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申請ステータスマスターの設定方法

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OPRO Support staff
  • 2026年05月25日 05:09
  • 更新

<本記事の目次>

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申請ステータスマスターとは
申請ステータスマスターの設定項目
設定例
 前提条件
 事前準備:申請ステータスの名前を変更し、使用しないステータスを無効化する
 申請ステータスマスターのレコード数について
 申請ステータスマスター名の推奨命名ルール
 申請ステータスマスターレコードの作成
〈参考〉

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申請ステータスマスターとは

申請ステータスマスターとは、申請の状況(ステータス)を管理・制御するためのマスター設定です。

申請画面上のボタン操作(アクション)に応じて、以下の動作を自動的に行うよう設定できます。

  • 申請ステータスの更新
  • アクション実行日時の履歴への記録
  • アクション後の自動画面遷移

設定の基本単位は 「現在の申請ステータス × アクション(ボタン操作)」の組合せ です。「ステータスがAのときにボタンBを押したら、ステータスをCに変える」という形で設定します。


申請ステータスマスターの設定項目

申請ステータスマスターには以下の項目があります。

項目名 説明
申請ステータスマスター名 このレコードを管理するための名称
アクション トリガーとなるボタン操作(新規作成・一時保存・申請など)
現在申請ステータス このレコードが有効になる現在の申請ステータス(※新規作成のみ「空」にする)
更新後申請ステータス アクション実行後の申請ステータス
履歴オブジェクト名 アクション実行日時を記録するオブジェクト名(例:申請)
履歴項目名 アクション実行日時を記録する項目名(例:申請日時)
ステータス更新後の遷移先 アクション後に遷移する画面(例:ホーム) 参考:指定遷移先
更新済フラグリセット アクション後に「更新済みフラグ」を初期化するか(主に差戻し時に使用)
申請ステータスマスターの各項目.png

設定例

前提条件

本記事では、設定例として、以下のステータスを使用するものとします。

API名 意味
Status01(未入力) 申請者がフォームを開いたが、まだ保存していない状態
Status02(入力中) 一時保存済みで、まだ申請していない状態
Status03(申請済み) 申請確定後で、申請者には内容を変更させたくない状態
Status04(審査中) 審運用者が審査を開始した状態
Status05(差戻) 運用者が申請を差し戻した状態。申請者が修正して再申請する
Status06(審査完了) 審査が完了した最終状態
Status07~Status020 (無効化)

 

事前準備:申請ステータスの名前を変更し、使用しないステータスを無効化する

申請ステータスはインストール時点では「Status01 〜 Status20」という仮の名前になっています。実際に利用する前に、用途に合わせて名前を変更します。また、使用しないステータスは、無効化します。

◆ステータス名変更手順

  1. Salesforceの[設定]を開く
  2. [翻訳]を検索・開く
  3. 言語に[日本語]、設定コンポーネントに[グローバル値セット]を選択する
  4. 「Application Statuses」を開き、使用するステータスの「値の表示ラベルの翻訳」編集する
ステータスの翻訳.png

◆無効化手順

  1. Salesforceの[設定]を開く
  2. [選択リスト値セット]を検索・開く
  3. 「Application Statuses」を選択
  4. 使用しないステータスを「無効化」する
使用しないステータスを無効化する.png

 

申請ステータスマスターのレコード数について

申請ステータスマスターのレコード数は、フロー設計(どのステータスでどのボタンを使うか)によって変わります。 そのため、一律の計算式はありません。

基本的な考え方は「現在の申請ステータス」と「発生しうるアクション」の組み合わせ1つにつき、1レコードを作成します。設計したフローをもとに起こりうる組み合わせをすべて洗い出し、その数だけレコードを作成してください。

本設定例では、以下の内訳で合計23レコードになります。

現在申請ステータス 設定するアクション レコード数
(空) 「新規作成」 1
未入力 「一時保存」、「申請」、「帳票+入力フォーム:前のページ」、「帳票+入力フォーム:次のページ」、「シンプル入力フォーム:前へ」、「シンプル入力フォーム:次へ」 6
入力中 「一時保存」、「申請」、「帳票+入力フォーム:前のページ」、「帳票+入力フォーム:次のページ」、「シンプル入力フォーム:前へ」、「シンプル入力フォーム:次へ」 6
申請済み 「取戻し」、「ステータス移行」 2
審査中 「差戻し」、「ステータス移行」 2
差戻 「一時保存」、「申請」、「帳票+入力フォーム:前のページ」、「帳票+入力フォーム:次のページ」、「シンプル入力フォーム:前へ」、「シンプル入力フォーム:次へ」 6
合計   23

 

申請ステータスマスター名の推奨命名ルール

重複や作成漏れを防ぐため、以下の形式で命名することを推奨します。

形式:[項番]_[アクション]_[現在申請ステータス]_[更新後申請ステータス]
例 :01_新規作成_なし_未入力
   02_一時保存_未入力_入力中

 

申請ステータスマスターレコードの作成

実際に申請ステータスマスターにレコードを作成します。
本記事では、下記の23レコードを作成します。

現在申請ステータス:空(新規作成時)

申請ステータスマスター名 アクション 現在申請ステータス 更新後申請ステータス 遷移先 履歴オブジェクト 履歴項目名
01_新規作成_なし_未入力 新規作成 (空) 未入力      
💡
補足:新規作成のみ「現在申請ステータス」を空にする

新規作成アクションは、まだ申請レコードが存在しない状態で実行されるため、現在申請ステータスを「空」に設定します。他のアクションでは空にしないでください。

現在申請ステータス:未入力

申請ステータスマスター名 アクション 現在 更新後 遷移先 履歴オブジェクト 履歴項目名
02_一時保存_未入力_入力中 一時保存 未入力 入力中      
03_申請_未入力_申請済み 申請 未入力 申請済み ホーム 申請 申請日時
04_帳票前_未入力_入力中 帳票+入力フォーム:前のページ 未入力 入力中      
05_帳票次_未入力_入力中 帳票+入力フォーム:次のページ 未入力 入力中      
06_シンプル前_未入力_入力中 シンプル入力フォーム:前へ 未入力 入力中      
07_シンプル次_未入力_入力中 シンプル入力フォーム:次へ 未入力 入力中      

現在申請ステータス:入力中

申請ステータスマスター名 アクション 現在 更新後 遷移先 履歴オブジェクト 履歴項目名
08_一時保存_入力中_入力中 一時保存 入力中 入力中      
09_申請_入力中_申請済み 申請 入力中 申請済み ホーム 申請 申請日時
10_帳票前_入力中_入力中 帳票+入力フォーム:前のページ 入力中 入力中      
11_帳票次_入力中_入力中 帳票+入力フォーム:次のページ 入力中 入力中      
12_シンプル前_入力中_入力中 シンプル入力フォーム:前へ 入力中 入力中      
13_シンプル次_入力中_入力中 シンプル入力フォーム:次へ 入力中 入力中      

現在申請ステータス:申請済み

申請ステータスマスター名 アクション 現在 更新後 遷移先 履歴オブジェクト 履歴項目名
14_取戻し_申請済み_入力中 取戻し 申請済み 入力中      
15_ステータス移行_申請済み_審査中 ステータス移行 申請済み 審査中      

現在申請ステータス:審査中

申請ステータスマスター名 アクション 現在 更新後 更新済フラグリセット 遷移先 履歴オブジェクト 履歴項目名
16_差戻し_審査中_差戻 差戻し 審査中 差戻 ✅      
17_ステータス移行_審査中_審査完了 ステータス移行 審査中 審査完了        
💡
補足:更新済フラグリセット

まず、「更新済フラグ」とは、申請者が更新した入力欄を可視化するための機能です。本フラグが「オン」になっているときは、入力欄の右上にチェックマークが表示されます。
更新済みフラグ.png
「更新済フラグリセット」は、この「更新済フラグ」を一度リセットする機能です。
「差戻し」アクションに関する申請ステータスマスターレコードにてONにすることを推奨します。これによって、差戻し後に申請者が修正した入力欄だけがフラグONとなり、申請者が修正した内容を把握しやすくなります。

現在申請ステータス:差戻

申請ステータスマスター名 アクション 現在 更新後 遷移先 履歴オブジェクト 履歴項目名
18_一時保存_差戻_差戻 一時保存 差戻 差戻      
19_申請_差戻_申請済み 申請 差戻 申請済み ホーム 申請 申請日時
20_帳票前_差戻_差戻 帳票+入力フォーム:前のページ 差戻 差戻      
21_帳票次_差戻_差戻 帳票+入力フォーム:次のページ 差戻 差戻      
22_シンプル前_差戻_差戻 シンプル入力フォーム:前へ 差戻 差戻      
23_シンプル次_差戻_差戻 シンプル入力フォーム:次へ 差戻 差戻      

申請ステータスマスターの設定は以上で完了です。

〈参考〉

申請ステータスマスタ―

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