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概要
このマニュアルでは、帳票DX for Salesforceを使用するために必要なSalesforce上の動作環境設定について説明します。
会社情報の登録からユーザ情報、項目情報の設定まで、段階的にセットアップしていきます。
全体の流れ
このマニュアルでは、以下の4つのステップに従って設定を進めます。
- 会社情報
- プロファイルの設定
- ユーザ情報の設定
- 項目情報の設定
本マニュアルでは一般的な例を挙げて説明します。
画面項目の詳細な説明や本マニュアルにない設定情報については、Salesforce内のヘルプを参照してください。
1. 会社情報
会社名や住所といった会社情報を登録します。
ここでは会社名の入力を例に説明します。
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画面右上の設定アイコン「⚙」をクリックし、「設定」をクリックします。
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「ホーム」画面が表示されます。左側のメニューから「会社の設定」>「組織情報」をクリックします。
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「組織情報」画面が表示されます。「編集」ボタンをクリックします。
💡補足「組織情報」画面を下へスクロールすると、購入したライセンスを確認できます。
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「組織情報」の編集画面が表示されます。「組織名」に会社名を入力します。
画面下の「保存」ボタンをクリックします。
💡補足住所を入力する場合、「国」には「JP」と入力します。「郵便番号」のハイフンは任意です。
正しい住所が入力されると、保存後にGoogleMapが表示されます。
- 「組織情報」画面が表示されますので、入力した情報が正しいことを確認します。
2. プロファイルの設定
システム管理者以外のユーザーを使用する場合、プロファイルを編集して権限を付与する必要があります。
編集できない標準プロファイルの場合は、プロファイルをコピーして新規に作成し、それを編集して各ユーザに割り当ててください。
プロファイルでは、オブジェクトおよびデータへのユーザのアクセス方法や、帳票DX for Salesforceで実行できる操作を定義します。
ユーザ作成時に、各ユーザにプロファイル(権限)を割り当てます。
2.1 「標準 Salesforce Platform」プロファイルをコピーする
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プロファイル一覧を表示する 画面右上の設定アイコン「⚙」をクリックし、「設定」をクリックします。
「ホーム」画面が表示されます。 左側のメニューから「ユーザ」>「プロファイル」をクリックします。
「プロファイル」画面が表示されます。画面下部の「次へ」ボタンをクリックします。
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プロファイルをコピーする 「標準 Platform ユーザ」の「コピー」リンクをクリックします。
「プロファイルのコピー」画面が表示されます。「プロファイル名」に任意の値を入力します。
ここでは「帳票DX for Salesforce ユーザ」と入力し、「保存」ボタンをクリックします。
「プロファイル 帳票DX for Salesforce ユーザ」画面が表示されます。
2.2 プロファイルの基本設定を行う
プロファイルの詳細設定
次の項目を編集します。
- ページレイアウト
- 項目レベルセキュリティ
- タブの設定
- オブジェクト権限
- APIの有効化
- Apexクラスの有効化
- Visualforceページの有効化
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ページレイアウトを編集する
画面を下へスクロールし、「ページレイアウト」>「カスタムオブジェクトレイアウト」を表示します。
例として、「項目」の「Report Field Layout」リンクをクリックします。💡補足「カスタムオブジェクトレイアウト」では、プロファイルごとに項目の並びを設定できます。
「項目」のオブジェクトレイアウト編集画面が表示されます。必要に応じて編集します。
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項目レベルセキュリティを編集する
画面を下へスクロールし、「項目レベルセキュリティ」>「カスタム項目レベルセキュリティ」を表示します。
例として、「項目」の「参照」リンクをクリックします。
「帳票DX for Salesforce ユーザプロファイルの項目レベルセキュリティ」画面が表示されます。
「編集」ボタンをクリックします。
項目ごとに「参照アクセス権」「編集アクセス権」にチェックを付けます。 「保存」ボタンをクリックします。
チェックを付けた項目が正しいことを確認します。
「プロファイルに戻る」ボタンをクリックしてプロファイル編集に戻ります。⚠️注意間違っている場合は「編集」ボタンをクリックして
「2.2 プロファイルの基本設定を行う > 項目レベルセキュリティを編集する」の手順を最初から実行し、
「参照アクセス権」「編集アクセス権」を設定し直してください。
2.3 プロファイルの権限を設定する
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APIの有効化
画面を上へスクロールし、「プロファイル」画面上部の「編集」ボタンをクリックします。
💡補足タブ設定では、次のことができます。
- 「すべてのタブ」ページでの表示・非表示
- 関連するアプリケーションでの表示・非表示
- アプリケーションランチャーおよびナビゲーションメニューでの表示・非表示
「プロファイルの編集」画面が表示されます。画面を下へスクロールし、「タブの設定」>「カスタムタブの設定」を表示します。
例として、「出力履歴」を表示する設定をします。リストボックスから「デフォルトで表示」を選択します。選択項目 説明 「タブを隠す」 「すべてのタブ」ページに表示されず、どのアプリケーションにも表示されません。 「デフォルトで非表示」 「すべてのタブ」ページに表示されます。関連するアプリケーションの表示タブには表示されません。どのアプリケーションでもタブが表示されるようにカスタマイズできます。 「デフォルトで表示」 「すべてのタブ」ページに表示され、関連するアプリケーションの表示タブにも表示されます。
画面を下へスクロールし、「システム管理者権限」>「APIの有効化」にチェックを入れます。
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オブジェクト権限を設定する
画面を下へスクロールし、「オブジェクト権限」>「カスタムオブジェクト権限」を表示します。
例として、「項目」の権限を設定します。 「基本アクセス」の「参照」「作成」「編集」「削除」にチェックを付けます。項目名 説明 基本アクセス チェックを付けると、以下の操作ができるようになります。
「参照」:参照できます。
「作成」:レコードを新規作成できます。
「編集」:更新できます。
「削除」:削除できます。💡補足「基本アクセス」のオブジェクト権限は必要に応じて変更するようにしてください。
⚠️注意「データ管理」の「すべて表示」「すべて変更」にはチェックを付けないでください。
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設定を保存する
「カスタムタブの設定」と「カスタムオブジェクト権限」の設定が終了したら、画面を下へスクロールし、「保存」ボタンをクリックして設定を保存します。
💡補足プロファイル設定の詳細については、Salesforceのヘルプ記事をご覧ください。
2.4 カスタム機能の権限を有効化する
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Apexクラスを有効化する
保存したプロファイルの詳細画面を開き、下へスクロールします。「有効なApexクラス」の「編集」ボタンをクリックします。
「有効化されたApexクラス」に「docutizexa」で始まるクラスがすべて含まれていることを確認します。
含まれていないクラスがある場合は追加して「保存」をクリックしてください。
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Visualforceページを有効化する
プロファイル詳細画面に戻り、「有効なVisualforceページアクセス」の「編集」ボタンをクリックします。
「docutizexa」で始まる「利用可能なVisualforceページ」を「有効化されたVisualforceページ」に追加します。💡補足「document_dx_」で始まるものは作成したテンプレートのVisualforceページになるため、プロファイルによって非公開にしたい場合は追加せず残します。
3. ユーザ情報の設定
ユーザ情報を管理します。
3.1 新規ユーザの登録
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ユーザ登録画面を開く
画面右上の設定アイコン「⚙」をクリックし、「設定」をクリックします。
「ホーム」画面が表示されます。左側のメニューから「ユーザ」>「ユーザ」をクリックします。
「ユーザ」画面が表示されます。「新規ユーザ」ボタンをクリックします。
編集画面が表示されます。
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基本情報を入力する
「姓」を入力します。
💡補足入力後、カーソルを次の項目に移動すると、「別名」に同じ値が自動入力されます。
「メール」を入力します。
💡補足入力後、カーソルを次の項目に移動すると、「ユーザ名」「ニックネーム」が自動入力されます。
⚠️注意ユーザ名は以下の条件を満たす値を入力してください。
- メールアドレス形式であること(manual1@opro.jp など)
- すべてのSalesforce組織で一意であること
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ユーザライセンスとプロファイルを設定する
Salesforceのエディションが以下のいずれかに該当する場合、「ロール」からユーザの種類を選択します。
・Professional Edition
・Enterprise Edition
・Unlimited Edition
・Performance Edition
・Developer Edition💡補足エディションの確認方法
- ユーザアイコンをクリックして「Salesforce Classicに切り替え」を選択
- 「設定」を選択
- 「管理」を選択
- 「管理画面」が表示されます。画面左上にエディション名が表示されます。
「ユーザライセンス」で「Salesforce Platform」が選択されていることを確認します。
「プロファイル」で「帳票DX for Salesforce ユーザ」を選択します。
💡補足「2. プロファイルの設定」セクションで作成したプロファイルを選択します。
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パスワード設定と保存
「パスワードをリセットしてユーザに通知する」にチェックが付いていることを確認します。
⚠️注意このオプションにチェックが付いている場合、新規ユーザにログイン名と仮パスワードがメールで通知されます。
新規ユーザは7日以内にメール内のリンクをクリックし、パスワードを変更する必要があります。そのほか必要事項を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。入力した情報が正しいことを確認します。
3.2 既存ユーザの修正
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修正するユーザを選択する
画面右上の設定アイコン「⚙」をクリックし、「設定」をクリックします。
「ホーム」画面が表示されます。左側のメニューから「ユーザ」>「ユーザ」をクリックします。
「ユーザ」画面が表示されます。修正するユーザを確認し、「編集」をクリックします。
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情報を修正する
ユーザの編集画面が表示されます。必要に応じて項目内容を修正し、「保存」ボタンをクリックします。
💡補足「設定画面をデフォルトページに設定」にチェックが付いている場合、ユーザがログインした際に設定画面が初期表示されます。
一般ユーザの場合、チェックが付いていないことを確認してください。
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修正内容を確認する
「ユーザ」画面が表示されます。修正内容を確認する場合、「氏名」や「別名」などのリンクをクリックし、確認画面を表示します。
4. 項目情報の設定
4.1 新規項目の作成
ここでは商談オブジェクトに「発行日」を追加する手順を例に説明します。
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オブジェクトマネージャを開く
画面右上の設定アイコン「⚙」をクリックし、「設定」をクリックします。
「ホーム」画面が表示されます。左側のメニューから「オブジェクトおよび項目」>「オブジェクトマネージャ」をクリックします。
「オブジェクトマネージャ」画面が表示されます。「商談」リンクをクリックします。
💡補足クイック検索でオブジェクトを検索すると即座に見つけることができます。
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項目とリレーションを表示する
「商談」画面が表示されます。「項目とリレーション」をクリックします。
商談で使用する項目が一覧で表示されます。「新規」をクリックします。
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データ型を選択する
「カスタム項目の新規作成」画面の「データ型の選択」が表示されます。
作成する項目のデータ型を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
ここでは「日付」を選択します。
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項目の詳細を入力する
「詳細を入力」画面が表示されます。「項目の表示ラベル」と「項目名」を入力します。
💡補足「項目名」は、「項目とリレーション」内で重複しない値を設定してください。
そのほか必要事項を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
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項目レベルセキュリティを設定する
Salesforceのエディションが以下のいずれかに該当する場合、「項目レベルセキュリティの設定」画面が表示されます。
・Enterprise Edition
・Unlimited Edition
・Performance Edition
・Developer Edition
必要に応じて、ユーザ種別ごとに項目の参照/編集の可否を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。チェックの状態 参照 編集 「参照可能」にのみチェックが付いている場合 ○ ○ 「参照可能」と「参照のみ」にチェックが付いている場合 ○ × チェックが付いていない場合 × × -
ページレイアウトに追加する 項目を追加する対象のページレイアウトが選択されていることを確認し、「保存」ボタンをクリックします。
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項目が作成されたことを確認する
「項目とリレーション」画面が表示されます。項目が作成されたことを確認します。
詳細内容を確認する場合、「項目の表示ラベル」のリンクをクリックし、確認画面を表示します。
4.2 既存項目の修正
ここでは商談の「発行日」のデータ型を修正する手順を例に説明します。
標準オブジェクトの標準項目は修正できません。「新規項目の作成」で作成した項目のみ修正できます。
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オブジェクトマネージャを開く
画面右上の設定アイコン「⚙」をクリックし、「設定」をクリックします。
「ホーム」画面が表示されます。左側のメニューから「オブジェクトおよび項目」>「オブジェクトマネージャ」をクリックします。
「オブジェクトマネージャ」画面が表示されます。「商談」リンクをクリックします。
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修正する項目を選択する
「商談」画面が表示されます。「項目とリレーション」をクリックします。
商談で使用する項目が一覧で表示されます。 修正する項目の「▼」ボタンをクリックし、「編集」をクリックします。💡補足「項目の表示ラベル」のリンクをクリックすると、確認画面が表示されます。
確認画面の「編集」ボタンからも修正できます。
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データ型を変更する
「発行日」の編集画面が表示されます。「データ型の変更」ボタンをクリックします。
「データ型の選択」が表示されます。データ型を選択します。(ここでは「日付」から「日付/時間」に変更します。)
「既存の項目のデータ型を変更すると、既存のデータは失われます。」というメッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。「日付/時間」が選択されたことを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
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詳細情報を保存する
「詳細を入力」画面が表示されます。「保存」ボタンをクリックします。
💡補足「次へ」ボタンをクリックすると、「項目レベルセキュリティの設定」が表示され、ユーザ種別ごとの項目の参照/編集の可否を修正できます。
確認画面の「項目レベルセキュリティの設定」ボタンからも修正できます。
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修正が完了したことを確認する
「項目とリレーション」画面が表示されます。「発行日」のデータ型が修正されたことを確認します。
完了
動作環境(Salesforce)の設定はすべて完了しました。
これで帳票DX for Salesforceをご利用いただくための基盤が整いました。