【帳票DX for Salesforce】制限事項についてご説明します。
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・処理の流れと制限事項について
・生成ドキュメントのサイズの上限について
・サポートするブラウザについて
・選択可能なオブジェクト
・画像の出力について
・出力ファイル名について
・リストビュー出力での同時処理可能な件数の上限
・D3Workerのワーク表示件数の上限
・エクスポート、インポートに関する制限
・活動履歴の登録機能を利用する際の制限
・APIコール数について
・Officeテンプレートのサイズ上限について
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処理の流れと制限事項について
生成ドキュメントのサイズの上限について
帳票DX for Salesforceを使用して出力できる帳票のサイズには、PDF/Office文書問わず約5.7MBまでという制限があります。
これを超えるサイズの帳票を出力する場合は、ViewFramerの利用等(帳票DX for Salesforceを利用しない方法)をご検討ください。
サポートするブラウザについて
「設定」レコードを作成する場合、Chrome/Firefox/Edge
※Safariの場合、項目編集画面の式編集画面が適切に動作しません。
ドキュメント生成のみの場合、Chrome/Firefox/Edge/Safari
選択可能なオブジェクト
※確認バージョンは、「docutizeXA v1.68.0」です。
主オブジェクト
- Account
- Asset
- Campaign
- Case
- Contact
- Contract
- Idea
- Lead
- Opportunity
- Order
- Product2
- Solution
- User
- WorkOrder (docutizeXA 1.10.0以降)
- カスタムオブジェクト
※ただし、以下の条件全てを満たすもの
・オブジェクトがカスタム設定ではない
・現在のユーザがこのオブジェクトを参照可能
・現在のユーザがオブジェクトをクエリ可能
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注意
Todo は、主オブジェクトとしては指定できません。
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明細オブジェクト
主オブジェクトと主従関係/参照関係が設定されたオブジェクトのうち、以下の条件全てを満たすものが表示対象。
- オブジェクトがカスタム設定ではない
- 現在のユーザがこのオブジェクトを参照可能
- 現在のユーザがオブジェクトをクエリ可能
- 現在のユーザがオブジェクトを検索可能 あるいは、カスタムオブジェクト
- Salesforceが将来の使用のために予約しているオブジェクトではない
画像の出力について
画像をSalesforce内から獲得する際に許容するサイズの上限は 2MB です。
また、出力可能な画像の種別は、Bitmap/gif/jpeg/pngです。
※jpeg画像の拡張子は「jpg」である必要があります。
出力ファイル名について
ファイル名を動的に指定する場合の字数制限は以下です。
- 帳票DX for Salesforce v1.68.0 より前のバージョンの場合、拡張子部分を含めずに、最大字数は 75 です。
- 帳票DX for Salesforce v1.68.0 以降のバージョンの場合、拡張子部分を含めずに、UTF-8 換算で 250byte以内に切り詰められます。
リストビュー出力での同時処理可能な件数の上限
Salesforceの標準画面の場合、リストビュー画面の制限でレコード選択を行える件数が200件までとなります。
D3Workerのワーク表示件数の上限
D3Worker連携の場合、項目選択画面にてD3Workerのワーク選択欄が表示されます。
ワークの件数が1000件を超過する場合、D3Workerがレスポンスする並びで、上位1000件だけが画面上に表示されます。
また、1000件を超過する場合、警告のトーストが表示されます。
エクスポート、インポートに関する制限
エクスポート機能は、「トライアル」の場合は、利用する事ができません。
活動履歴の登録機能を利用する際の制限
「活動」オブジェクトに対して、入力必須のカスタム項目を追加している場合、活動履歴を登録する事はできません。
活動履歴の登録は以下の設定によって無効にする事が出来ます。
・出力確認や、リンクボタンを利用する場合:カスタム設定の「活動履歴ON」の欄のチェックを解除する。
・アクションボタンを利用する場合:ボタンを生成する際に「活動履歴作成」の欄で「作成しない」を選択した上でボタンを生成する。
APIコール数について
※確認バージョンは、「docutizeXA v1.68.0」です。
リンクボタンでXA(PDF)でダウンロードの場合のAPIコール数:7
アクションボタンでXA(PDF)でダウンロードの場合のAPIコール数:6
※リストビューから複数ドキュメントを出力する場合は、zip圧縮してアップロードする処理が発生するため、コール数+1となります。
Officeテンプレートのサイズ上限について
テンプレートのファイルサイズは 10MB を上限としています。
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