概要
ソアスクとfreee会計を連携するための拡張パッケージ「soascex1」をリリースしました。
この拡張パッケージを使ってソアスクとfreee会計間でマスタの連携や取引連携、振替予約登録を行えます。
ここでは、ソアスクとfreee会計を連携するためのソアスクの拡張パッケージ「soascex1」のセットアップ方法について説明します。
freee連携のマスタ連携や取引連携/振替予約登録については以下記事をご参照ください。
拡張パッケージfreee連携「マスタ連携機能」について
拡張パッケージfreee連携「取引連携/振替予約登録」について
なお、本拡張パッケージをご利用いただく場合は、パッケージ「soarize」 のv3.10以降をインストールしている必要がございます。
ご希望の場合は弊社サポートまでお問い合わせください。
目次
1.連携アプリケーションの作成
2.認証プロバイダの作成
3.指定ログイン情報の設定
詳細
1.連携アプリケーションの作成
- freeeアプリストアにログインします。
この際、複数事業所が存在する場合には、連携したい事業所を選択します。
- 画面の「開発者ページ」のタブを選択します。
- 「今すぐアプリを作成」をクリックします。
- 下記の値を入力後、「作成」をクリックします。
(1)アプリ名
→任意(例:ソアスク連携用アプリ)
(2)概要
→任意(例:販売管理アプリケーション「ソアスク」との連携用のアプリケーション)
(3)アプリタイプ
→「プライベートアプリ」をチェック
(4)利用規約
→「ディベロッパー規約とfreee API利用規約に同意する」の内容を確認し、チェック
- アプリの設定画面が表示されますので、「Client ID」「Client Secret」を後の認証プロバイダの設定で使用する為控えます。
また、後の2-7の手順で「コールバックURL」を設定するため画面は閉じずに起きます
- コピー後に「下書き保存」をクリックします。
2.認証プロバイダの作成
- 連携したいソアスクの組織にログインします。
- ソアスクの設定画面を開き、検索窓に「認証プロバイダ」と入力し、「認証プロバイダ」の項目を選択します。
- 画面の「新規」をクリックします。
- 設定項目に下記を入力し、保存します。
(1)プロバイダタイプ
→「Open ID Connect」を選択する
(2)名前
→任意(例:freeeOAuthProvider )
(3)URL 接尾辞
→任意(例:freeeOAuthProvider )
(4)コンシューマ鍵
→先程控えた「Client ID」の値を転記する
(5)コンシューマの秘密
→先程控えた「Client Secret」の値を転記する
(6)承認エンドポイント URL
→「https://accounts.secure.freee.co.jp/public_api/authorize」を入力する
(7)トークンエンドポイント URL
→「https://accounts.secure.freee.co.jp/public_api/token」を入力する
- 保存後、画面の「コールバックURL」を控えます。
- 再びfreeeのアプリケーション設定画面に戻ります。
- 画面の「コールバックURL」の欄に先程ソアスク画面で控えた「コールバックURL」を転記し、「下書きを保存」をクリックします。
3.指定ログイン情報の設定
- ソアスクの設定画面の検索窓に「指定ログイン情報」と入力し、検索結果の「指定ログイン情報」をクリックします。
- 画面右上の「▼」ボタンをクリックし、「新規(従来)」を選択します。
- 各項目に以下の値を入力し、保存します。
(1)表示ラベル
→任意(例:freeeAuth)
(2)名前
→任意(例:freeeAuth)
(3)URL
→「https://api.freee.co.jp/」を入力する。
(4)ID 種別
→「指定ユーザ」を選択する。
(5)認証プロトコル
→「OAuth 2.0」を選択する。
(6)認証プロバイダ
→「認証プロバイダの作成」の項で作成した認証プロバイダを選択する。(例:freeeOAuthProvider )
- 「アプリ連携の開始」というfreeeの画面が表示されますので、「許可する」をクリックします。
以上でfreee連携パッケージの初期設定は完了となります。
freee連携のセットアップ手順や取引連携、振替予約登録については以下記事をご参照ください。
拡張パッケージfreee連携「マスタ連携機能」について
拡張パッケージfreee連携「取引連携/振替予約登録」について