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【TECH COLUMN】ViewFramerからD3Workerを呼び、Connector for Salesforceで文書化する

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OPRO Support staff
  • 7 か月前
  • 更新
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 本記事では、ViewFramerを使ってD3Workerの「OPROARTS Live for Salesforce」サービス(Connector for Salesforce)で文書ファイルを作成する方法をご紹介します。

 

【事前準備】

「OPROARTS Live for Salesforce」サービスを使用するには下記4つの値が必要です。

今回はViewFramerを使ってD3Worker連携を行うので、下記4項目を対象のオブジェクトに作成します。

表示ラベル(例)

API参照名(例)

データ型

数式

セッションID

SessionId__c

数式(テキスト)

$Api.Session_ID

PartnerSeverURL

PartnerSeverURL__c

数式(テキスト)

$Api.Partner_Server_URL_550

組織ID

OrgId__c

数式(テキスト)

$Organization.Id

ユーザID

UserId__c

数式(テキスト)

$User.Id

※組織IDとユーザIDが固定の場合は「セッションID」項目のみの作成でOKです。

※上記4項目はすべて数式項目のため、ユーザがアクセス・参照する度評価され値が変動します。

 

当コラムの流れについて

下記順序で実際に設定していきます。

① D3Workerの設定(サービス、エンベロープ、ワーク)

② ViewFramerの設定(ビューおよびマッピングの定義)

③ Salesforce上にてボタンの生成

 

1.D3Workerの設定

サービスの設定>エンベロープの設定>ワークの設定を行います。

 

  • サービスの設定

サービスは「OPROARTS Live for Salesforce」を選択します。

「OPROARTS Live for Salesforce」からSalesforceへアクセスしてデータを取得・文書を生成する為、アクセスするために必要なデータや、データの基となるレコードを識別するIDを渡す必要があります。

 

以下、設定項目と説明になります。

項目

説明

URL

帳票テンプレートを作成するクラウドサービスURL

(通常は変更する必要はありません)

セッションID

Salesforceでは、システムにログインするとユーザごとに「セッションID」と呼ばれる接続情報が発行されます。

ログインする度に発行され、ログアウト、セッション切断時は無効化されます。セッションIDは、動的に値が変動します。

セッションについての詳細はこちらをご覧ください。

今回は、【事前準備】で作成した「セッションID」項目を用います。

ユーザID

Salesforceにインストールする「OPROARTS Connector」のLA(出力用)ライセンスに登録されているユーザID。

ユーザIDも同様に固定文字列として設定することが可能です。

ユーザIDを特定する方法についてはこちら。

今回は、【事前準備】で作成した「ユーザID」項目を用います。

組織ID

Salesforce環境・組織を識別する一意のキー

組織IDも同様に固定文字列として設定することが可能です。

組織IDを特定する方法は以下。

<Lightning>

設定>会社の設定>組織情報>Salesforce.com組織ID

<Classic>

設定>管理者設定>組織プロファイル>組織情報>Salesforce.com組織ID

Partner API URL

SalesforceではPartner_Server_URLと表現され、SOAP エンドポイントURLです。

Partner API URLも以下構文で表現されるため、固定文字列として設定することが可能です。

構文:https://[Salesforceドメイン名]/services/Soap/u/[Partner API URLバージョン]/[組織ID]

例)https://ap4.salesforce.com/services/Soap/u/22.0/XXXXXXXXXX

OPROARTSキー

OPROARTS認証におけるドキュメント出力用キー

(通常は変更する必要はありません)

 

OPROARTSオブジェクト名前空間プレフィックス

OPROARTS認証に必要な情報が格納されたオブジェクト。

Salesforce組織にインストールされているOPROARTS Connector の種類に合わせて設定してください。

・OPROARTS Connector v1.35以前:OPROARTS020

・OPROARTS Connector v2.0以降:oproarts1

・soarize もしくは ソアスク同梱版:appsfs

・docutize同梱版:docutize

出力するオブジェクトID

Salesforceにアクセスしデータの取得、文書生成するために必要なレコード識別ID。

 

  • エンベロープの設定

 

エンベロープでは、文書化サービスに「OPROARTS Live for Salesforce」を選択し、配送サービスには任意のサービスを選択・設定します。

ここでは、動的になる値の定義を「{}」を使って設定します。

「セッションID」「ユーザID」「組織ID」「Partner API URL」「出力するオブジェクトID」はViewFramerで取得してくるので動的にしています。

 

  • ワークの設定

ワークでは、文書化必要なデータの引数を設定し、受け取った引数を予め設定していたエンベロープの各定義(動的項目)に対してマッピングします。

D3Workerの設定は以上です。

 

2.ViewFramerの設定

ViewFramerでは、D3workerが必要としているデータ(ワークのデータソース)をSalesforceから取得し、D3workerへ渡す設定を行います。

 

  • ビューの作成

事前準備で数式4項目を作成したオブジェクト・帳票のヘッダとして利用しているオブジェクトからD3workerのワークが必要としているデータを取得するようなビューを作成します。

 

 

  • マッピングの作成

 マッピングでは、D3Workerの対象ワークに設定したデータソースに渡したいデータのマッピングを「D3Worker」タブで行います。
※Documentizer及びCSVのマッピングは不要です。

 

ViewFramerの設定は以上です。

 

3.Salesforce上にてボタンの生成

D3WorkerおよびViewFramerの設定が完了した後、ViewFramerからD3Worker用のスクリプトを生成しSalesforceに生成したスクリプトを用いたアクション・ボタンを設置することで使用することができるようになります。

 

以上、ViewFramerからD3Workerを呼び、Connector for Salesforceで文書化する方法の紹介でした!

 

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