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【TECH COLUMN】D3Workerのサービス「ワーク実行 - PDF結合」の利用例(Salesforce)

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OPRO Support staff
  • 2026年08月04日 07:06
  • 更新

[toc]

概要

本記事では、D3Workerのサービス「ワーク実行 - PDF結合」を活用して、既存のPDFとOPROARTSで生成したPDFを結合し、結合したPDFをWeb配信する方法を紹介します。 
注文書(既存PDF)と請求書(生成するPDF)の結合を例として説明します。

 


事前準備

本シナリオを実行するには、以下の2点を準備します。

  • 請求書の帳票テンプレート

    OPROARTSで請求書のPDFを生成するために、請求書の帳票テンプレートを用意します。 
    今回は、OPROARTS Designerの「新規作成」で選べるこちらのサンプルを使用します。

     

  • 結合する既存PDF(注文書)

    本記事では例として以下の注文書を使用します。

     


シナリオ:既存PDFとOPROARTSで生成したPDFを結合して配信する

このシナリオでは、以下の2つのワークを組み合わせることで、請求書PDFと注文書PDFを自動的に結合し、メール送信することが可能になります。

  • ワーク①: 請求書のPDFを生成して、手元にある注文書PDFと結合し、ワーク②に渡すワーク
  • ワーク②: ワーク①から受け取った結合済みPDFをメール送信するワーク

ワーク①:PDFの生成と結合

サービス設定

使用するサービスは以下の2つです。

  • OPROARTS

    詳しくは「D3Workerのサービス設定(OPROARTS連携)(Salesforce)」をご参照ください。

     

  • ワーク実行 - PDF結合

    詳しくは「D3Workerのサービス設定(ワーク実行 - PDF結合)(Salesforce)」をご参照ください。

    💡
    補足

    「ワーク実行 - PDF結合」サービスの設定において、以下の点に留意してください。

    • 「PDFの結合方法」で既存PDF(注文書)と生成する文書(請求書)をどの順番で結合するか指定します。
    • ワーク②では渡されたCSVデータのフィールド値を使用しませんが、実行するワークのデータCSVでは形式的に最低1つのフィールドを用意して値を設定する必要があります。 
      フィールド値を指定しないとワーク②が動作しません。

 

エンベロープ設定

文書化サービスに「OPROARTS」を基に作成したサービスを指定し、配送サービスに「ワーク実行 - PDF結合」を基に作成したサービスを指定します。

  • 文書化サービス

     

  • 配送サービス

 

ワーク設定

基本設定で名称とメモを入力したら、「データソース」「エンベロープ」「文書とデータのマッピング」の設定をします。

  • データソース

    ワーク①が受け取るCSVデータのフィールドを順番通りに定義します。 
    受け取ったCSVデータは、「文書とデータのマッピング」で指定する帳票テンプレートにCSVデータとして渡します。

    今回はSalesforceやkintoneと連携せずに直接D3WorkerにCSVデータを渡します。 
    使用するCSVデータに合わせて文字コードを指定し、先頭行が項目名である場合(実際に使用する値でない場合)は先頭行の「データとして使用しない」にチェックを入れます。

     

  • エンベロープ

    同じ請求番号を含むCSVデータの行を1つのエンベロープ単位に含めるため、エンベロープフィールドには請求番号フィールドを指定します。 
    「ELSEとして使用する」にチェックを入れます。

     

  • 文書とデータのマッピング

    ここではデータソースのフィールドと帳票テンプレートのCSVフィールドを結びつけます。

    文書名に任意の名前を入力し、OPROARTS Designerでテンプレートを作成している場合は、テンプレート名に「live_{作成したテンプレート名}」と入力します。

    今回使用する帳票テンプレートはヘッダー明細型のためデータセットを2つ用意し、「単一行のCSV」(非明細部分)と「複数行のCSV」(明細部分)で設定します。 
    データソースのフィールドを帳票テンプレートのCSVフィールドの順番通りになるように並べます。

 

ワーク②:結合済みPDFのメール送信

サービス設定

使用するサービスは以下の2つです。

  • アップロード文書

    詳しくは「D3Workerのサービス設定(アップロード文書)(Salesforce)」をご参照ください。


     

  • メール送信

    詳しくは「D3Workerのサービス設定(メール_SMTPサーバー連携)(Salesforce)」をご参照ください。

 

エンベロープ設定

文書化サービスに「アップロード文書」を基に作成したサービスを指定し、配送サービスに「メール送信」を基に作成したサービスを指定します。

  • 文書化サービス

     

  • 配送サービス

     

ワーク設定

  • データソース

    このワークではデータソースのフィールド値を使用しないため、フィールドは追加しません。

     

  • エンベロープ

    ワーク①から渡されるCSVデータは1行のみであるため、エンベロープフィールドには「データソースの行番号」を指定します。 「ELSEとして使用する」にチェックを入れます。

     

  • 文書とデータのマッピング

    ワーク②のエンベロープでは文書化サービスとしてアップロード文書サービスを用いるため、何も設定せずに保存します。

 


ワークの実行

ワークの作成が終わったら、ワークを実行します。

💡
補足

D3WorkerはSalesforceやkintoneなどのクラウドサービスと連携させてその画面上から呼び出すことが多いですが、 今回は説明を簡潔にするためCSVデータを用いて直接ワークを呼び出します。

以下のURLからファイルのアップードを含むワーク実行ができます。

https://d3w.ap.oproarts.com/d3w/a/{お客様のテナント名}/al/facade/upload1.html

項目名 説明
UID ユーザーIDを入力します。
UPW パスワードを入力します。
ワーク ワーク①を指定します。
CSVファイル 請求書の帳票テンプレートに渡すCSVデータを含んだファイルを指定します。
追加ファイル 「ワーク実行 - PDF結合」サービスで指定したリクエストパラメータ名を入力し、注文書のPDFを指定します。

使用したCSVデータは以下です。

 

「実行」ボタンをクリックすると、注文書と請求書を結合したPDFがメール送信されます。

 

添付ファイルを開くと、PDFが結合されていることが分かります。

 


まとめ

OPROARTSを用いて自動生成したPDFに既存のPDFを結合することで、複数の帳票を効率的に配信することが可能になります。 
PDFの結合が必要な帳票業務の際は、ぜひ本シナリオをご参照ください。

 

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