• 請求一括登録タブにて大量件数の請求を1クリックで作成できる機能を追加
  • 『請求一括作成』タブにて本機能を使用することができます。
  • 以下画像にあるオプションにチェックをつけることで、ボタンラベルが「検索」から「一括作成」に変わります。その状態でボタンをクリックしていただくと検索実行と請求作成が裏側で行われます。 
    • ※1つの請求にまとめられる納品明細の数はこれまでと同じです。
    • ※シリアルで請求作成処理を実行するため、一度に作成する請求レコード件数が増えれば増えるほど処理完了までの時間は増えます。
    • ※処理結果はこれまで通りバックグラウンド処理履歴レコードにて確認いただけます。
  • この設定を画面に表示するかどうかは編集ページから設定することができます。
• 見積登録（LWC）にて複数行を一括で削除できる機能を追加
  • これまでは各明細行のドロップダウンメニューから「削除」を選択して1行ずつ削除する必要があったものを、明細を選択して一括削除する機能を追加しました。
  • 操作方法
    • まず、明細部左上にある削除行選択モードを選択します。
    • そうすると画面が切り替わるので、削除したい行を選択して『明細一括削除』ボタンをクリックすると選んだ明細がすべて削除されます。

【機能拡張】

• 解約日が月中の場合に、解約月の金額を日割りせずに1か月すべて請求対象とすることができる機能を追加（サブスクリプション機能）
  参考記事：解約時の請求処理方法の追加：半端日付での1カ月請求対応
  
  • 設定マスタ「洗替/解約時の日割り方式」を『日割りしない』に設定する必要があります。

• 契約洗替時に契約ライセンスを引用して見積明細情報を復元する際、洗替後の期間をみて復元する対象を絞る機能を追加（サブスクリプション機能）
  参考記事： 契約変更のライセンス洗替時、契約中のライセンス情報を見積明細に引用する機能の拡張
  
  • 設定マスタの「洗替時に利用期間内の明細のみを追加する（appsfs__fs_IsAddOnlyDetailsWithinUsagePeriod__c）」をTrueに設定する必要があります。
  • 設定マスタのレコードタイプは『設定情報』です。

• 洗替時に初期費用按分の納品明細の計上日を洗替の適用開始日に寄せない、という動作ができるように拡張（サブスクリプション機能）
  • 見積明細の売上サイクル『初期費用按分』を利用すると、納品明細の「計上日」が利用期間にわたって按分されますが、解約・洗替時にはそのライセンスが終了する月に一括計上となるよう納品明細の「計上日」を終了する月になるよう更新をする処理があります。
  • これを、設定マスタの「洗替時に既存の初期費用按分の売上を一括計上しない（appsfs__fs_IsNotCollectiveSalesRegistration__c）」をTrueにすることで、洗替時のみ納品明細の「計上日」を洗替時のままにしておくことが可能です。設定マスタのレコードタイプは『自社会計情報』です。
  • ※解約時の動作については変更なしです。

• 「構成表・品目サービス選択」画面での検索結果のデフォルト並び順を、結果の一番左に表示している列の昇順になるように機能を拡張
  
  
• 見積登録（LWC）のヘッダー部の一部を非表示にすることができるよう機能を拡張
  • カスタム設定「各種登録画面（LWC）設定」の項目「見積登録（LWC）ヘッダー部の基本情報を非表示にする」をTrueに設定する必要があります。

• 見積登録（LWC）で階層構造を持った見積明細を追加する際、トグルを開いたまま追加できるようになるように機能を拡張
  • カスタム設定「各種登録画面（LWC）設定」の項目「デフォルトで階層を展開する」をTrueに設定する必要があります。
• 品目サービス・構成表検索にて検索結果を100件まで表示できるように機能を拡張
  • 最後に変えていた設定がローカルストレージに自動保存されるので、再度開いた場合は前回の設定が引き継がれます。
• 契約洗替時に契約ライセンスを引用して見積明細情報を復元する際、復元した見積明細の期間を、洗替後の期間と同期する機能を追加
  • 設定マスタの「洗替時の既存明細に見積条件の契約期間を適用する（appsfs__fs_IsApplyUsagePeriodOfQuoteCondition__c）」をTrueに設定する必要があります。
  • 設定マスタのレコードタイプは『設定情報』です。
• 見積登録（LWC）にて従量課金の品目を追加した際、その品目に単価マスタが設定されていれば従量課金設定を開かなくても契約単価が設定されるように機能を拡張（サブスクリプション機能）
  
  
• 見積登録（LWC)にてサイドバーに表示されていた税額の値が『合計金額×税率』に対応

【機能改善】

• 品目サービス検索と見積検索のデフォルト表示項目を見直し
  
  
• 見積登録（LWC）の明細部右側アクションメニューを右までスクロールしなくても画面上に固定表示するように改善
  
  
• 取引先レコードにデフォルト値を入れる仕組みを変更
  • これまでは取引先トリガで設定されるようになっていました。
    • トリガにて行っていた項目レベルセキュリティチェックは廃止されました。
    • これにより、ソアスクを利用しないSalesforceユーザーが同組織にいる場合の取引先トリガーによる権限不足エラーが発生しなくなりました。
  • 今後はカスタム設定「取引先作成時における支払条件等デフォルト値」の値を見て設定されるようになりました。
    • カスタム設定がない、もしくはカスタム設定の項目が空の場合は、取引先カスタム項目の「項目デフォルト値」に数式として直接指定されている値が設定されます。
    • さらに、このタイミングでデフォルト値を一部見直しました。この影響でバージョンアップのお客様は取引先作成時のデフォルト値が変わる可能性があります。確認の上、カスタム設定の値を修正ください。

      取引先項目名	変更前	変更後
      税額計算方法	Line Amount * Tax Rate	Total Amount * Tax Rate
      請求先：支払期日起算日	Close Date	Bill Date
      請求先：支払日	11	末日
      支払先：支払日	10	末日
      請求予定日にち	15	末日

  • この影響で、取引先の新規作成アクションを実行した時点で、画面上にデフォルト値がセットされた状態になります。
• 「ヘッダーが無効化された Visualforce ページのクリックジャック保護を有効化」が有効の組織で見積登録（LWC)が動作するように改善
  
  
• 受注確定の後処理の有効のチェックが外せるように改善（サブスクリプション機能）
  • これまでのカスタムメタデータ「受注確定後の追加処理設定」の有効項目（appsfs__fs_IsActive__c）は論理削除済みです。
  • 今後は有効項目（appsfs__fs_IsActivated__c）をご利用ください。
• 見積明細の項目「粗利率」の整数部桁数を『 パーセント(11、1)』に変更
  
  
• 『品目・サービスマスタ検索』画面の検索結果で数値項目のカンマが表示されるように改善
  
  
• 階層コンポーネントにて数値項目を表示させたときにカンマが表示されるように改善
  
  
• 階層コンポーネントを表示する際、任意のラベルを表示できるように改善
  • 編集ページで設定することができます。
  • バージョンアップのお客様はラベルが空になりますので、適宜設定ください。
  • ラベルに加え、階層コンポーネントの高さ（px）を編集ページから指定できるようになりました。
• 受注確定取消によって取り消された契約管理の変更履歴をソアスクタイムラインに出さないように改善（サブスクリプション機能）
  
  
• 見積登録で数式項目を表示した際、セル内横スクロールで数式の結果全体が確認できるように改善
  
  
• 見積登録（LWC）にて、数式、自動採番、積み上げ集計項目が画面上編集できるように見えていたものを編集できないように改善

【障害改修】

• 契約管理のアクション『本契約』から開いた画面にて、エラーで保存できない場合がある問題を修正（サブスクリプション機能）
  
  
• 受注明細の項目「初回請求予定日（appsfs__fs_FirstBillingScheduleDate__c）」が日本語翻訳できていなかった問題を修正
  
  
• 自動採番型のユーザーカスタム項目が見積・見積条件に作成されている場合、ライセンス洗替・ライセンス追加で見積登録（LWC）を開けない問題を修正
  
  
• 解約確定用の商談や販売に表示された「soascOpportunityDetails」の受注セクションに『納品作成』ボタンが表示される問題を修正（サブスクリプション機能）
  
  
• 「soascOpportunityDetails」に表示される『受注作成』ボタンをクリックできる条件が、設定マスタの「受注確定の許可条件」を参照している問題を修正
  
  
• サービスの請求登録画面を開いた際にシステム例外メッセージが表示される場合がある問題を修正
  
  
• カスタム設定「見積登録（LWC）テンプレート品目設定」を使用して行追加した際、画面上で金額の再計算がされない問題を修正
  
  
• 分析作成時、契約中のライセンス期間と重なっていない洗替の見積明細が存在する場合エラーになる問題を修正（サブスクリプション機能）
  
  
• 端数赤伝が存在する契約ライセンスに従量課金レコードを作成するとエラーが発生する問題を修正（サブスクリプション機能）
  
  
• ライセンス追加の受注確定時、契約ライセンスの「並び順」、「階層内並び順」が既存のライセンスと連番にならない問題を修正し、連番になるように変更（サブスクリプション機能）
  
  
• 契約変更の見積を見積登録（LWC）にて行う際、契約管理から同名項目の値が引き継がれない問題を修正（サブスクリプション機能）

【注意事項】

• v2.17よりパッケージ内に納品タブを追加しました。
  ご利用環境にお客様側で納品タブを作成している場合、以下のエラーが発生します。 その場合は、納品タブを一度削除頂き、インストールの実施をお願いいたします。

1. (OutboundDelivery__c) Unmanaged custom object tab already exists, package upgrade cannot create another tab
   OutboundDelivery__c: Unmanaged custom object tab already exists, package upgrade cannot create another tab

• v3.16より一部カスタムメタデータレコードをパッケージ内に作成しました。
  • その影響で、インストール時に以下エラーが発生する可能性があります。エラーが発生した場合は該当カスタムメタデータレコードを削除いただき、改めてインストールの実施をお願いいたします。
  • 対象カスタムメタデータ型
    • 【見積登録（LWC）】見積検索モーダル検索条件項目
    • 【見積登録（LWC）】見積検索モーダル検索結果項目

1. CustomMetadata(QuoteDisplayCustomField.Name) 重複値が見つかりました: 見積番号 で appsfs__fs_Name__c の値が重複
   QuoteDisplayCustomField.Name: 重複値が見つかりました: 見積番号 で appsfs__fs_Name__c の値が重複
   2. CustomMetadata(QuoteSearchCustomField.Name) 重複値が見つかりました: 見積番号 で appsfs__fs_Name__c の値が重複
   QuoteSearchCustomField.Name: 重複値が見つかりました: 見積番号 で appsfs__fs_Name__c の値が重複

ソアスク / soarize リリースノート一覧はこちらです。
ソアスク 拡張パッケージ「soasc」リリースノート一覧はこちらです。

v3.16 【重要なお知らせ】【機能追加】【機能拡張】【機能改善】【障害改修】【注意事項】