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【TECH COLUMN】CSV連携でD3Workerを利用して電子署名する

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OPRO Support staff
  • 2026年08月03日 07:16
  • 更新

[toc] 
 

概要

本記事では、CSVデータを用いてD3Workerへリクエストし、GMOサインで電子署名したPDFをOPROARTS Driveに保存してWeb配信する手順を説明します。

 

用語説明

GMOサイン

GMOクラウド株式会社が提供する電子署名サービスです。

💡
補足

GMOサインの詳細は、GMOサイン公式サイトをご参照ください。

OPROARTS Drive

企業向けのセキュアで利便性の高いクラウド型ファイル共有サービス「Fleekdrive」をOPROARTSと連携するサービスです。

💡
補足

Fleekdriveの詳細は、Fleekdrive公式サイトをご参照ください。

 


前提条件

  • OPROARTSで帳票テンプレートを作成済みである。
  • GMOサインのアカウントを保有している。
  • OPROARTS Driveのアカウントを保有している。
  • CSVデータが準備されている。

 


事前準備

帳票テンプレートの準備

OPROARTSで生成する帳票のテンプレートとして、契約書のデザインを作成します。

💡
補足

CSVフィールドは、ワーク設定時のマッピングと一致するよう準備してください。

 


ワーク構成の理解

D3Workerでは「ワーク」という処理単位を実行することで、様々なサービスを実現します。
本記事では、GMOサイン側で署名をおこなうため、ワークを2つに分けて作成します。

 

ワーク1:CSV データ送信~ PDF 生成・署名依頼

CSVデータを用いてD3Workerにリクエストし、生成したPDFファイルをGMOサインに送信します。
本ワークの実行後は、署名依頼先の担当者が署名を完了するまで待機し、ワーク2を実行してください。

ワーク2:署名済み PDF 保存・メール配信

電子署名されたPDFをOPROARTS Driveに保存し、メール配信します。
 


ワーク1:CSV データ送信~ PDF 生成・署名依頼

サービス設定

以下の2つのサービスを作成します。

サービス名 用途
OPROARTSサービス 署名対象のPDFを生成する
GMOサイン - 署名待機/ワーク実行 GMOサインにPDFを送信する
💡
補足

各サービスの設定方法については、以下の記事をご参照ください。

D3Workerのサービス設定(OPROARTS連携)

D3Workerのサービス設定(GMOサイン - 署名待機ワーク実行)

 


エンベロープ設定

  1. 名称と属性に任意の値を設定します。
  2. 文書化サービスに「OPROARTS」を基に作成したサービスを選択します。

     

  3. 配送サービスに「GMOサイン - 署名待機/ワーク実行」を基に作成したサービスを選択します。

    ⚠️
    注意

    後半のワークに配信通知先メールアドレスを動的に指定するため、パラメータ{配信通知メール宛先}を用意してください。

 


ワーク設定

データソース設定

  1. 使用するCSVデータのフィールドを順番に追加します。
  2. CSVデータの先頭行がフィールド名である場合は、「ファイルを選択」をクリックしてCSVファイルを選択してください。
  3. 「実行」をクリックすると、各フィールドが自動で追加されます。

 

エンベロープ設定

  1. エンベロープフィールドに「データソースの番号」を選択します。
  2. パラメータ{配信通知メール宛先}にデータソースのフィールド [配信通知メール宛先] を割り当てます。


 

文書とデータのマッピング

  1. 作成した帳票テンプレートに合わせてデータソースのフィールドを割り当てます。
  2. テンプレート名には、OPROARTS Designerで作成した帳票テンプレート名の先頭に live_ を付けた文字列を入力してください。

 

すべての設定が完了したら、ワークを保存します。

 


ワーク2:署名済み PDF 保存・メール配信

サービス設定

以下の2つのサービスを作成します。

サービス名 用途
アップロード文書 GMOサインから渡される署名済みPDFを受け取る
OPROARTS Drive [配送] PDFをOPROARTS Driveに保存する
💡
補足

各サービスの設定方法については、以下をご参照ください。

D3Workerのサービス設定(アップロード文書)

D3Workerのサービス設定(OPROARTS Drive [配送])

 


エンベロープ設定

  1. 名称と属性に任意の値を設定します。
  2. 文書化サービスに「アップロード文書」を基に作成したサービスを選択します。
  3. 配送サービスに「OPROARTS Drive [配送]」を基に作成したサービスを選択します。

 

配送サービスの詳細設定

  1. 「配信する」にチェックを入れます。
  2. 通知メールの送信先に{通知メール宛先}パラメータを用意します。
    ワーク設定でこのパラメータに、メールアドレスを受け取るデータソースフィールドを割り当てることで、配信通知先のメールアドレスが動的に決まるようになります。

    💡
    補足

    {通知メール宛先}パラメータに ワーク1 から渡されたメールアドレスが割り当てられます。

 


ワーク設定

データソース設定

ワーク1からOPROARTS Driveの配信通知先メールアドレスが渡されるため、そのためのフィールドを用意します。

 

エンベロープ設定

  1. エンベロープフィールドに「データソースの行番号」を指定します。
  2. アクティブ化するフィールドに「エンベロープフィールド」を指定します。
  3. 「ELSEとして使用する」にチェックを入れます。
  4. パラメータ{通知メール宛先}にデータソースの「配信通知メール宛先」フィールドを割り当てます。

 

文書とデータのマッピング

エンベロープで「アップロード文書」を選択しているため、ここでは入力が不要です。 ワークを保存してください。

 


ワークの実行

  1. 実行画面へアクセスするため、以下のURLを開きます。

    https://d3w.ap.oproarts.com/d3w/a/{お客様のテナント名}/al/facade/upload.html
    ⚠️
    注意

    {お客様のテナント名}をお客様ごとに割り振られたテナント名に置き換えてください。

  2. 開いたページで、各項目を入力します。

    項目 説明
    UID D3WorkerのUIDを入力します。
    UPW D3WorkerのUPWを入力します。
    ワーク 実行したいワーク名を入力します。
    CSVファイル ワークに渡すCSVデータを含むファイルを指定します。
  3. 「実行」ボタンをクリックします。
     

実行例

実行例では、リクエストのために以下のCSVデータを使用します。

💡
補足

CSVデータの先頭行がフィールド名の場合は、ワークのデータソース設定で「データとして使用しない」にチェックを入れてください。

 

署名プロセス

  1. ワークを実行すると、署名依頼メールが送信先に届きます。
  2. メール内の「文書を確認する」をクリックして、署名用ページに移動します。
  3. 署名を完了します。


     

完了確認

署名が完了したタイミングで、以下の処理が自動で実行されます。

  1. 署名済みのPDFがOPROARTS Driveに保存されます。


     

  2. 同時に、OPROARTS Driveサービスで指定したメールアドレスに配信URLが送信されます。


     

  3. 配信パスワードを設定している場合は、パスワード通知メールも届きます。

     

活用のポイント

既に手元にCSVデータがある場合は、Salesforceやkintoneと連携せずにD3Workerの機能を直接利用できます。
電子署名に限らず、CSV連携でD3Workerを利用する際にはご活用ください。

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