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概要
このページでは、帳票DX for Salesforceにおけるアクション(自動処理)の設定方法と実行手順について説明します。
権限設定からアクション実行まで、段階的に解説しています。
セットアップ手順
本機能を利用するには、事前に以下の設定が必要です。
- 権限セット設定
- パッケージインストール
- 各種認証情報設定
- ページレイアウトの割当て
- 送信ユーザーの設定
- フローの設定
- アウトバウンドメッセージ設定
- 「帳票DXオブジェクトアップグレード」の実行
アウトバウンドメッセージを利用する場合、画面上で操作するユーザーと実際のドキュメント生成やD³Worker連携を行うユーザーは異なります。
自動処理用のユーザーを事前に準備してください。
権限セット設定手順
-
アウトバウンドメッセージの「送信ユーザー」として指定するユーザーに適用する、専用の「権限セット」を新設してください。
※後述の「外部クライアントアプリケーションのポリシー設定」で使用します。
設定内容は以下の通りです。
項目 入力値 表示ラベル oproConnectorEcaSendUserPermissionSet API参照名 oproConnectorEcaSendUserPermissionSet 説明 OPROに対してアウトバウンドメッセージを送信した際に、データ獲得処理で利用するユーザーに対して当権限セットを割り当てます。外部クライアントアプリケーション「opro_connector_eca」でのアクセストークン払い出しを許容します。 セッションの有効化が必要 チェックなし ライセンス 任意 -
「設定」を開き、「権限セット」を検索し、「oproConnectorEcaFullPermissionSet」をクリックします。
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「割り当ての管理」>「割り当ての追加」からユーザーを追加し、「次へ」をクリックします。
💡補足後述の「アウトバウンドメッセージ設定手順」のセクションで送信ユーザーに指定するユーザーに割り当てます。
パッケージインストール
パッケージopro connector ecaを Salesforce組織 にインストールしてください。
インストールの際は管理者のみのインストールを選択します。
パッケージインストールURLは、ご契約開始時の認証情報送付時にご案内しております。
不明な場合は当社サポートまでお問い合わせください。
各種認証情報設定
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アプリケーションランチャーにて「OPROARTS(帳票DX)」を開きます。
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自動処理用ユーザーは、LA / XLA / D3W に追加します。 ALA / AXLA / AD3W は自動処理用ユーザーでは利用できません。
なお、登録する認証情報の種類や登録値(UID/UPWの内容)はバージョンにより異なります。⚠️注意登録する認証情報の種類や登録値(UID/UPWの内容)の詳細については、下記記事をご参照ください。
ページレイアウトの割当ての設定手順
「帳票DXアクション」を利用する場合は、ページレイアウトの割当てを設定する必要があります。
詳細は「ページレイアウトの割り当て」設定方法の「「帳票DXアクション」をご利用の場合」をご参照ください。
アウトバウンドメッセージ設定手順
- Salesforceの設定を開き、「ワークフロー」を検索します。
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「プロセスの自動化」>「ワークフローアクション」>「アウトバウンドメッセージ」を開きます。
-
「Action Message V3」の「編集」ボタンをクリックします。
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「送信ユーザー」の欄に、自動的な処理を実際に行わせるユーザーを設定し、「保存」をクリックします。
⚠️重要「アウトバウンドメッセージ」を実行するユーザーは、画面上で操作したユーザーではなく、この画面で設定したユーザーになります。
「出力定義」-「アクション」でのリクエストの場合、「ALA」「AXLA」「AD3W」は利用できません。
アウトバウンドメッセージで利用するユーザーの認証情報は「LA」「XLA」「D3W」に登録してください。
必ず、OPROARTS認証情報に、アウトバウンドメッセージに利用するユーザを登録する必要があります。 -
4で送信ユーザとして設定しているユーザーのプロファイルの設定画面に遷移し、「セッションタイムアウトの開始条件」 を「2 時間の無操作状態」以上の長さにするよう指定してください。
- 「送信ユーザー」として利用するユーザーのアクセス元を制限する事を推奨します。
- IPアドレス制限をプロファイルに課す場合、そのプロファイルが設定されたユーザーがログイン不能にならないようご注意ください。
- 無人でのログインに特化したユーザーと、それに紐づくプロファイルを作成する事を推奨します。そうする事で、ログインを許容するIPアドレスをより厳しく制限する事が可能です。
-
IPアドレス制限を課す際は、以下のIPアドレスを許可してください。アウトバウンドメッセージにてOPROのサーバーからの処理が稼働する際に、以下のいずれかのIPアドレスからログインが行われます。
- 54.249.48.100
- 54.249.48.120
- 54.250.234.70
送信ユーザーの設定
アウトバウンドメッセージ設定手順で設定した送信ユーザーに対して、以下設定を行う必要があります。
1. 外部クライアントアプリケーションのポリシー設定
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Salesforceの設定画面を開き、「外部クライアントアプリケーション」の文言で検索します。
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アプリケーション>外部クライアントアプリケーション>外部クライアントアプリケーションマネージャー をクリックし、「opro_connector_eca 」をクリックします。
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「ポリシー」タブが開かれていることを確認し、「編集」ボタンを押します。
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「OAuth ポリシー」欄をクリックし、展開します。
「プラグインポリシー」内の「許可されているユーザー」欄を、「管理者が承認したユーザーは事前承認済み」 に設定します。
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以下のような警告文が表示される場合がありますが、「OK」をクリックしてください。
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「アプリケーションポリシー」欄に、「プロファイルを選択」、「権限セットを選択」の欄が表示されます。
「権限セットを選択」の欄にて、「権限セット設定手順」で新設した権限セットを選択して、右側の欄に移してください。 - 「保存」ボタンをクリックします。
2. アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録
-
Salesforce のアプリケーションランチャーを開きます。
「送信」の文言で検索すると、「アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録」が候補として表示されます。
※表示されない場合は、「権限セット設定手順」が実施されているか再確認してください。 -
アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録をクリックし、開きます。
以下のような画面が開きます。⚠️注意「固有環境を利用 」のチェックボックスは、お客様固有のデータベースを利用するようにご契約いただいている場合にチェックする項目になります。
通常は、当チェックボックスのチェックは不要です。 - 該当するお客様については、当社から個別にご案内いたします。
- 「送信ユーザー名」欄に、アウトバウンドメッセージの「送信ユーザー」として設定されているユーザーの名前を指定します。
ただし、メールアドレス形式で指定する必要があります。
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入力値を確認するため、アウトバウンドメッセージを開いてください。 「送信ユーザー 」名部分をクリックします。
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ユーザーの詳細画面が表示されたら、「ユーザー名」の欄に表示されている文言をコピーします。
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コピーして文字列を、「アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録」画面の「送信ユーザー名」欄内に貼り付けます。
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「登録」ボタンを押します。
- 入力内容に問題がある場合は、ここでエラーメッセージが表示されるので、修正してください。
- 入力内容が適切の場合は、別タブが開き、登録機能が作動します。
別タブが開き、次のようなメッセージが表示されれば成功です。
(送信ユーザー名) がアウトバウンドメッセージ受信時の実行ユーザーとして登録されました。- この画面が表示する前に、アウトバウンドメッセージで処理を実行した場合と同一の認証方法( OAuth 2.0 JWT ベアラーフロー)にて、アクセストークンの獲得をテストしています。当画面が表示されたということは、テストが通ったということを意味しています。
- 登録が成功すると、「アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録」画面を再度表示した際に、「送信ユーザー名」欄に登録が成功したユーザーの名前が表示されます。現在の登録状態は 「アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録」画面を再表示することで確認してください。
エラーメッセージが表示された場合の対処
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JWT認証に失敗しました:トークン取得リクエストで例外が発生しましたを含む場合は、以下を確認してください。- 「送信ユーザー名」の記載に誤りが無いかを確認してください。
- 「1. 外部クライアントアプリケーションのポリシー設定」の手順を再確認してください。
- 「送信ユーザー」として指定するユーザーが、外部クライアントアプリケーションにて利用が許可されている必要があります。
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HTTP Status 404が表示された場合は、以下を確認してください。- 「固有環境を利用」をチェックするとリクエスト先URLを記述できますが、そのURLの記載に誤りがないか確認してください。
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ip restrictedを含むメッセージが表示された場合は、以下を確認してください。- 「アウトバウンドメッセージ設定手順」の6に記載しているIPアドレス群が許可されているか確認してください。
3. ログイン状態の確認
上記の 「アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録」画面で「登録」ボタンを押すと、OPROのサーバーからJWTベアラーフローによってログインします。
ログインの履歴は、Salesforceの 「ID」 > 「ログイン履歴」 にて確認する事が可能です。
「種別」が「Remote Access 2.0」の行が生じている事を確認してください。
フローの設定
ワークフロールール既有効化の場合
既にワークフロールールの有効化を実施済みの場合は、【帳票DX for Salesforce】ワークフロー廃止に伴うフローへの移行をご参照ください。
ワークフロールールは2025/12/31にサポートが終了しています。
ワークフロールール未有効化の場合
ワークフロールールの有効化を未実施の場合は、以下の手順でフローを有効化してください。
- 帳票DX for Salesforceをv1.130.0以降のバージョンにアップグレードします。
- 「プロセスの自動化」>「フロー」を開きます。
- 「UnprocessedActiveAction」の右端の「▼」ボタンをクリックします。
-
「詳細とバージョンを表示」をクリックします。
-
「フローのバージョン」の一覧から、バージョンが最も新しい行の「有効化」をクリックします。
「帳票DXオブジェクトアップグレード」の実行
帳票DX for Salesforce v1.89.0以前のバージョンから、v1.90.0以降にバージョンアップした場合は、必ず「帳票DXオブジェクトアップグレード」の実行を行ってください。
詳細は「帳票DXオブジェクトアップグレード」の実行についてをご参照ください。
帳票DXアクション実行手順
出力定義の作成
「出力定義」は、「設定」の「出力定義作成」ボタンから作成できます。
この機能は v1.43.0 で追加されました。
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アクションを作成したい設定をクリックします。
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「出力定義作成」ボタンをクリックします。
💡補足既存のレコードを編集する機能は現時点ではございません。作成のみが行えます。
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「出力方法」と「活動履歴作成」を選択します。
v1.58.0以降での設定項目
v1.58.0以降の場合、「出力方法」に応じて以下の項目を設定することができます。
| 出力方法 | 設定可能な項目 |
|---|---|
| 「出力元レコードに添付」 | 「添付ファイルの所有者 ID」 |
| 「帳票DXアクションか任意レコードに添付(個別に添付)」 | 「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」 |
| 「帳票DXアクションか任意レコードに添付(複数時ZIP圧縮)」 | 「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」「ZIPファイル名」 |
|
※v1.146.0以降 「帳票DXアクションか任意レコードに添付(PDF結合)」 |
「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」「結合PDFファイル名」 |
出力定義の確認とアクション作成
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設定後、「出力定義作成」をクリックします。
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出力定義が保存されます。「出力定義を確認」をクリックして内容を確認できます。
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出力定義のレコードに遷移します。
- 「出力定義」レコードを開き、「関連」タブをクリックします。
-
「帳票DXアクション」の関連リストから「新規」をクリックしてアクションを作成します。
- レコードタイプを選択します。帳票DXの場合は「Document DX」を選択してください。
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「次へ」をクリックします。
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以下の編集を行い、「保存」をクリックします。
- 「有効」にチェックを入れる
- 「レコード ID」に処理対象のレコードをカンマ区切りで指定する
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保存後、ドキュメント生成が実行されます。
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該当のレコードを確認すると、ファイルが添付されています。
Apexによってアウトバウンドメッセージを実行する例
- Salesforceにて開発者コンソールを開きます。
- 「Ctrl + E」を押して、「Enter Apex Code」(実行匿名ウィンドウ)を開きます。
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以下のコードを編集した上で貼り付けます。
docutizexa__Action__c action = new docutizexa__Action__c(); action.docutizexa__IsActive__c = true; // 有効化。 action.docutizexa__RecordIds__c = '0060w00000DDGe4AAH,0060w00000DDGe9AAH'; // 処理対象レコードをカンマ区切りで指定。 action.docutizexa__OutputSetting__c = 'a0G0w000004Wc3CEAS'; // 「出力定義」のレコードのオブジェクトIDを指定。 insert action; - 「Execute」をクリックします。
- 「帳票DX」アプリケーションの「出力定義」タブを開きます。
- 該当する「出力定義」を開き、出力定義の子として新規の「帳票DXアクション」レコードが作成されていることを確認します。
- 「ステータス」が「完了」になることを確認します。
本番組織への移行
出力定義の移行手順
「出力定義」のレコード群には特別な移行手段は設けていないため、データローダーなどを用いて他のオブジェクトと同様に本番組織へ移行してください。
- Salesforce のデータローダまたはデータインポートウィザードを使用して、「出力定義」レコードを移行先組織にインポートします。
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移行後、「出力定義」内の「設定」欄のリンクを確認します。
- リンク切れが発生している場合、「設定」欄を空欄にしてください。
移行先では同名であっても「設定」のオブジェクト ID は別物になるため、「設定」欄のリンク切れが発生します。
ただし、移行元の組織と同名の設定レコードが存在していれば リンク切れ・空欄のいずれの場合も実用上の支障はありません。
帳票 DX アクションの取り扱い
「帳票 DX アクション」のレコード移行は不要です。
フローで出力定義のレコード ID を固定指定している場合
フロー内で帳票 DX アクションレコードを作成する処理を実施しており、かつ出力定義のレコード ID を固定で指定している場合は、組織が変わることでレコード ID も変わるため、移行後に ID を変更する必要があります。