サインイン
Language
日本語 English

このセクションの記事

  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(1)】はじめに
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(2)】OPRO Document Designer for Officeについて
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(3)】帳票作成
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(4)】PDF レイアウト作成
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(5)】Excelレイアウト作成
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(6)】Wordレイアウト作成
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(7)】PowerPointレイアウト作成
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(8)】D3Worker連携
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(9)】帳票出力(ヘッダー明細・一覧)
  • 【ハンズオン】帳票DX for Salesforce 機能活用セミナー PDF編【動画】

【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(4)】PDF レイアウト作成

Avatar
OPRO Support staff
  • 2025年11月19日 05:53
  • 更新

※本記事は【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(3)】帳票作成 の 1~4までの設定が完了している前提の内容です。

※出力形式「PDF」のレイアウトを作成します。

 

<PDF レイアウトの作成>

ヘッダー明細型の「見積書」を作成する方法を例に説明します。

完成イメージ)

22.png

 

1.帳票設定の画面で[レイアウト]ボタンをクリックします。

2024-08-08_14h52_03.png

 

[レイアウト]ボタンをクリックすると画面が表示されます。

2024-08-08_14h57_04.png

 

PDFレイアウト作成方法は三つあります。

  • 白紙から作成
  • ローカルのPDFファイルから作成※v1.90.0から使用可能
  • マイテンプレート(XAバケット内の既存テンプレートを用いて作成)※v1.90.0から使用可能

 

この記事では「白紙から作成」した場合の手順をご説明します。

「ローカルのPDFファイルから作成」「マイテンプレート」からの作成方法は以下の記事をご確認ください。

【帳票DX for Salesforce】レイアウトを既存テンプレート・ローカルのPDFから作成する方法

 

XAデザイナーの画面に遷移します。
画面右側に設定レコードで定義した主オブジェクトと明細オブジェクトが表示されます。

2.png

2.TableRegion を設置します。

TableRegion は、明細のある帳票を作成する場合に使用します。

TableRegion のアイコンをクリックし、レイアウトの中でクリックします。

3.png

************************************************************************************************************

Point

配置した直後はマウスカーソルが「+」の形になっていますが、キーボードのEscを押すか、画面上の「要素の選択/移動/変形」ツール(カーソルマーク)をクリックすることで元のカーソルに戻ります。

4.png

************************************************************************************************************

表示された TableRegion のサイズを調整します。

detail が明細を表現する領域です。明細の数分、この領域が繰り返されます。

例)サイズ調整後

5.png

3.TableRegionで使用するバンドにチェックを付けます。 

例)table header、column header、table footerにチェック

TableRegionを①ダブルクリックし、②[要素]タブに移動して、③使用するバンドをクリックします。

6.png

④ table header、column header、table footerにチェックを付けます。

7.png

************************************************************************************************************

Point

各バンドの役割については、以下の記事をご覧ください。

【XA】TableRegionと各バンドの動き

************************************************************************************************************

各サイズを調整します。

例)サイズ調整後

8.png

************************************************************************************************************

Point

縦の罫線の設定

・追加

カーソルを最上部の横線付近にあて、表示された「+」をクリックします。

9.png

・削除

カーソルを内部の縦線付近にあて、表示されたゴミ箱のアイコンをクリックします。

10.png

・不可視

カーソルを内部の縦線付近にあて、表示された目のアイコンをクリックします。
バンド毎に縦線を不可視にできます。不可視の場合、レイアウト設定画面上では点線になります。

11.png

************************************************************************************************************

4.各バンドに要素を配置します。

15.png

デザイナー上で配置できる部品のことを「要素」と呼びます。

要素は、Text、Shape、Line、Path、Image、TableRegion の6種類あります。

画面上部のツールバーから配置したい要素を選択し、レイアウト上をクリックすると、選択した要素を配置できます。

12.png

要素を配置した直後はマウスカーソルが「+」の形になっており、連続で要素を配置できる状態になっています。

元のマウスカーソルに戻すにはキーボードのEscを押すか、画面上の「要素の選択/移動/変形」ツール(カーソルマーク)をクリックしてください。

4.png

例)Text で文字列「見積書」を設置

レイアウト上に置いた Text をダブルクリックして、中身の文字列を編集します。

13.png

Text をクリックして[要素]タブを選択すると、Text のスタイル設定があります。
文字の大きさ等を変更することができます。

14.png

5.Salesforceから取得したデータを出力する要素(動的要素)を設置します。

[データセット]タブをクリックすると、設定レコードで定義した主オブジェクトと明細オブジェクトが表示されます。それぞれ (▶) ボタンをクリックすると各項目が表示されます。

16.png

項目をレイアウト上にドラッグ&ドロップすることで設置することができます。

17.png

************************************************************************************************************

Point

各データセットの鉛筆マークをクリックすると、データセットの設定を編集することができます。

17_2.png

例では、商談のデータセットの設定を編集します。

■CSV

※[CSV]タブ内の内容は変更しないようご注意ください。

17_3.png

■出力項目

[+]ボタンをクリックすることで式を作成することができます。

17_4.png

例)Salesforceから取得した取引先名のデータに「御中」を文字列結合したい場合

項目や関数等はクリックすることで「式」の枠内に挿入されます。「式」枠内で直接文字列を入力することも可能です。
固定の文字列「御中」は半角のシングルクォーテーションで囲みます。例では、半角スペースと御中をシングルクォーテーションで囲んでいます。

17_5.png

式の設定が完了したら、チェックマークをクリックして保存します。

17_6.png

■出力詳細

出力フォーマット、ソート順、グループ順、出力条件を指定することができます。

例では、Salesforceの「金額」項目を出力する際のフォーマットを「¥#,##0」で指定しています。

17_7.png

 

データセットの設定が完了したら、[適用して閉じる]ボタンをクリックします。

17_8.png

 

[出力項目]タブで作成した式と設置済みの動的要素を入れ替えたい場合は、以下の手順です。

①入れ替えたい動的要素をクリックし、②[要素]タブに移動します。③[データ]タブを選択して、④「項目」の選択リストをクリックします。

17_9.png

⑤作成した式を選択します。
選択後、レイアウト上の表記も変わっていることを確認してください。

17_10.png

************************************************************************************************************

すべて設置したレイアウトがこちらです。

18.png

6.TableRegion とデータセットを紐づけます。

①TableRegion をダブルクリックし、②[要素]タブに移動して、③「データセットとバンドグループの設定」をクリックします。

19.png

④データセット(主オブジェクトと明細オブジェクト)が表示されるので、明細オブジェクトを選択して、⑤[適用して閉じる]ボタンをクリックします。

20.png

7.レイアウトを保存します。

21.png

 

レイアウトの作成手順は以上です。

出力方法については、以下の記事をご覧ください。

【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(9)】帳票出力(ヘッダー明細・一覧)

ページの先頭へ戻る

関連記事

  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(3)】帳票作成
  • 【帳票DX for Salesforce ユーザガイド(5)】Excelレイアウト作成
  • 【TECH COLUMN】XAデザイナ機能紹介_ファイルインポート/明細番号/総ページ出力
  • 各製品のドキュメント
  • 【v2.23】契約自動更新機能
株式会社オプロ