番目を設定します。

「レコード位置」の指定は、「グループ番号」の指定より優先されるため、「逆N字状」のような表現が可能になります。

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