<出力設定>
実行方法には2通りの方法があります。
◆Apex Schedulerを使用して実行する
◆ボタンをクリックして実行する
◆Apex Schedulerを使用して実行する
こちらの方法では、レコードの特定のチェックボックス項目が「false」の場合に自動的に郵送/FAX/ファイル配信が実行されるよう設定が可能です。
成功/エラーを問わず、ジョブの登録後は指定されたチェックボックスフィールドの値が「true」に更新されます。
今回は「郵送」のキャプチャを例に設定方法をご紹介しますが、「FAX」「ファイル配信」の場合も同様の設定方法となります。
1.「郵送」「FAX」「ファイル配信」レコードの「送付情報/帳票に使うオブジェクト」で指定したオブジェクトに任意のチェックボックス項目を用意します。
2.「郵送」「FAX」「ファイル配信」レコードの詳細画面で[出力]ボタンをクリックします。
3.自動ジョブ登録で「有効」を選択します。
4.自動ジョブ登録制御項目の指定で項目を指定します。
5.[保存]ボタンをクリックします。
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Point
Apex Schedulerには以下の制約があります。
◼ 1時間毎に実行されるタスクが5個登録されます。個数はカスタム設定で変更できます。
(最小5個、最大12個です。時刻の指定はできません)
◼ 1回のタスクで登録されきれなかったジョブは次回以降のタスクで引き続き処理されます。
◼ タスクはここで保存操作をおこなったユーザの権限で実行されます。
◼ 「郵送」「FAX」「ファイル配信」オブジェクトの参照/「郵送」「FAX」「ファイル配信」オブジェクトの作成/データ元オブジェクトの参照・更新権限が必要です。
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注意
成功/失敗の確認は「郵送履歴」「FAX履歴」「ファイル配信履歴」レコードから確認する為、対象レコード上からは成功/失敗は確認できません。
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◆ボタンをクリックして実行する
こちらの方法では、「送付情報/帳票に使うオブジェクト」で選択したオブジェクトに実行ボタンを作成し、ボタンをクリックした際に郵送/FAX/ファイル配信が実行されます。
1.「郵送」「FAX」「ファイル配信」レコードの詳細画面で[出力]ボタンをクリックします。
2.自動ジョブ登録で「無効」を選択します。
3.手動ジョブ登録:「ボタンの種類」を選択し、「ボタンのラベル」「ボタンの名前」を入力します。「ボタンの説明」は任意に入力します。
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Point
ボタンの種類では、
詳細ページに設置する場合は「詳細ボタン」
リストページに設置する場合は「リストボタン」
を選択します。
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4.[生成]ボタンをクリックします。
5.[保存]ボタンをクリックします。
6.ボタンを配置するオブジェクトの[設定] > [オブジェクトを編集]をクリックします。
■ボタンの種類で「詳細ボタン」を選択した場合
7.ページレイアウト設定で作成したボタンを配置させ、設定を保存します。
8.設置されたボタンをクリックし、実行します。
■ボタンの種類で「リストボタン」を選択した場合
7.[リストビューボタンレイアウト] > リストビューの[編集]をクリックします。
8.カスタムボタンの「利用可能なボタン」に作成したボタンが表示されるので、ボタンを選択して[追加]をクリックし、「選択したボタン」に移動させ、[保存]をクリックします。