今回は、Salesforce社が提供するQuote Billing Starter PackとOPROARTSを連携し、請求書を作成する手順をご紹介します。
◎設定手順
1.OPROARTSConnectorをインストール
2.テンプレートの作成
3.請求オブジェクトにボタンを設置
◎OPROARTSConnectorをインストール
まずは、OPROARTSConnectorをインストールします。
OPROARTConnectorのインストール方法や設定の方法はこちらのOPROARTS Connector for Salesforceセットアップガイドをご参照ください。
◎テンプレート作成
今回は次のような帳票テンプレートを準備します。ここでは、「Invoice_QBStarterPack」という名前でテンプレートを作成します。
帳票テンプレートはオプロのデザイナーで作成します。詳しくは、こちらのマニュアルをご参照ください。
◎請求オブジェクトにボタンを設置
テンプレートを作成したら、Visualforce ページを作成します。
①テンプレート配備ウィザードの「出力アクションの作成」で必要事項を設定し、「生成」をクリックします。
②生成されたVisualforceページコードを全選択してコピーします。
③設定>カスタムコード>Visualforceページを選択し、[新規]をクリックします。
④以下のように設定を行い[保存]をクリックします。
表示ラベル:請求書
名前:Invoice
Lightning Experience、Lightning コミュニティ、
およびモバイルアプリケーションで利用可能:チェックを入れる
内容:コピーしたソースの内容
次に、ボタンを作成します。
①ボタンを置くオブジェクトの設定ページで、「ボタン、リンク、およびアクション」をクリックし、「新規アクション」からアクションを作成します。
②以下のように設定を行い「保存」します。
・アクション種別:カスタムVisualforce
・Visualforceページ:④で作成したVisualforceページを指定
・高さ:変更なし
・表示ラベル:請求書発行
・名前:Invoicing
③ボタンを置くオブジェクトの設定ページで、[ページレイアウト]>ボタンを置きたい[ページレイアウト名]の順にクリックします。
④[モバイルおよび Lightning のアクション]から②で作成したアクションをSalesforce モバイルおよびLightning Experience のアクションの枠内にドラッグ&ドロップし、保存します。
請求詳細ページにボタンが作成されました。
ボタンをクリックすると帳票が出力されます。