本記事では、D3Workerの「Salesforce Files [文書化]」サービス設定方法をご紹介します。
<D3Workerのサービス「Salesforce Files [文書化]」とは>
Salesforce Filesのファイルを文書として用いるサービスです。
ライブラリまたは添付からファイルを取得します。
では、早速サービスの設定についてご説明します。
<サービスの設定方法>
1.D3Workerへログインします。
2.ログイン後、「サービス」タブを選択します。
3.サービスを定義するため、「新規作成」を選択します。
4.サービスタイプの選択にて「Salesforce Files [文書化]」を選択します。
※ご利用中のD3Workerテナントで当サービスが存在しない場合、弊社サポートにお問合せください。
5.サービス内の各項目を設定していきます。
「Salesforce Files [文書化]」サービスで取得するファイルの取得元は「ライブラリ・フォルダ」「 オブジェクトのレコード」「ファイルのID」のいずれかで指定することができます。
以下に各設定について説明します。
5.1 ライブラリ・フォルダのファイルを利用する場合
項目名 | 説明 | 必須 |
ファイルの取得元 |
ライブラリ(複数ファイル)
ライブラリ(単一ファイル) ※タイトルまたはタイトルと拡張子で特定した単一のファイルを取得します。 |
〇 |
ファイルの取得順 |
複数ファイルの取得順を指定できます。 |
〇 |
ライブラリ |
ライブラリ内のファイルを取得する場合は、ファイルが公開されているライブラリ名を指定します。 |
〇 |
フォルダ |
フォルダ内のファイルを取得する場合は、「フォルダ1/フォルダ2」のように、ファイルが登録されているフォルダを「/」区切りで指定してください。 |
|
タイトル |
ライブラリまたはフォルダ内のファイルをファイル名で絞り込む(特定する)ために用いられます。 ※タイトルは完全一致です。*や?のワイルドカードは使えません。 |
※ |
拡張子 |
ライブラリまたはフォルダ内のファイルを拡張子で絞り込む(特定する)ために用いられます。 ※PDFファイルを指定する場合は「pdf」と指定します。 |
|
※単一ファイルを取得する場合、少なくともタイトルの指定が必須となります。
5.2 オブジェクトのレコードに添付されたファイルを利用する場合
項目名 | 説明 | 必須 |
ファイルの取得元 |
添付(複数ファイル)
添付(単一ファイル) オブジェクトのレコードに添付された単一のSalesforce Filesのファイルを取得し、文書とします。 ※タイトルまたはタイトルと拡張子で特定した単一のファイルを取得します。 |
〇 |
ファイルの取得順 |
複数ファイルの取得順を指定できます。 |
〇 |
オブジェクトレコードのID |
添付ファイルを取得するレコードのIDは、エンベロープで設定します。 |
|
タイトル |
添付ファイルをファイル名で絞り込む(特定する)ために使用します。 ※タイトルは完全一致です。*や?のワイルドカードは使えません。 |
※ |
拡張子 |
添付ファイルを拡張子で絞り込む(特定する)ために使用します。 ※PDFファイルを指定する場合は「pdf」と指定します。 |
|
※単一ファイルを取得する場合、少なくともタイトルの指定が必須となります。
5.3 指定したIDが示すファイルを利用する場合
項目名 | 説明 | 必須 |
ファイルの取得元 |
ファイルのID ※ファイルのIDは、エンベロープで設定します。 |
〇 |
5.画面左下の「保存」ボタンをクリックします。
6.サービス設定画面上部のSalesforceへの接続から「接続」をクリックし、Salesforceアカウントのサインインを行います。
接続の確認が取れたら設定完了です。
[接続の確認]ボタンをクリックすると、接続しているSalesforceのユーザ名が表示されます。
設定のイメージをつかんでいただければ幸いです。
「Salesforce Files [文書化]」をご利用の際はご活用ください。