初めて帳票を作成する場合、以下のガイドをご参照ください。
帳票DXとは
帳票DXは、オプロが15年以上に渡って培ってきたクラウド帳票の技術とノウハウを集結した次世代型のクラウド帳票サービスです。
帳票DXは、日本企業の商取引に不可欠な請求書などの取引書類や、法律などで定められた公的証明書といった複雑な帳票を、AIを搭載したデザインツールで簡単に設計し、様々な業務アプリケーションと連携しながら、安定的で自動化された業務運用(多様な出力、大量出力、後続業務システム連携)を実現することで、クラウド帳票のDX基盤ソリューションを提供します。
帳票DXは、様々なプラットフォームで動作する業務アプリケーションと連携しやすくするためのConnector製品がバンドルされたパッケージソリューションも提供しています。
「帳票DX for SAP」は、Connector for SuccessFactorsを帳票DXにバンドルしたパッケージソリューションです。
価格につきましてはフォームよりお問い合わせください。
帳票DX for SAPの概要
帳票DX for SAPは、Connector for SuccessFactorsを帳票DXにバンドルしたパッケージソリューションです。
従来型のAdd-on開発(機能拡張)によって、SAPシステムのバージョンアップの検証に多くのコストを必要としていた課題を解決するために、Side-by-side開発を軸としたFit-to-Standardのコンセプトを体現するためにBusiness Technology Platform(BTP)がリリースされています。
帳票DXは、このBTP上にConnectorをインストールし、帳票DXとSuccessFactorsなどのSAPシステムと連携させる仕組みを実現しています。
帳票DXの主要機能一覧
帳票DXは、あらかじめ帳票DXに保存されたテンプレートと、業務アプリケーション等からRest APIでPOSTする出力データを組合せて、帳票を生成し、帳票ファイルとして返します。
- PDF形式帳票テンプレート作成機能
PDF形式の帳票テンプレートを作成する機能です。XAデザイナーというツールを使用します。
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/38577532794777 - オフィスファイル形式帳票テンプレート作成機能
ワード、エクセル、パワーポイント形式の帳票テンプレートを作成する機能です。DDO(Document Designer for Office)というツールを使用します。
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/37662709385625 - 帳票出力データ受付機能(API)
Connectorを使わずに、直接Rest APIにPOSTして帳票生成を行う機能です。帳票DX for SAPはConnector for SuccessFactorsと組み合わせたパッケージソリューションですので、基本的にAPI仕様について意識する必要はありません。
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/38583580555417 - 帳票生成機能
テンプレート情報とAPIで受け取ったデータを使って、帳票ファイルを生成します。生成された帳票ファイルは、そのままRest APIで返されるため、帳票DX内にデータは保存されません。
単位時間あたりの最大処理量やファイルサイズの最大値によってプランが変わってきます。 - 外部サービス連携機能
生成された帳票ファイルを別の外部サービスとの連携(クラウドストレージへの保存や電子契約サービスへの連携など)を行う機能です。
Connector for SuccessFactorsの主要機能一覧
Connector for SuccessFactorsは、SAP Business Technology Platformのサブアカウントにインストールされ、以下の機能を備えています。
一般ユーザが利用する機能は以下の7つです。
- SAP Cloud Identity Services (IAS)によるSingle Sign On(SSO)機能:ユーザはSuccessFactorsのログインIDとパスワードでログイン可能
- 厳密にはSuccessFactorsとIASとBTPの設定であるが、ユーザ視点の機能として記載
- SuccessFactorsのRole設定に基づく、ODataによるSuccessFactorsデータの取得と書込み
- これも厳密にはSuccessFactorsとIASとBTPの設定であるが、ユーザ視点の機能として記載
- OData経由で取得した一覧データの表示と表示のフィルタ(検索)機能
- フィルタ条件の保存機能は、今後リリース予定
- 出力する帳票テンプレートの選択
- 帳票出力の実行
- データ取得と帳票出力の履歴の保存機能(履歴は基本的に削除しない)
また、管理者は、下記の3つの機能も使うことができます。
- 環境設定機能(接続設定)
- エンティティ定義とマッピング設定機能
- 履歴確認機能
※Connector for SuccessFactorsの「管理ユーザ」と「一般ユーザ」の設定は、IASで行います。
制約事項
ご利用環境に関する制約事項
- SAP SuccessFactorsをご利用中であることが前提です。
本サービスは、SuccessFactorsに登録された従業員情報などを活用するため、SuccessFactorsとの接続が必須です。
未契約環境ではご利用いただけません。 - SuccessFactorsとSAP認証基盤(IAS)が接続されている必要があります。
本サービスのログインやデータ取得には、SuccessFactorsとSAP Identity Authentication Service(IAS)の連携が前提です。
未接続の環境ではご利用いただけません。 - ご利用にはインターネット接続およびPCブラウザが必要です。
帳票DXの推奨ブラウザは帳票DXの動作要件の「1.推奨ブラウザ」をご参照ください。 - ご利用環境にIP制限がある場合は、弊社アプリへの接続が制限されることがあります。
SuccessFactorsにIP制限を設定している場合は、弊社側のアクセス元IPを許可していただく必要があります。
BTP上のアプリケーションおよび、弊社側のサーバーから接続します。 - ご利用開始には、初期設定・構築作業が必要です。
SuccessFactors、IAS、BTPの3つの環境にまたがって設定が必要です。
これらの作業はお客様と弊社で分担して実施します。
弊社より手順書をご提供し、必要に応じてサポートいたします。
ログイン・認証に関する制約事項
- SuccessFactors経由のSSOログインのみ対応しています。
本サービスには独自のログインIDやパスワードはありません。
SuccessFactorsのログイン情報を使って、IAS経由でSSO(シングルサインオン)認証を行います。 - ユーザー情報はSuccessFactorsとSAP認証基盤(IAS)間で連携されている必要があります。
SuccessFactors上のuserId(personIdExternal)が、IAS側に登録されている必要があります。
ユーザー・権限に関する制約事項
- 本サービスへは、SuccessFactorsのトップ画面に設置されたリンクからアクセスします。
特定のユーザーや部門のみに表示させたい場合は、SuccessFactorsの「タイル」や「リンク表示権限」の設定で制御可能です。
権限がない場合は、リンク自体が表示されず、サービスを利用できません。 - 本サービスを利用するには、対象ユーザが事前にIAS上の「利用者グループ」に登録されている必要があります。
IAS上には、一般ユーザ用および管理者用の2種類のグループを作成します。
それぞれのグループに所属しているユーザが、該当する権限でサービスを利用できます。
グループの作成およびユーザ登録作業は、お客様または導入担当者にてご対応いただきます(設定手順書は弊社より提供します)。 - OData APIアクセスに必要な権限が、SuccessFactors側に設定されている必要があります。
SuccessFactorsからユーザトークンを取得し、そのトークンを使用してOData APIにアクセスする方式を採用しています。
ユーザトークンを使用することにより、SuccessFactorsの権限設定に基づきデータにアクセスできます。
そのため、対象ユーザに「OData APIアクセス権限」および帳票で使用するエンティティ(従業員情報、組織情報など)に対する参照権限が付与されていない場合、帳票の生成に必要なデータを取得できません。
管理者機能(エンティティ定義・出力設定)を利用するユーザには、SuccessFactors上の全エンティティを参照できるOData APIアクセス権限が必要です。
必要な権限が付与されていない場合、エンティティ定義や出力設定が正常に行えない場合があります。 -
コンカレント(兼務)雇用のユーザ制御について。
本サービスでは、初期表示時にユーザが主務/兼務のいずれかを選択できるようにしています。
選択内容に基づき、SuccessFactorsへ適切なユーザトークンを取得し、OData APIを通じて対象の雇用情報にアクセスします。
これにより、コンカレント(兼務)ユーザに対しても、SuccessFactorsの権限設定に基づき正確なデータ取得が可能となっています。
なお、コンカレント(兼務)単位での本サービスの利用可否制御には制約があります。
本サービスへのアクセス権限(IASグループへの登録)はユーザ単位で管理されるため、画面遷移後にコンカレントを切り替えた場合も、本サービスの利用が継続可能な状態となります。
結果として、コンカレント単位で本サービスの利用可否を制御することはできません。
複数のコンカレントのうち1つでも権限を持つコンカレントが存在する場合、そのユーザは全てのコンカレントにおいて実質的に本サービスを利用できる状態となります。
帳票出力に関する制約事項
- 帳票に出力するデータはSuccessFactorsから取得します。
SuccessFactorsに存在しない情報は出力できません。 - 帳票テンプレートは事前に設定された内容に基づいて出力されます。
テンプレートの変更や追加をご希望の場合は、弊社までご連絡ください。 - 帳票に出力可能な画像は、SuccessFactorsの従業員画像のみです。
出力対象は「Photo」エンティティの画像(通常は顔写真)です。
他の画像を使用する場合はカスタマイズが必要です。 - 帳票出力指示画面(帳票作成機能)について(V2.1以前)
帳票出力指示画面(帳票作成機能)は、SuccessFactorsの「User」エンティティをベースに構成されています。
そのため、画面上で使用できる項目はUserエンティティの属性設定に依存します。
・ 検索項目として指定できるのは、Userエンティティの「filterable」属性が「true」に設定されている項目に限られます。
・ 一覧項目として指定できるのは、Userエンティティの「visible」属性が「true」に設定されている項目に限られます。 - 帳票出力指示画面(帳票作成機能)について(V2.2以降)
検索対象は、Userエンティティに加えて、ユーザーに紐づく(UserIDなどで関連付けられた)複数のエンティティを指定可能です(タブ表示で切り替え可能。1つのタブに複数のエンティティの項目を含むことも可能)。
・ 検索項目として指定できる範囲が拡張され、「filterable」属性が「false」の項目についても検索条件として指定可能です。ただし、検索項目として指定できるのは、「visible」属性が「true」に設定されている項目に限られます。
・ 検索条件は、文字列・数値それぞれ演算子(等しい/等しくない/より大きい/以上など)を用いて詳細に指定できます。
・ 文字列項目は、複数の値をタグ形式でまとめて指定し、一括で検索できます。
・ Picklist・マスタ項目は、検索ボックス付きの選択ダイアログを開き、一覧からチェックボックスで選択して検索できます(複数選択可)。選択肢が多い項目でも、ダイアログ内の検索ボックスで絞り込んで選択できます。
・ 日付項目はfrom/to、真偽項目ははい/いいえ/未設定のチェックボックスで指定します(従来と同様)。
・ 一覧項目として指定できるのは、従来どおり「visible」属性が「true」に設定されている項目です。 - 検索機能に関する既知の制約事項(V2.2以降)
・ 検索は、対象データを一旦取得したうえでアプリケーション内で絞り込みを行う方式のため、対象エンティティやデータ量によっては応答に時間がかかる場合があります(処理速度の低下幅はエンティティにより異なり、定量的な目安はお示しできません)。
・ 異動履歴・経歴など、レコード件数が多くなりやすいエンティティを検索対象とした場合、検索結果が一定件数を超えると、検索条件をさらに絞り込んでいただくようご案内する場合があります。 - Picklist・マスタ項目のデータ管理について(V2.2以降)
検索画面の選択ダイアログに表示するPicklist・マスタ項目のデータ(コード値および表示ラベル)は、あらかじめ管理者機能「ドロップダウン定義」にてSuccessFactorsから取得し、オプロ側のサーバーに保存したうえで使用します。
・ そのため、対象項目のコード値・ラベル情報はオプロ側で保持されます。
・ 登録済みのドロップダウン定義は、「ドロップダウン名」以外の項目(タイプ、エンティティ名、紐づけカラムなど)を変更することはできません。これらを変更する場合は、削除のうえ再登録が必要です。
・ ドロップダウン定義に登録するPicklist・マスタの選択肢データは、個人に紐づかない項目定義情報であることを前提としています。選択肢の内容に氏名など個人情報に相当する情報が含まれる項目は、ドロップダウン定義の対象に設定しないでください。
・ SuccessFactors側でPicklist・マスタの内容が更新された場合、本サービス側のデータには自動的に反映されないため、管理者による再取得(更新)作業が必要です。 - Picklist・マスタ項目の選択肢の表示範囲について(V2.2以降)
検索画面の選択ダイアログに表示するPicklist・マスタ項目のデータ(コード値・ラベル)は、管理者機能「ドロップダウン定義」の登録操作を行った管理者ユーザーの参照権限でSuccessFactorsから取得し、オプロ側のサーバーに保存しています。
・ そのため、選択ダイアログに表示される選択肢は、実際に検索を行うユーザー個別のSuccessFactors上の参照権限とは連動しません。SuccessFactors上で本来参照権限がなく閲覧できないはずの選択肢(コード値・ラベル)についても、選択ダイアログ上には表示されます。
・ なお、検索結果として表示される従業員データそのものについては、引き続き検索を実行するユーザーご自身のSuccessFactors上の権限設定に基づいて絞り込まれます。選択肢が表示されることによって、本来参照権限のない従業員データが検索結果に表示されることはありません。 -
参照権限がない項目・エンティティを検索条件に指定した場合の挙動について(V2.2以降)
検索条件に指定した項目・エンティティについて、検索を実行するユーザーがSuccessFactors上で参照権限を持たない場合、以下のとおり動作します。
なお、条件を指定しない項目・エンティティは、参照権限の有無にかかわらず検索条件には含まれません。
以下は、検索条件を指定した場合の挙動です。
【単一レコードのみ保持するエンティティ】
1従業員につき1件のみレコードを保持するエンティティNo. エンティティ
参照権限項目
参照権限検索結果 1 あり あり 検索条件に含まれる 2 あり なし 0件(※1) 3 なし - 0件 【複数レコードを保持するエンティティ】
異動履歴・学歴など、1従業員につき複数件のレコードを保持するエンティティNo. エンティティ
参照権限項目
参照権限検索結果 1 あり あり 検索条件に含まれる(※2) 2 あり なし 0件(※1・※2) 3 なし - 0件 ※1 「空である」「空でない」など値の有無のみを問う条件については、項目に参照権限がない場合でもヒットする場合があります(SuccessFactorsのOData API仕様によるものです)。
例:参照権限がない項目に対して「空でない」を条件に指定した場合、値が存在するデータはヒットします。
※2 検索結果の一覧には1件のみが表示されますが、検索は保持されている全レコードに対して実施されます。そのため、一覧に表示されているデータが検索条件に合致していない場合でも、他に保持されているレコードが条件に合致していれば、その対象者が検索結果に表示されることがあります。 - 検索結果と帳票出力の基準日について(V2.2以降)
・ 帳票出力指示画面(帳票作成(詳細検索)機能)では、検索時点の基準日が一覧表示・帳票出力の両方に適用されます。
・ 一覧表示されているデータと帳票に出力されるデータの不整合を防ぐため、検索を実行すると基準日は変更できません。
・ 基準日を変更する場合は、画面を再度開き直すか、再読み込みを行う必要があります。
多言語対応に関する制約事項
- 画面上の項目名は「英語」または「日本語」で表示されます。
表示言語は、SAP Build Work Zoneのユーザー設定に従います。
処理件数・保存に関する制約事項
- 大量の帳票出力時には、処理に時間がかかる場合があります。
出力は順次処理されるため、同時に多くの出力操作が行われた場合は待機時間が発生します。 - 1ファイルあたりの出力制限(ファイルサイズ)及び、1時間あたりのリクエスト数の制限があります。
帳票DXのご契約プランによって制限値は変わります。詳細は担当営業にご確認ください。 - 1テナントあたりの同時実行数には上限があります。
本サービスでは、1テナント(SuccessFactorsのCompany ID単位)につき、同時に帳票出力処理を実行できる人数は最大10名までです。
10名を超えるアクセスが発生した場合は、処理が空くまで待機状態となり、順番に処理が実行されます。
この制限は、SuccessFactorsおよびAPIの安定稼働のために設けられています。 - 出力された帳票は本サービス上に保存されません。
帳票の保管が必要な場合は、お客様側でダウンロード・保存をお願いします。
ドキュメント配信サービス(D3Worker)との連携による外部システムとの自動連携も可能です(別途接続サービスとの契約が必要です)。
運用・メンテナンスに関する制約事項
- SuccessFactorsの仕様により、APIリクエスト数やデータサイズに上限があります。
帳票出力時にエラーが発生する場合は、SuccessFactors側の制限(1分あたりのリクエスト回数、レスポンスサイズなど)に達している可能性があります。 - 定期的な接続証明書の更新が必要です。
本サービスとSuccessFactorsの接続には証明書を使用しており、有効期限前に弊社より更新案内を行います。 - 定期メンテナンス中はサービスをご利用いただけない場合があります。
メンテナンスは原則深夜帯などに実施します。事前にサポートニュース(メール)にて日程をご案内いたします。
直近のメンテナンス日程はこちらをご参照ください。
ご利用にあたっての注意事項
Connector for SuccessFactorsのインストールについて
Connector for SuccessFactorsのインストールを行うにあたっては、BTPのサブアカウントが必要です。
サブアカウントは、お客様にて、BTPグローバルアカウントを用いて作成いただきます。
払い出して頂いたサブアカウントを用いたConnector for SuccessFactorsのインストールや初期設定はオプロのコンサルティングチームが行います。
サブアカウントでは操作が行えない設定(お客様のBTPグローバルアカウントを用いたサブアカウントの払い出しや、IASによるSSO設定、SuccessFactorsのRole設定など)は、お客様にて実施頂きます。
※SAP Cloud Identity Services (IAS)は、SAP Business Technology Platform (SAP BTP) のサービスのグループです。
以下は帳票DX for SAP発注書に記載される注意事項例です。
参考情報としてご確認ください。
- BTP上に「帳票DX for SAP」用のサブアカウントをご準備ください。
- SuccessFactorsからBTPへはIASを用いたSSO認証が必要です。SSO認証を行うためのIASとBTPの設定は、お客様で実施いただく想定です(BTP サブアカウントとのTrust設定)。
- SSO認証を行うためのSuccessFactors上の設定は、お客様で実施いただく想定です(OAuth クライアントの作成)。
- Connector for SuccessFactors、および帳票DXの処理速度やAPI連携するサービスへのパフォーマンスの影響に関してはPoCなどで発注前にご確認ください。
- アプリ内の権限制御はSuccessFactorsの権限に従います(それ以上のご要望は別途検討が必要です)。
パフォーマンス
SuccessFactorsからODataでデータを取得する際に、SuccessFactorsに与えるパフォーマンスの影響は軽微ですが、BTP上の別のサブアカウントで動作するアプリへのパフォーマンスの影響が気になる場合は、有償トライアルやPoCコンサルティングサービス等でご発注前にご確認ください。
【パフォーマンス参考値】
- 従業員1名の帳票を出力する場合、オプロの検証環境では平均で5秒程度です。
- また帳票で出力する従業員数10名の場合は8秒前後、100名の場合は25秒前後という実績値がございます。
SLA/SLO、RPO/RTO
帳票DX for SAPにおいては、SLA/SLO、RPO/RTOのいずれも設定されません。
2025年3月1日時点における、過去5年間の稼働率の平均は99.99%です。
直近の稼働状況については、OPSSにて公開しています。
https://xa-service.trust.opro.net/
定期メンテナンスは四半期に1回を計画しており、下記サイトにて向こう1年間の計画停止日程を公開しています。
【重要】帳票DX・oproartsサーバー メンテナンスに関するお知らせ
【参考】
SLA(Service Level Agreement):「サービスレベル合意」もしくは「サービスレベル保証」と訳されます。サービス内容に関する事業者と利用者の契約を指します。
SLO(Service Level Objective):「サービスレベル目標」と訳されます。事業者が設定するサービスに関する目標です。SLAで定めた多くの指標を達成するべく、努力目標を数値化したものです。
RPO(Recovery Point Objective):障害発生時、過去の「どの時点まで」のデータを復旧させるかの目標値
RTO(Recovery Time Objective):障害発生時「どのくらいの時間で(いつまでに)」 復旧させるかを定めた目標値
帳票DX for SAPのユーザ権限(データ項目の閲覧権限とアプリの利用権限)
帳票DX for SAPは、帳票DXとConnector for SuccessFactorsを組合せたパッケージソリューションですが、それぞれに、一般ユーザ向けと管理ユーザ向けで利用可能なアプリの機能が異なります。
また、帳票DXで出力される帳票に含まれるデータは、Connector for SuccessFactorsからOData APIを介してSuccessFactorsから取得するデータが対象となります。
ConnectorアプリはSSOでログインすることでSuccessFactorsと同じロールが適用され、閲覧可能なデータ項目にも同じロールが適用されます。
これらのデータに関するアクセス権限は、SuccessFactorsで設定されるロールの設定そのものであり、このロールの設定が、IASを介してBTPアプリであるConnectors for SuccessFactorsがシングルサインオン(SSO)することによってコントロールされ、帳票出力用のデータとして取り出されます。
Connector for SuccessFactorsや帳票DXでは、帳票出力用データの権限についてコントロールしません。
IASの設定を利用せず、BTPとSuccessFactorsをベーシック認証で接続する場合、帳票DX for SAPでは、ベーシック認証に用いたユーザの権限で読み書きできるデータが帳票出力の対象となります。
(例えば、システム管理者ユーザでベーシック認証を行うと、全てのデータが出力可能になります。)
個人情報の扱い
帳票DXは、帳票出力ボタンを押下する都度、SuccessFactorsからOData経由でデータを取得し、帳票DXエンジン内にデータを保持しません。
そのため、個人情報の預託には相当しません。
なお、検索画面の選択ダイアログに使用するPicklist・マスタ項目の選択肢データ(コード値・ラベルなど、個人に紐づかない項目定義情報を想定)については、管理者機能「ドロップダウン定義」を通じてオプロ側のサーバーに保存し、利用しています。
Picklist・マスタの選択肢データに氏名・社員番号など個人情報に相当する内容が含まれる項目については、「ドロップダウン定義」の対象として設定しないようお願いいたします。
Connector for SuccessFactorsの権限
Connector for SuccessFactorsも一般ユーザと管理者ユーザで利用可能な機能が異なります。
【一般ユーザ】Connector for SuccessFactors(ユーザマニュアル)
Connector for SuccessFactorsユーザマニュアル
【管理者ユーザ】Connector for SuccessFactors(管理ユーザ向け)
Connector for SuccessFactors管理者マニュアル
帳票DXの権限
帳票DXのユーザ権限は、「管理者ロール」と「一般ロール」というロールで分けられます。
いずれのロールでも、帳票テンプレートの作成(帳票デザイン)を行うことができます。
テンプレートの作成方法は、PDF帳票と、オフィスファイル帳票(Excel/Word/PowerPoint帳票)では、作成ツールが異なります。
帳票DXのXAデザイナーを使ってテンプレート作成を行っても、Connector for SuccessFactorsに正しくログインできない場合、帳票出力が行えません。
帳票出力ができない場合は、Connector for SuccessFactorsやIASの設定もご確認ください。
また、帳票作成サービスを利用して、自社でのテンプレート作成を行わない場合など、帳票DXのユーザを意識する必要がない場合あります。不明な場合はお問い合わせください。
【一般ユーザ】XAデザイナー(PDF帳票)の概要
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/38577532794777
【一般ユーザ】XAデザイナーのログイン
https://spc.opro.net/hc/ja/articles/10983099570713
【一般ユーザ】XAデザイナーの使い方
https://spc.opro.net/hc/ja/articles/7344972018201
【一般ユーザ】DDO(Excel/Word/PowerPoint帳票)
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/37662709385625
【一般ユーザ】DDOの初期設定と使い方
https://spc.opro.net/hc/ja/articles/37830287487257
管理者は、一般ユーザがスムーズに利用できるように各種設定(セットアップ)を行う機能を扱います。
また、管理者は、帳票を出力した後の処理を自動化するための設定(D3Worker設定)を行うこともできます。D3Workerは、出力した帳票を郵送サービスや電子契約サービスに連携したり、メール配信したり、後続処理の自動化に役立ちます。
【管理者ユーザ】XAデザイナー設定
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/38076447374489
バケットと権限
帳票DXでは、テンプレートを保存する領域を『バケット』というフォルダによってコントロールできます。部署別にバケットを分けたり、試作と本番リリースを分けて管理したり、利用規模が大きくなってくると活用されることが多くなる機能です。
https://spc.opro.net/hc/ja/articles/32379345249817
【管理者ユーザ】D3Worker(外部サービス連携機能)
https://spc.opro.net/hc/ja/sections/36658927127577
後続サービス連携の設定
生成した帳票を、PDF等のファイル形式でダウンロードするだけではなく、配信や電子契約などの後続サービスと連携して業務を自動化することができます。
https://spc.opro.net/hc/ja/articles/38121381711385
帳票DX for SAPのバージョンアップについて
帳票DXは、3ヶ月毎に新バージョンがリリースされます。
リリース内容は、こちらのURLです。
https://spc.opro.net/hc/ja/articles/16062455056537
バージョンアップ予定は、通常1ヶ月前までに、各ユーザ企業の管理者にメールにて連絡され、バージョンアップ予定日に自動で反映されます。
新しいバージョンの帳票DXは、リリース前に充分なテストを行い、オプロ社内での確認を行った後、リリースしています。
検証環境などでの事前相談につきましては、OPSS(当サポートサイト)からお問い合わせください。
帳票DX for SAP価格について
帳票DX for SAPは、帳票DXとConnector for SuccessFactorsを組合せたパッケージソリューションです。
帳票DX
帳票DXの価格は、他プラットフォームでパッケージされているエンジンと同じ価格体系となっています( 価格はフォームよりお問い合わせください)
Connector for SuccessFactors
Connector for SuccessFactorsの価格は、従業員数などによって変わります。
SuccessFactors Employee Central(EC)に登録されている従業員10,000人毎、もしくはConnector for SuccessFactorsにログインして操作を行うユーザの月間利用数(Active User) 100AU毎に月額100,000円(税別)となります。
- 例1) 登録従業員数32,500人、AU3,000人の場合、Connectorは月額3,000,000円(税別)
- 例2) 登録従業員数5,500人、AU500人の場合、Connectorは月額500,000円(税別)
CSP(Customer Success Plan)
CSPは、帳票DXシリーズを迅速に使い始め、確実に効果を出すための支援を行う有償サービスです。
月額費用の販売価格20%となります。
帳票作成サービス
A4サイズ1枚(マッピング項目50項目まで):1,000,000円〜(税別)
PoCコンサルティング/導入コンサルティング
1人月:256万円(時給16,000円✕160時間)税別
改訂履歴
2025年3月21日:初版
2025年6月17日:2版(URLおよび文言修正)
2025年7月11日:3版(制約事項セクション追加)
2025年7月18日:4版(ユーザー・権限に関する制約事項の記載変更)
2025年7月25日:5版(コンカレント(兼務)雇用のユーザ制御に関する記載変更)
2026年9月13日:6版(複数エンティティ検索対応(V2.2)に伴う制約事項・個人情報の扱いの更新)