本記事では帳票DX for Salesforceでのアクションの設定方法をご紹介します。
「出力定義」は、「設定」の中にv1.43.0で追加した「出力定義作成」ボタンを押すと作成することが可能です。
Salesforce連携のOPROARTSアクションの設定方法については、以下をご参照ください。
FAQ「【OPROARTS Connector v2】OPROARTSアクションの設定方法(Salesforce連携)」
◆セットアップ手順
本機能を利用するために、最初に「権限セット」「パッケージインストール」「各種認証情報」「ページレイアウトの割当て」「ワークフロー」と「アウトバウンドメッセージ」を設定する必要があります。
アウトバウンドメッセージを利用する場合、画面上で操作するユーザーと、実際のドキュメント生成やD³Worker連携を行うユーザーは異なります。自動的な処理を行わせるユーザーを準備してください。
【権限セット設定手順】
-
アウトバウンドメッセージの
送信ユーザーとして指定するユーザーに適用する、専用の権限セットを新設してください。
※後述の外部クライアントアプリケーションのポリシー設定で使用します。<設定内容>
表示ラベル :
oproConnectorEcaSendUserPermissionSet
API参照名 :oproConnectorEcaSendUserPermissionSet
説明 :OPROに対してアウトバウンドメッセージを送信した際に、データ獲得処理で利用するユーザーに対して当権限セットを割り当てます。外部クライアントアプリケーション「opro_connector_eca」でのアクセストークン払い出しを許容します。
セッションの有効化が必要 : チェックなし
ライセンス : 任意 -
設定を開き、「権限セット」を検索します。
-
「割り当ての管理」>「割り当ての追加」からユーザを追加し、「次へ」をクリックします。
- 同様の手順で、前の手順で作成した
oproConnectorEcaSendUserPermissionSetを割り当てます。
※後述の【アウトバウンドメッセージ設定手順】で送信ユーザーに指定するユーザーに割り当てます。
【パッケージインストール】
パッケージopro connector ecaを Salesforce組織 にインストールしてください。
インストールの際は管理者のみのインストールを選択します。
パッケージインストールURLは、ご契約開始時の認証情報送付時にご案内しております。
不明な場合は当社サポートまでお問い合わせください。
【各種認証情報設定】
1.アプリケーションランチャーにて「OPROARTS(帳票DX)」を開きます。
2.LA, XLA, D3W の配下に、自動的な処理を行わせるユーザーを追加します。
・ALA、AXLA、AD3W は自動処理用のユーザではご利用になれません。
・LA はOffice出力を行う場合に指定します。
・XLA はPDF出力を行う場合に指定します。
・D3W はD³Worker連携を利用する場合に指定します。
認証情報の登録については、以下をご参照ください。
【帳票DX for Salesforce セットアップガイド(2)】認証情報の登録
【ページレイアウトの割当ての設定手順】
「帳票DXアクション」を利用する場合「ページレイアウトの割当て」を設定する必要があります。
以下記事の「◆帳票DXをご利用の場合」をご参照ください。
【アウトバウンドメッセージ設定手順】
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Salesforceの設定を開き、「ワークフロー」を検索します。
プロセスの自動化>ワークフローアクション>アウトバウンドメッセージ を開きます。
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「Action Message V3」を開き、「編集」ボタンを押します。
-
「送信ユーザー」の欄に、自動的な処理を実際に行わせるユーザを設定し、保存します。
-
「アウトバウンドメッセージ」を実行するユーザは、画面上で操作したユーザではなく、この画面で設定したユーザになります。
「出力定義」-「アクション」でのリクエストの場合は、 「ALA」、「AXLA」は利用できません。
アウトバウンドメッセージで利用するユーザの認証情報は「LA」「XLA」「D3W」に登録してください。
必ず、OPROARTS認証情報に、アウトバウンドメッセージに利用するユーザを登録する必要があります。
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3で送信ユーザとして設定しているユーザーのプロファイルの設定画面に遷移し、
セッションタイムアウトの開始条件を2 時間の無操作状態以上の長さにするよう指定してください。 -
送信ユーザーとして利用するユーザーのアクセス元を制限する事を推奨します。
・IPアドレス制限をプロファイルに課す場合、そのプロファイルが設定されたユーザーがログイン不能にならないようご注意ください。
・無人でのログインに特化したユーザーと、それに紐づくプロファイルを作成する事を推奨します。そうする事で、ログインを許容するIPアドレスをより厳しく制限する事が可能です。
・IPアドレス制限を課す際は、以下のIPアドレスを許可してください。アウトバウンドメッセージにてOPROのサーバーからの処理が稼働する際に、以下のいずれかのIPアドレスからログインが行われます。
・54.249.48.100
・54.249.48.120
・54.250.234.70
【送信ユーザーの設定】
アウトバウンドメッセージ設定手順で設定した送信ユーザーに対して、以下設定を行う必要があります。
1. 外部クライアントアプリケーションのポリシー設定
1-1.Salesforceの設定画面を開き、外部クライアントアプリケーションの文言で検索します。
1-2.アプリケーション>外部クライアントアプリケーション>外部クライアントアプリケーションマネージャー をクリックし、opro_connector_eca をクリックします。
1-3.ポリシータブが開かれていることを確認し、編集ボタンを押します。
1-4.OAuth ポリシー欄をクリックし、展開します。プラグインポリシー内の許可されているユーザー 欄を、管理者が承認したユーザーは事前承認済み に設定します。
1-5.以下のような警告文が表示される場合がありますが、「OK」をクリックしてください。
1-6.アプリケーションポリシー 欄に、プロファイルを選択、権限セットを選択 の欄が表示されます。権限セットを選択 の欄にて、1. 権限の準備で新設した権限セットを選択して、右側の欄に移してください。
1-7.保存ボタンをクリックします。
2. アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録
2-1.Salesforce のアプリケーションランチャーを開きます。送信の文言で検索すると、アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録 が候補として表示されます。
※表示されない場合は、3. 権限セットの設定 が実施されているか再確認してください。
2-2.アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録 をクリックし、開きます。
以下のような画面が開きます。
2-3.※固有環境を利用 のチェックボックスは、お客様固有のデータベースを利用するようにご契約いただいている場合にチェックする項目になります。
通常は、当チェックボックスのチェックは不要です。
該当するお客様については、当社から個別にご案内いたします。
2-4.送信ユーザー名欄に、アウトバウンドメッセージの送信ユーザーとして設定されているユーザーの名前を指定します。ただし、メールアドレス形式で指定する必要があります。
2-5.入力値を確認するため、アウトバウンドメッセージを開いてください。 送信ユーザー 名部分をクリックします。 
2-6.ユーザーの詳細画面が表示されたら、ユーザー名の欄に表示されている文言をコピーします。 
2-7.コピーして文字列を、アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録画面の送信ユーザー欄内に貼り付けます。 
2-8.登録ボタンを押します。
・入力内容に問題がある場合は、ここでエラーメッセージが表示されるので、修正してください。
・入力内容が適切の場合は、別タブが開き、登録機能が作動します。
別タブが開き、次のようなメッセージが表示されれば成功です。
(送信ユーザー名) がアウトバウンドメッセージ受信時の実行ユーザーとして登録されました。 
・この画面が表示する前に、アウトバウンドメッセージで処理を実行した場合と同一の認証方法( OAuth 2.0 JWT ベアラーフロー)にて、アクセストークンの獲得をテストしています。当画面が表示されたということは、テストが通ったということを意味しています。
・登録が成功すると、アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録画面を再度表示した際に、送信ユーザー欄に登録が成功したユーザーの名前が表示されます。現在の登録状態は アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録画面を再表示することで確認してください。
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Point
エラーメッセージが表示された場合は、設定の見直しが必要です。
JWT認証に失敗しました: トークン取得リクエストで例外が発生しましたを含むメッセージが表示された場合
・送信ユーザー名の記載に誤りが無いかを確認してください。
・4. 外部クライアントアプリケーションのポリシー設定の手順を再確認してください。
・送信ユーザーとして指定するユーザーが、外部クライアントアプリケーションにて利用が許可されている必要があります。
HTTP Status 404 が表示された場合
・固有環境を利用 をチェックするとリクエスト先URLを記述できますが、そのURLの記載に誤りがないか確認してください。
ip restricted を含むメッセージが表示された場合
・5. IPアドレスを制限するに記載しているIPアドレス群が許可されているか確認してください。
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3. ログイン状態の確認
上記の アウトバウンドメッセージ送信ユーザー登録 画面で登録ボタンを押すと、OPROのサーバーからJWTベアラーフローによってログインします。
ログインの履歴は、Salesforceの ID > ログイン履歴 にて確認する事が可能です。
種別 がRemote Access 2.0の行が生じている事を確認してください。
【フローの設定】
既にワークフロールールの有効化を実施済の場合は、【帳票DX for Salesforce】ワークフロー廃止に伴うフローへの移行 をご参照ください。
ワークフロールールは2025年12 月31日にサポートが終了しています。
ワークフロールールの有効化を未実施の場合は、以下の手順でフローを有効化してください。
1.帳票DX for Salesforceをv1.130.0以降のバージョンにアップグレードします。
2.プロセスの自動化>フローを開き、「UnprocessedActiveAction」の右端の「▼」ボタンをクリックし、「詳細とバージョンを表示」をクリックします。
3.「フローのバージョン」の一覧内の、「バージョン」が最も新しい行の「有効化」をクリックします。
【「帳票DXオブジェクトアップグレード」の実行】
帳票DX for Salesforce v1.89.0以前のバージョンから帳票DX for Salesforce v1.90.0以降にバージョンアップした方は必ず「帳票DXオブジェクトアップグレード」の実行を行ってください。
詳しくは以下記事をご覧ください。
帳票DXアクション実行手順
1.アクションを作成したい設定をクリックします
2.「出力定義作成」をクリックします
既存のレコードを編集する機能は現時点ではございません。作成のみが行えます。
3.「出力方法」「活動履歴作成」を選択します
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Point
※v1.58.0以降の場合、「出力方法」によって、「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」「ZIPファイル名」を設定することが可能です。
・「出力元レコードに添付」を選択した場合、「添付ファイルの所有者 ID」
・「帳票DXアクションか任意レコードに添付(個別に添付)」を選択した場合、「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」
・「帳票DXアクションか任意レコードに添付(複数時zip圧縮)」を選択した場合、「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」「ZIPファイル名」
・v1.146.0以降で「帳票DXアクションか任意レコードに添付(PDF結合)」を選択した場合、「添付ファイルの参照先 ID」「添付ファイルの所有者 ID」「結合PDFファイル名」
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4.選択後、「出力定義作成」をクリックして出力定義を作成します
5.出力定義が保存されます。「出力定義を確認」から出力定義を確認することができます。
6.出力定義のレコードに遷移します
7.「出力定義」のレコードを開き、「関連」タブを開くと、「アクション」の関連リストが表示されます。
「新規」をクリックして、アクションを作成します。
8.レコードタイプを選択し、「次へ」をクリックします。
帳票DXの場合は「Document DX」を選択します。
9.以下の編集を加え、「保存」をクリックします。
・「有効」にチェックを入れる
・「レコード ID」に処理対象のレコード群をカンマ区切りで指定する
10.保存後、ドキュメント生成が作動して、結果が表示されます。
該当のレコードを確認すると、ファイルが添付されています。
Apexによってアウトバウンドメッセージを実行する例
1.Salesforceにて開発者コンソールを開き、Ctrl + E を押して、「Enter Apex Code」(実行匿名ウィンドウ)を開きます。
2.以下のコードを編集した上で貼り付けます。
docutizexa__Action__c action = new docutizexa__Action__c();
action.docutizexa__IsActive__c = true; // 有効化。
action.docutizexa__RecordIds__c = '0060w00000DDGe4AAH,0060w00000DDGe9AAH'; // 処理対象レコードをカンマ区切りで指定。
action.docutizexa__OutputSetting__c = 'a0G0w000004Wc3CEAS'; // 「出力定義」のレコードのオブジェクトIDを指定。
insert action;3.「Execute」をクリックします。
4.「帳票DX」アプリケーションの「出力定義」タブを開き、該当する「出力定義」を開き、出力定義の子として新規の「帳票DXアクション」のレコードが作成されている事を確認します。
「ステータス」が「完了」になる事を確認します。