本記事では、D3Workerの配送サービス「Tegaki - ワーク実行」についてご紹介します。
D3Workerのサービス「Tegaki - ワーク実行」とは
「Tegaki」は、株式会社 Cogent Labsが提供するOCRサービスです。
D3Workerのサービス「Tegaki - ワーク実行」を利用することにより、TegakiのOCR結果を、別のワークに受け渡すことが可能になります。
サービスの設定方法
- D3Workerにログインします。
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サービスを定義します。[サービス]タブをクリックし、[新規作成]ボタンをクリックします。
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サービスタイプの選択にて「Tegaki - ワーク実行」を選択します。
※ご利用中のD3Workerテナントで当サービスが存在しない場合、弊社サポートにお問合せください。
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サービス内各項目を設定していきます。
一般設定
項目名 必須 説明 名称 〇 サービス名称(ユニークな任意の名称)を入力します。 メモ - 必要に応じて、簡単なメモを入力します。
Tegakiへの接続情報
項目名 必須 説明 エンドポイントURL 〇 TegakiのAPIのエンドポイントURLです。
通常指定する必要はありません。APIキー 〇 TegakiのAPIキーを入力します。
接続情報の設定が終わったら、「接続の確認」をクリックして接続可否を確認します。
Tegakiテンプレート
Tegakiのテンプレートを記述したjsonファイルを選択します。
OCR後に実行するワーク
項目名 必須 説明 実行するワーク 〇 TegakiでのOCR後に実行するワーク名を入力します。
「ワーク実行後にTegakiに登録した文書を削除する」にチェックを入れると、ワークに使用した文書をTegakiから削除します。
「削除しない」にチェックを入れると、Tegakiに登録した文書はそのまま残ります。ファイルのパラメータ名 - 文書を渡すパラメータ名を指定します。
パラメータ名が指定されていない場合はファイルは渡されません。データCSV - 「+」ボタンでデータCSVの項目を追加します。
データCSVの項目には、OCRの値、OCRの確信度、Tegakiの処理ID、処理順、任意の指定値を使用できます。
OCRフィールドが文字の場合、[半角にする]と、全角で認識された英数字と記号を半角に変換します。
OCRフィールドがチェックボックスの場合、チェックされていれば「true」、されていなければ「false」を値とします。
OCRの確信度は、0から1までの小数で表されます。
処理順は、処理対象の画像またはPDFのページごとの連番です。文書がPDFのみの場合はページ番号と一致します。
設定のイメージを掴んでいただければ幸いです。
「Tegaki - ワーク実行」をご利用の際はぜひご活用ください。