本記事では、D3Workerの文書化サービス「ダミー文書」サービスについてご紹介します。
※サービス設定がメインの記事ではないので、D3Workerへのログインやサービスの新規作成など、基本的な操作の説明は省略しています。
D3Workerのサービス「ダミー文書」とは
このサービスは「文書の生成をしない」文書化サービスです。
文書の生成を必要としないワークを作成する際に使用します。
D3Workerの仕様として文書化サービスが空のエンベロープを作成することはできないので、
この「ダミー文書」サービスを文書化サービスに指定することで文書を生成しないワークが作成できます。
「ダミー文書」サービスの使い方
「ダミー文書」サービスに設定項目はありませんので、サービス作成画面にて「ダミー文書」サービスを選択したら、そのまま保存します。
エンベロープの文書化サービスに作成した「ダミー文書」サービスを指定します。
ワークの「文書とデータマッピング」設定では、何も入力せず保存します。
活用例: D3Workerに受け渡されたデータを文面に用いたメール送信
「D3Workerのワーク実行で自動メール配信をしたいけれど、配信したい内容はメールの文面のみであって、文書の作成は必要ない」というケースを想定します。
※仮の文書を生成して添付はしないという策も取れますが、そのために本来不要な帳票テンプレートを用意して帳票生成するのは非効率なので、「ダミー文書」サービスの使用をお勧めします。
- 上で説明したように「ダミー文書」サービスを設定します。
- メール送信については、以下のようなデータソースを用いて、以下のような文面のメールを送信するものとします。
メール送信のサービス設定についてはこちらをご参照ください。
データソース
メール雛形
メール本文詳細
このワークを実行すると、、、
文書は生成されずに、メール送信のみが行われます。
終わりに
使用頻度はそれほど高くないかもしれませんが、
文書の生成が不要である場合に必ず使うのが「ダミー文書」サービスです。
「ダミー文書」をご利用の際は是非ご活用ください。