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【TECH COLUMN】Pardotで見積書を送付

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OPRO Support staff
  • 2026年05月15日 08:28
  • 更新

[toc]

概要

このページでは、OPROARTSで生成したPDFをマーケティングオートメーションツール「Pardot」と連携し、顧客へのメール配信に活用する方法を紹介します。 
見積書などの重要書類をOPROARTS Driveに保存し、その保存先URLをSalesforceを通じてPardotと連携させることで、顧客の閲覧状況を追跡可能な効率的なマーケティング活動が実現できます。
 

💡
 補足 OPROARTS Driveとは、企業向けのセキュアで利便性の高いクラウド型ファイル共有サービス「Fleekdrive」をOPROARTSと連携するサービスです。 
Fleekdriveについてはこちらをご覧ください。


 


 

シナリオ:見積書PDFを自動生成してOPROARTS Driveへ保存し、Pardotでメール配信する

本シナリオでは、Salesforceの見積オブジェクトからボタンをクリックするだけで、以下の処理が自動実行されます。

  1. OPROARTSで見積書PDFを生成します。
  2. 生成されたPDFをOPROARTS Driveに保存します。
  3. 保存先URLをSalesforceの取引先責任者項目に自動更新します。
  4. 更新されたURLをPardotと連携させ、メール配信に活用します。

このプロセスにより、顧客へのメール内に見積書リンクを自動挿入でき、クリック率の向上とリード追跡の効率化が実現できます。


 


 

流れの全体図


 

見積書を出力するオブジェクトのレコード画面からOPROARTSにリクエストし、 OPROARTSが帳票生成・保管をしたのち保存先URLをSalesforceに返し、 その値でもって取引先責任者の保存先URL用カスタム項目を更新しています。

OPROARTSを利用した本ソリューションは、見積書など必ず目を通す必要がある書類のURLをメール配信することで顧客のクリック率を上げ、より効果的なマーケティング活動に寄与します。


 


 

1. Salesforceオブジェクトと帳票テンプレートを準備する

オブジェクトを用意する

本シナリオでは、見積オブジェクトを基に帳票PDFを生成します。 見積オブジェクトが、以下の情報を保持していることを確認してください。

  • 見積番号
  • 顧客名
  • 金額情報

さらに、取引先責任者オブジェクトに「Drive URL」というカスタム項目を作成してください。 
このフィールドに見積書の保存先URLが自動更新されます。

 

帳票テンプレートを準備する

OPROARTS Designerで見積書テンプレートを作成してください。 
本シナリオでは、標準テンプレート「見積書3」を使用します。


 


 

2. D3Workerで複数のワークを設定する

本シナリオでは、以下の2つのワークが必要です。

  • ワーク1:見積書PDFをOPROARTS Driveに配送
  • ワーク2:保存先URLを見積オブジェクトに更新

ワーク1:見積書をOPROARTS Driveに配送する

サービスを設定する

「OPROARTS」サービスと「OPROARTS Drive [配送 - ワーク実行]」サービスを作成してください。 詳細な設定手順については、以下のドキュメントをご参照ください。

  • D3Workerのサービス設定(OPROARTS連携)(Salesforce)
  • D3Workerのサービス設定(OPROARTS Drive [配送] - ワーク実行)(Salesforce)
💡
補足

「OPROARTS Drive [配送 - ワーク実行]」サービスの「配信後に実行するワーク」には、ワーク2の名前を入力してください。 これにより、見積書保存後に自動的にワーク2が実行されます。

 

エンベロープを設定する

  1. 文書化サービスに「OPROARTS」サービスを指定してください。
  2. 配送サービスに「OPROARTS Drive [配送 - ワーク実行]」サービスを指定してください。
  3. 両サービスの値は「サービスの設定を用いる」のままに設定してください。

 

ワークを設定する

  1. 以下のフィールドをデータソースに定義してください。

     

  2. エンベロープ設定では、エンベロープパラメータ「{QuotationNumber}」にデータソースの「[QuotationNumber]」を設定してください。
  3. アクティブ化するフィールドに「QuotationNumber」を指定してください。
  4. 「ELSEとして使用する」にチェックを入れてください。

    💡
    補足

    この設定により、QuotationNumberが空でない場合にのみエンベロープが実行されます。

  5. 文書とデータをマッピングは以下のように設定します。 帳票テンプレートのCSVフィールドとデータソースのフィールドをマッピングしてください。 テンプレート名には「live_」を始めに付けてください。


     

ワーク2:保存先URLを取引先責任者オブジェクトに反映する

サービスを設定する

  1. 「ダミー文書」サービスを作成してください。

    ⚠️
    注意

    このワークでは文書の生成を行わないですが、後ほど文書化サービスに「ダミー文書」サービスを指定します。

  2. 「Salesforce [配送]」サービスを作成してください。

    以下の情報を設定してください。

    • Salesforce組織への接続を確認してください。
    • 「取引先責任者」オブジェクトのAPI参照名:「Contact」
    • 更新する項目「Drive URL」のAPI参照名:「Drive_URL__c」
    • オブジェクトのID or SOQL:保存先URLを格納する取引先責任者レコードのID

     

エンベロープを設定する

  1. 文書化サービスに「ダミー文書」サービスを指定します。
  2. 配送サービスに「Salesforce [配送]」サービスを指定します。
  3. 配送サービスの「フィールド」の「値 or SOQL」にエンベロープパラメータ「{Url}」を指定します。

    💡
    補足

    ここに入力するURL値で、取引先責任者オブジェクトの「Drive URL」項目が更新されます。

ワークを設定する

  1. データソースを定義します。

    以下のフィールドをデータソースに定義してください。

     

  2. エンベロープの設定を行います。

    エンベロープパラメータ「{Url}」にデータソースの「[Url]」を設定します。


     

  3. 文書とデータをマッピングは、文書化サービスが「ダミー文書」サービスであるため、文書とデータのマッピング設定は不要です。
     

 

3. ViewFramerの設定

ViewFramerのビュー・マッピングを作成します。 
詳細な設定手順については、関連ドキュメント「ドキュメントをパスワード付きZipにしてメール送付する(Salesforce連携)」の「ViewFramerの設定をする」をご参照ください。

⚠️
注意

同じウェブブラウザーで複数のビューやマッピングを参照・編集すると上書きされてしまいます。 必ず1つのタブで操作してください。既存のビューを参考にしたい場合は、別のブラウザーで参照してください。

 

Salesforceにボタンを設置する

ViewFramerで作成したマッピングを呼び出すカスタムボタンを作成してください。
 詳細な作成手順については、「Lightning Experienceの詳細ページ用 ボタン作成 (ViewFramer)」をご参照ください。

💡
補足

サンプルコードをダウンロードする際は、サービスを「D3Worker」にしてからダウンロードしてください。


 


 

動作確認

  1. Salesforceで見積レコード画面を開きます。
  2. 設置したボタンをクリックしてください。
  3. 以下の処理が自動実行されます。
    • OPROARTSで見積書PDFが生成されます。
    • 生成されたPDFがOPROARTS Driveに保存されます。


       

    • 保存先URLがSalesforceの取引先責任者の「Drive URL」項目に自動更新されます。
  4. Salesforceで取引先責任者レコードを確認し、「Drive URL」項目にURLが入力されていることを確認してください。


     


 

4. Pardotとの同期設定を行う

カスタム項目をPardotと同期する

更新された「Drive URL」カスタム項目をPardotのカスタムプロスペクト項目と同期してください。

Pardotでメール配信シナリオを作成する

  1. Pardotの「ダイナミックリスト」で配信対象のプロスペクトリストを作成してください。
  2. 「Engagement Studio」でメール配信シナリオを作成してください。
  3. メール本文に、同期された「Drive URL」を挿入します。
💡
補足

Pardotの送信先専用URLを使用することで、各顧客の見積書クリック状況を確認できます。


 


 

まとめ

OPROARTSとPardotを連携させることで、帳票生成からクラウドストレージへの保存、メール配信まで、一連のプロセスが自動実行されます。 
ボタンをクリックするだけで、顧客へ追跡可能なPDFリンクを配信できるため、マーケティング活動の効率化と有効性の向上が同時に実現できます。 本記事の設定を参考に、ぜひご活用ください。

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