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【v3.1】契約解約機能

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システム管理者
  • 2024年10月09日 03:16
  • 更新

概要

v3.1まではライセンス解約の際、二つの解約パターンがありました。

・「契約に紐付く複数の契約ライセンスのうち一部のライセンスだけを解約」

・「契約自体を解約」

それぞれ説明すると、

「契約に紐付く複数の契約ライセンスのうち一部のライセンスだけを解約」は、

  1. 「契約管理」から解約するライセンスを選択します。
  2. 「契約ライセンス」画面の「編集」から「解約日」「解約理由」「解約開始日」を入力し、[保存]をクリックします。
  3. 解約が完了します。

「契約自体を解約」は、

  1. 「契約管理」画面の「すべて解約」から「解約日」「解約理由」「解約開始日」を入力し、[保存]をクリックします。
  2. 解約が完了します。

のステップを踏んでいました。

しかしv3.1から販売・商談を作成する際に「契約区分」が追加され、その中の「契約解約」を使用しライセンスを解約します。

こちらの機能は、契約の既存サービスを全て終了させる際に利用します。既存サービスは“解約日”に終了します。

 

注意

商談を使用する際は「設定マスタ」の「商談連携」にチェックが必須です。

mceclip0.png

 

設定手順

ここでは例として、

・組織売り上げ計上日にち「末日」組織請求予定日にち「15日」

・商談から見積作成

・契約期間開始予定日「2020/01/01」~契約期間終了予定日「2020/12/31」

・初回請求予定日「2020/01/15」

・請求締め日にち「末日」

・明細 金額種別「月額」標準価格「30000」売上サイクル「毎月」請求サイクル「毎月」

・満期解約

ケースを考えます。

※手順の中の「商談」は「販売」で置き換えても構いません。

 

以下手順で「契約解約」を実行します。

1.商談を作成します。「契約区分」に「新規契約」を選択します。

mceclip0.png

2.見積条件と見積を作成します。

見積条件作成の際、「契約種別」が「サブスクリプション」、「見積種別」が「新規契約」、「適用開始日」が「契約期間開始予定日」の日にちになっているか確認します。

mceclip1.png

3.受注確定します。「受注」と「納品」が正しく作成できているか確認します。今回は受注が1個の納品が12個が作成されます。契約管理も作成されます。

4.解約の商談を作成します。「契約区分」に「契約解約」を選択します。この際、「取引先名」は新規契約時と同じ取引先名、「契約管理」は新規契約の際に作成された契約管理を入れます。

mceclip5.png

5.契約解約を設定して解約確定します。満期解約パターンなので「解約日」は「2020/12/31」です。

「解約申込日」は解約を申し込んだ日付が入ります。「解約理由」も入力してください。

mceclip6.png

6.契約管理の「解約情報」にサブスクリプション解約画面で入力した情報が記載されます。

mceclip7.png

 

もう一つのパターンも見てみましょう。

ここでは例として、

・組織売り上げ計上日にち「末日」組織請求予定日にち「15日」

・商談から見積作成

・契約期間開始予定日「2020/01/01」~契約期間終了予定日「2020/12/31」

・初回請求予定日「2020/01/15」

・請求締め日にち「末日」

・明細 金額種別「月額」標準価格「30000」売上サイクル「毎月」請求サイクル「毎月」

・請求締め(V2)を行う

・期中解約

ケースを考えます。

※手順の中の「商談」は「販売」で置き換えても構いません。

 

1.上記手順1~3の後に請求締め(V2)を行います。1月の納品のみ請求します。

mceclip0.png

 

2.1月のみ請求されていることを確認します。

mceclip1.png

 

3.上記手順4のように「契約解約」の商談を作成します。

 

4.解約日を「2020/01/15」にして解約します。
 ※解約日に指定した次の日から契約は解約とみなされます。

 

5.解約後「新規契約」の見積条件の納品をみると1月分の請求済みのデータと赤伝(1月15日で解約したため)が作成され、1月以降の納品は削除されていることが確認できます。

mceclip2.png

 

このように、未請求の売上はレコード削除、請求済み/会計連携済みの売上は赤伝を作成し売上を取り消します。

 

赤伝の納品明細については以下記事に記載がございますため、こちらをご参照ください。

関連記事:v3.1以降の赤伝納品明細

 

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