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このセクションの記事

  • ソアスク標準帳票(帳票DX for Salesforce版)のセットアップ手順
  • oproartsやソアスクを利用した適格請求書等保存方式への対応例
  • ソアスク/soarizeを既存のSalesforce組織にインストールする場合のConnectorのバージョンについて
  • ソアスク標準帳票(oproarts・ViewFramer版)のセットアップ手順

ソアスク標準帳票(oproarts・ViewFramer版)のセットアップ手順

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OPRO Support staff
  • 2024年08月23日 13:55
  • 更新

ソアスクのパッケージには、帳票の標準テンプレートが用意されています。
この記事では標準帳票を利用するための手順を記載しています。
また、見積書を例に作成しています。

 

※インストールされているソアスクのバージョンによって以下の手順でご設定をお願いします。

************************************

○ソアスクv3.14以降の方→

ソアスクv3.14以降をインストールされているお客様は、階層情報をもつ明細レコードに対応したソアスク標準帳票について【ソアスクv3.14以降をインストールされているお客様向け】の記載内容をご確認いただき、把握いただいた上で「目次」1~5の手順でセットアップをします。

※階層情報をもつ明細レコードに対応した帳票は解約申込書・変更申込書は未対応です。

 

○ソアスクv3.13以前の方→

「目次」1~5の手順でセットアップをします。

************************************

 

【ソアスクv3.14以降をインストールされているお客様向け】

○階層情報をもつ明細レコードに対応したソアスク標準帳票の出力イメージ

2024-04-22_09h49_45.png

○ソアスクv3.13以前をインストールされている場合のソアスク標準帳票と異なる点

  • 明細のレコードタイプによって帳票の明細部分の項目の表示/非表示を切り替える

 レコードタイプ階層:背景色に任意の色を設定し、「品目」「数量」「単位」「金額」を表示させる

 レコードタイプ品目:全項目を表示させる

 レコードタイプ品目説明:「品目」「数量」「単位」を表示させる

  • 明細のレコードタイプが「階層」の場合、「金額」欄に「小計金額(appsfs__fs_SubtotalAmount__c)」を表示させる
  • 階層にインシデントをつけ、最大5階層まで表示可能にした
  • 「並び順」でソートして表示させる

 


目次

※1~3の手順は作成できる6帳票全て同じとなります。
1.帳票デザイナの準備
2.デザイナーにログイン、テンプレートを配備
3.ViewFramerにログイン、エクスポートファイルをインポートし配備
4.出力アクション(ボタン)の作成・表示
5.出力アクション(ボタン)、出力の確認

ViewFramerマッピングファイル更新履歴

 

1.帳票デザイナの準備

帳票デザイナをセットアップする必要があります。

セットアップ手順につきましては、セットアップガイドP9~P15をご参照の上、「LAD」「LA」のライセンス登録を行ってください。
※「OPROARTSConnecter v2」を使用している場合、お手数ですが「soarize OPROARTS Connector」のLAにも認証情報を登録してください。

 

2.デザイナーにログイン、テンプレートを配備

soarize OPROARTS Connectorの「OPROARTS」タブにある[STRART]ボタンからデザイナーにログインします。

mceclip0.png

 

デザイナー左上の[新規作成]をクリックし遷移した先のタブから[ソアスク]を選択、使用したいテンプレートの画像をクリックします。
当記事では見積書を例に設定していきます。

2024-06-26_10h55_21.png

画像をクリックすると新規作成画面が表示します。
テンプレート新規作成ウィンドウの「連携方法」「出力形式」は以下共通です。

連携方法:ViewFramer/D3Worker
出力形式:PDF/OPR
テンプレート名は帳票毎に指定する必要があります。以下を参考に設定してください。
     見積書:soasc_mitsumorisho_subscription
   利用申込書:soasc_riyomoshikomisho_subscription
   変更申込書:soasc_henkomoshikomisho_subscription
   解約申込書:soasc_kaiyakumoshikomisho_subscription
     請求書:soasc_seikyusho_Invoice_subscription
     発注書:soasc_hatchusho_subscription

テンプレート名を「soasc_mitsumorisho_subscription」とする理由ですが、後述のViewFramerのマッピング定義で設定されているDocumentizer(テンプレートとのマッピング設定)にて「soasc_mitsumorisho_subscription」というテンプレート名で指定しているためとなります。

mceclip1.png

設定したら作成をクリックします。

次に作成した帳票の配備を行います。

以下作成手順です。

①作成した帳票の編集ボタンをクリック。
②操作にあるオレンジ色の右矢印「Start Data Mapping」をクリックし、マッピング画面へ遷移します。
③遷移したら「マッピングの復元」というポップアップが表示されますので「はい」をクリックします。
④復元されたら「保存」をクリック。
⑤「テンプレート配備ウィザード」というポップアップが現れ、配備ボタンが表示されますので「配備」をクリックします。

mceclip1.png
mceclip0.png

 

ここまで出来ましたら、デザイナーは終了です。

次にViewFramerの設定を行います。

 

3.ViewFramerにログイン、マッピングファイルをインポートし配備

当FAQ記事最下部にマッピングファイルが添付してありますので、使用するマッピングファイルをダウンロードします。

・ViewFramerにログイン

Viewframerログイン画面

ログインする際はログイン用のCID/UID/UPWを利用します。
デザイナー用のものと同じですので、認証情報テキストを確認してください。
mceclip0.png

!注意!

同じウェブブラウザーで複数のビューやマッピングを参照・編集すると上書きされてしまいます。
必ず1つのタブで操作してください。
既存のビューを参考にしたい場合は、別のブラウザーで参考にしたいビューを開くようお願いいたします。ただし、同時編集はできませんので参照のみにしてください。
また、別のブラウザーにした場合も複数のビューを開くことは避けてください。

 

ログインしたら、マッピングタブのインポートをクリックします。

mceclip1.png

ダウンロードしたマッピングファイルを選択し、マッピング名を「soasc_mitsumorisho_subscription」とし、「OK」をクリックするとマッピングとビューに設定が反映されます。

マッピング名は以下の様に設定してください。

     見積書:soasc_mitsumorisho_subscription
   利用申込書:soasc_riyomoshikomisho_subscription
   変更申込書:soasc_henkomoshikomisho_subscription
   解約申込書:soasc_kaiyakumoshikomisho_subscription
     請求書:soasc_seikyusho_Invoice_subscription
     発注書:soasc_hatchusho_subscription

※マッピング名を「soasc_mitsumorisho_subscription」としているのは、ソアスク側で用意されているVisualforceページでこのマッピング名が指定されているためです。
Visualforceページのマッピング名とViewFramerのマッピング名を一致させる必要があります。

 

・作成したマッピングを配備
配備ボタンをクリックすると「配備してよろしいですか?」と聞かれますので「OK」で配備します。

mceclip0.png

 

ここまででViewFramerの設定は完了です。

4.出力アクション(ボタン)を作成・表示

・APIサンプルを取得

ViewFramerのマッピングの一覧画面にて、呼び出したいマッピングの「APIサンプル」欄にある[APIサンプル]ボタンをクリックします。

APIサンプル取得.png

サービスと形式はそのままで、「Visualforceページ」をクリックします。

APIサンプル取得2.png

テキストファイルがダウンロードされるので、テキストエディタで開きます。

 

・APIサンプルを修正

33行目に以下の記述を追加します。

nsPrefix:'appsfs',

パラメータ追加.png

 

・Visualforceページの作成

Selesforceを開き、設定>カスタムコード>Visualforceページ を開きます。
「新規」をクリックします。

Visualforceページ新規クリック.png

以下のように設定します。

表示ラベル:任意の文字列
名前:アンダースコアと英数字のみを含む任意の文字列
Lightning Experience、Lightning コミュニティ、およびモバイルアプリケーションで利用可能:チェックをいれる
Visualforce Markup:ダウンロードしたVisualforceサンプルコードの内容をコピーして貼り付ける

※元々Visualforce Markup欄に入っているコードは不要です。

Visualforceページを保存.png

保存します。

 

・アクション(ボタン)の作成

設定>オブジェクトマネージャから「見積」と検索をし見積オブジェクトをクリックします。

「ボタン、リンク、およびアクション」を開き、「新規アクション」をクリックします。

新規アクションをクリック.png

 

以下のように設定します。

アクション種別:カスタムVisualforceページ
表示ラベル:任意の文字列(例:見積書)
名前:アンダースコアと英数字のみを含む任意の文字列(例:mitsumorisho)

新規アクションを入力.png

保存します。

※
・利用申込書、解約申込書、変更申込書は、見積書と同様に見積オブジェクトに追加します。
・請求書の場合は、請求オブジェクトに追加します。
・発注書の場合は、発注オブジェクトに追加します。

 

・アクション(ボタン)の追加

「ページレイアウト」から対象のページレイアウトを開き、遷移先画面上部のウィンドウ「モバイルおよびLightningのアクション」から、「見積書発行(サブスク)」をSalesforceモバイルおよびLightning Experienceのアクションエリアへドラック&ドロップで追加します。

ボタンをドラッグ&ドロップ.png

保存します。


以上で、設定は完了となります。

 

5.出力アクション(ボタン)、出力の確認

画面に追加したアクションが表示されているか確認します。
見積書、利用申込書の場合は、商談または、販売レコードを開き、関連タブから見積レコードに遷移できます。
商談または販売へはタブをご利用ください。
請求書の場合は、請求タブから請求レコードに遷移できます。
販売から見積もりに遷移.png

ボタン表示確認.png

ボタンを押して出力されることを確認します。

以上がソアスク標準帳票のセットアップ方法となります。
編集方法については、以下記事に記載しておりますため、よろしければこちらも併せてご参照ください。
ソアスク標準帳票の編集方法について

 

-------------------

ViewFramerマッピングファイル更新履歴

・2024/06/17

階層情報をもつ明細レコードに対応したマッピングを作成。

 

・2022/08/03

「請求書」「利用申込書」で税種別合計レコードが明細レコードの件数より少ない場合に、合計金額が誤った数値になる不具合を修正

 

・2022/07/01

「見積書」「請求書」「発注書」「利用申込書」でソアスクv1用の項目を帳票の
「合計金額」などに使用しているものを、税種別合計レコードの金額を合計するように修正
※v1用の項目は、税率が異なる明細が同じ1帳票内に存在する場合に、正しい金
額を出力できません。

-------------------

■ViewFramerマッピングファイルダウンロード

 

  • ソアスク標準帳票(v3.14以降).zip
    20 KB Download
  • ソアスク標準帳票(v3.13以前).zip
    20 KB Download
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