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概要
このページは、ViewFramerを利用してSalesforceのリッチテキスト項目をWordファイルに出力する方法を説明しています。
リッチテキスト形式(太字、斜体、文字色など)を保持したままWord出力できます。
前提条件
- Officeアドイン「Document Designer for Office」がインストールされている。
- ViewFramerの基本的な使い方を理解している。
- Salesforceにリッチテキストエリア項目を含むカスタムオブジェクトが用意されている。
ViewFramerからWord出力するための詳しい設定方法については、【TECH COLUMN】SalesforceからWord出力する方法をご参照ください。
1. Salesforceオブジェクトを用意する
以下の項目を含むカスタムオブジェクトを作成するか、既存のオブジェクトに以下のカスタム項目を追加してください。
| ラベル名 | API参照名 | データ型 |
|---|---|---|
| タイトル | Title__c |
テキスト(50) |
| メモ | Rich_Text_Memo__c |
リッチテキストエリア(32768) |
本手順では「リッチテキスト出力」というカスタムオブジェクトを例として説明します。
2. Document Designer for Officeをインストールする
- Officeアドインのインストール方法については、[Officeアドイン]ドキュメント の「操作手順書」に記載されている 「2.2.5 テンプレート作成|アドイン入り Word アップロード」セクションをご参照ください。
- インストール完了後、次のステップに進んでください。
3. Word帳票テンプレートをデザインする
3-1. Wordの見た目を作成する
Microsoft Wordを起動して、帳票の見た目をデザインします。
3-2. Officeアドインを開く
- 「挿入」タブをクリックします。
- Officeアドインのアイコンをクリックします。
- アドインのスタート画面から「OPROARTS」をクリックします。
3-3. CSVフィールドを設定する
-
フィールド追加欄にフィールド名をカンマ区切りで入力します。
例)
Title,Created_at,Rich_Text_Memo - 「+」ボタンをクリックしてCSVフィールドを設定します。
フィールド名をViewFramerのビュー項目名と同じ名前にすると、後のViewFramerマッピング設定で「自動マッピング」ボタンで一括マッピングができます。
3-4. 文字列フィールドを設定する
- 「Title」フィールドの出力タグを挿入する場所にカーソルを配置します。
- アドイン画面から「Title」フィールドを選択します。
- データ型が「文字列」であることを確認します。
- 出力タグを挿入します。
- タグ挿入後にフォントを調整します。
タグ挿入時にフォント設定が初期化されるため、挿入後に再度フォント設定を行ってください。
3-5. 日付フィールドを設定する
- 「Created_at」フィールドの出力タグを挿入する場所にカーソルを配置します。
- アドイン画面から「Created_at」フィールドを選択します。
-
データ型を「日付」に変更します。
-
日付フォーマットを設定します。
例)出力形式:
yyyy/MM/dd項目 説明 入力形式 Salesforceから受け取るデータの形式です。通常はデフォルトのままです。 出力形式 Wordファイルでの表示形式です。お好みの形式を選択してください。 - 出力タグを挿入します。
3-6. リッチテキストフィールドを設定する
- 「Rich_Text_Memo」フィールドの出力タグを挿入する場所にカーソルを配置します。
- アドイン画面から「Rich_Text_Memo」フィールドを選択します。
-
データ型を「リッチテキスト」に変更します。
⚠️重要この操作により、Salesforceのリッチテキスト書式がWordで保持されます。
- 出力タグを挿入します。
- Wordファイルを保存します。
4. Word帳票テンプレートをアップロードする
4-1. OPROARTS Designerを開く
- Salesforceにログインします。
- アプリケーションランチャーから「OPROARTS Connector」アプリを開きます。
- 「OPROARTS」タブに移動します。
- 「START」ボタンをクリックしてOPROARTS Designerを開きます。
4-2. 新規テンプレートを作成する
-
「新規作成」ボタンをクリックします。
-
「Word」タブをクリックします。
- 「アドイン入りWordアップロード」を選択します。
-
以下の項目を入力します。
項目 説明 連携方法 「CSV」を選択します。 テンプレート名 わかりやすい名前を入力してください。 Word文書 手順1で作成したWordファイルを選択します。 -
「作成」ボタンをクリックします。
4-3. テンプレートを配備する
-
「配備」ボタンをクリックします。
-
テンプレート配備ウィザードで「配備」ボタンをクリックします。
- テンプレートの配備が完了します。
5. ViewFramerでビューを作成する
- ViewFramerにログインします。
- 「ビュー」タブで新規ビューを作成します。
- ビューの名称とタグを設定します。
- 「リレーション設定」で「リッチテキスト出力」オブジェクトを選択します。
-
「出力項目設定」でCSVフィールドを設定します。
CSVフィールド名 オブジェクト項目 Titleタイトル Created_at作成日 Rich_Text_Memoメモ -
「出力条件設定」でパラメータを設定します。
- パラメータ名:
ID - 設定内容:レコード詳細画面で表示中のレコードIDを取得するための条件
💡補足このパラメータにより、ボタン押下時のレコードIDが自動的に渡されます。
- パラメータ名:
- 「保存」をクリックしてビューを保存します。
6. ViewFramerでマッピングを作成する
- 「マッピング」タブで新規マッピングを作成します。
- 帳票タイプに「単票型」を選択します。
- 手順3で作成したビューを指定します。
-
「取得」ボタンをクリックしてビューを取得します。
- 「Documentizer」タブを開きます。
- 手順2で作成したWordテンプレートを選択します。
-
ビューの項目とテンプレートのマッピングを行います。
- 「配備」ボタンをクリックしてマッピングを配備します。
7. Salesforceに出力ボタンを設置する
- ViewFramerのマッピング設定からボタンコードを取得します。
- 【TECH COLUMN】SalesforceからWord出力する方法 の「Word用ボタンの作成」セクションを参考に、アクションボタンを作成します。
- 「リッチテキスト出力」オブジェクトの詳細画面にボタンを配置します。
- 「保存」をクリックして設定を完了します。
確認方法
以下の手順で機能が正しく動作するか確認してください。
-
Salesforceで「リッチテキスト出力」オブジェクトのレコード詳細画面を開きます。
-
出力ボタンをクリックします。
- Wordファイルが生成されることを確認します。
- Word内のリッチテキスト項目が、Salesforceで設定した書式(太字、斜体、文字色など)のまま表示されていることを確認します。
- 日付が指定した形式で表示されていることを確認します。
リッチテキスト出力時の注意点
リッチテキスト形式でWord上に再現される項目
以下の書式がWord上に適用されます。
- 太字
- 斜体
- 取消線
- 文字サイズ
- 下線
- 文字の色
- 水平方向の文字寄せ位置
- インデント
リッチテキスト上の改行は、Word上では改段落として表現されます。
文字サイズについての注意
Salesforceのリッチテキスト編集画面では、文字のサイズをポイント単位で指定可能です。 Wordドキュメント出力時には、設定された文字サイズがそのまま反映されます。 テンプレート上の差込タグに設定された文字サイズは無視されます。
リッチテキスト形式でWord上に再現されない項目
以下の項目はWord上に再現されません。
- 連番
- 箇条書き
- リンク
- 画像
リッチテキスト上で書式の指定がない場合は、テンプレート上の差込タグに設定された書式が引き継がれます。