バージョンアップをご希望の方は弊社サポートサイトからお問い合わせください。
目次:【重要なお知らせ】【機能追加】【機能拡張】【機能改善】【障害改修】【注意事項】
【重要なお知らせ】
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ソアスクの標準オブジェクトにカスタム項目を作成いただく際、作成するオブジェクト内に「項目名(API参照名)」がソアスク標準項目の項目名と一致しないよう設定をお願いいたします。
3.10以降のバージョンで、ソアスク標準項目の項目名と一致するカスタム項目が存在しますと、ソアスクのVisualforce登録画面を開いた際にエラー「duplicate field selected: XX」が発生する場合がございます。
エラーが発生した場合は、対象のカスタム項目の項目名(API参照名)を変更していただきますようお願いいたします。
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3.11よりカスタム設定「soarize Trigger Activation Setting」に以下設定を追加しています。
3.11より前のバージョンから3.11以降へバージョンアップする場合、手動でチェックを付けていただきますようお願いいたします。
・soarizeバックグラウンド処理イベントトリガ有効化
・soarize納品・請求リレーショントリガ有効化
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3.11より請求登録画面の保存処理を非同期化したことに伴い、プラットフォームイベント権限の「バックグラウンド処理イベント」の参照/作成権限が必要となりました。
上記権限がないユーザで保存を行った場合に「請求を保存中です。」が表示されたまま画面が遷移しない状態になります。
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3.11より見積明細に「旧契約ライセンス(appsfs__fs_PreviousContractLicense__c)」項目を追加しています。
バージョンアップを行いますと、見積条件登録画面の明細情報に標準で追加されます。
こちらの項目はモノスクで利用する項目になるため、必要ない場合は見積明細の項目セットから外してください。
なお、見積条件登録画面の明細情報にカスタム項目を10個以上追加することはできません。
10個を超えた場合、注意喚起が表示され項目セットに配置しているすべてのカスタム項目が非表示となりますためご注意ください。
- 3.7より前のバージョンがインストールされた組織から3.7以降へバージョンアップする場合、以下をご確認ください。
契約単価「品目・サービス(Product)」、納品「納品先(Deliver To)」、納品「請求先(Bill To)」、仕入「支払先(Payee)」の4つの項目について、権限セットを用いて権限付与している場合、バージョンアップ時に権限セットの該当項目の権限がはく奪されるため、バージョンアップ後に再度付与していただきますようお願いいたします。(プロファイルの権限ははく奪されません。) - 3.4より前のバージョンがインストールされた組織から3.4以降へバージョンアップする場合、既存の「契約管理.終了日 = 契約ライセンス.利用終了日」に一致している契約ライセンスの「分析対象」を『True』に変更いただきますようお願いいたします。
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2.18.3より前のバージョンがインストールされた組織から2.18.3以降へバージョンアップする場合、以下の手順を行う必要があります。
①対象の組織からフローオブジェクトマッピングのレイアウト「WF_FlowObjectMapping Layout」のセクション「Flow Image」に配置されているVisualForcePage「FlowInfoPage」の配置を解除
②2.18.3にアップグレード
③対象バージョンにアップグレード
【機能追加】
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請求締め処理時、バックグラウンド処理履歴にレコードを作成する処理を追加
参考記事:請求締め実行時のバックグラウンド処理履歴について
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ソアスクの設定がまとまった「ソアスク設定」タブを追加
参考記事:「ソアスク設定」画面について
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受注確定の取り消し機能を追加(サブスクリプション機能)
参考記事:新規契約・契約更新・ライセンス追加の受注確定取消機能について
- 見積に[受注確定取消] ボタンを追加しております。バージョンアップ後、対象のページレイアウト上に表示してご利用ください。
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見積条件の見積種別が『新規契約』『ライセンス追加』『契約更新』の場合のみ取り消しが可能です。
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v3.8より前のバージョンで受注確定を行った見積から受注確定取消を実行した場合、契約管理内で直近の見積でないため取消できません。」エラーが発生します。
- 原因としては、契約管理と契約管理変更履歴の「見積種別」がv3.8から追加された項目となり、v3.8より前のバージョンで受注確定を行っていた場合に空白となるためです。
- 契約管理と契約管理変更履歴のページレイアウトに「Quote Type(見積種別)」を追加し、取り消す見積に紐づく見積条件の「見積種別」と同じ値に設定してから受注確定取消を実行してください。
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以下事象を確認しております。
本機能をご利用の際は必ずご確認いただきますようお願いいたします。
事象 影響等 対応状況 ユーザライセンス「Salesfoce Platform」の
ユーザが受注確定取り消しを実行した際に
エラーが発生します。ご不便おかけしますが、
ユーザライセンス「Salesfoce」の
ユーザにて実行をお願いいたします。3.12で対応済み
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参照権限のみ持つユーザでも請求の[無効化]や[有効化]を実行できるようにする機能を追加
参考記事:請求の無効化、有効化機能を拡張しました。 -
請求登録画面で項目レベルセキュリティを見てエラーチェックをするように機能を追加
参考記事:請求登録画面での項目レベルセキュリティに対応について-
「ApexTriggerシステム管理者権限実行の編集」 というカスタム設定の「請求登録画面実行許可ON」をtrueにする必要があります。
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【機能拡張】
- 契約管理の[次契約予約]から作成した見積条件の「予約更新日」に設定マスタの「契約更新判定用日付項目」で指定されている項目の値がセットされるように改善(サブスクリプション機能)
- 請求登録画面の保存処理を非同期処理化し、これまでより多くの件数を保存できるように対応
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参照権限のみ持つユーザでも解約確定を実行できるようにする機能を追加(サブスクリプション機能)
参考記事:解約確定をシステム管理者権限で実行する方法
- 取引先が納品または仕入で参照されている場合も取引先のマージ機能でマージ元に指定できるように改善
- 契約ライセンスと契約ライセンス変更履歴に「売上サイクル(appsfs__fs_SubscriptionSalesCycle__c)」を追加(サブスクリプション機能)
- モノスクに必要な項目を追加
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商談がクローズ済みの場合も受注確定前であれば分析作成対象とできるようにする機能を追加(サブスクリプション機能)
参考記事:「クローズ済みの商談を分析の対象とする」設定の追加
【機能改善】
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見積条件登録画面で保存ボタンをクリックした後の遷移先を「見積レコード詳細ページ」に統一
- 見積から商談へ遷移する際は、見積に商談の参照項目を追加しておりますため、ページレイアウトに表示いただきそちらから遷移いただきますようお願いいたします。
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」内に表示されるリンクを別タブ表示できるように改善
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」の見積条件・見積・受注タブを非リンク化
- 「請求締日にち」がnullの契約管理から分析レコードが作成されない問題を修正(サブスクリプション機能)
- 受注登録、納品登録、請求登録時のパフォーマンスを改善
- 「コンポーネント登録画面」の名称を「ソアスクオブジェクトアップグレード」に変更
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」に表示される納品リストのラベル名を納品のオブジェクト情報から取得するように改善
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」で設定マスタが存在しない場合に表示されるエラーメッセージを見直し
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契約更新やライセンス洗替の見積から作成される「更新見込み」分析レコードの期間を見積条件から取得するように統一(サブスクリプション機能)
- 以下のように変更しております。
■~v3.10
既存契約管理レコードの「次回契約月数」から算出
未設定の場合、契約管理の「契約期間 開始日~契約期間 終了日の月数」から算出
■ v3.11
契約更新やライセンス洗替の見積条件の「次回契約月数」から算出
未設定の場合、見積条件の「契約期間 開始予定日~契約期間 終了予定日の月数」から算出
- 以下のように変更しております。
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見積明細に「旧契約ライセンス(appsfs__fs_PreviousContractLicense__c)」項目を追加
- バージョンアップを行いますと、見積条件登録画面の明細情報に標準で追加されます。
こちらの項目はモノスクで利用する項目になるため、必要ない場合は見積明細の項目セットから外してください。
項目セットは画面右上の歯車マーク>設定>オブジェクトマネージャ>見積明細>項目セットから開けます。
なお、見積条件登録画面の明細情報にカスタム項目を10個以上追加することはできません。
10個を超えた場合、注意喚起が表示され項目セットに配置しているすべてのカスタム項目が非表示となりますためご注意ください。
- バージョンアップを行いますと、見積条件登録画面の明細情報に標準で追加されます。
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解約確定時、設定マスタの「受注確定の許可条件」が原因でエラーとなった際にエラーが表示されない問題を修正(サブスクリプション機能)
- 項目の表示ラベルを「受注確定の許可条件」から「受注確定・解約確定の許可条件」に変更しました。
- 請求の[有効化]や[無効化]を非同期処理化し、これまでより多くの件数を処理できるように変更
- 請求締め時のDML操作の見直し
- 各種カスタムメタデータに標準のカスタムリストビューを追加
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各種オブジェクトに税額関連の項目を追加
- 以下項目を追加しました。
見積・納品・請求オブジェクト
・税込合計(appsfs__fs_AmountIncludingTaxSum__c)
受注・発注・仕入・支払オブジェクト
・8%税額(appsfs__TaxAmount8__c)
・10%税額(appsfs__TaxAmount10__c)
・税種別合計税額(消費税)(appsfs__fs_TaxAggregateTaxArea__c)
・税込合計(appsfs__fs_AmountIncludingTaxSum__c)
- 以下項目を追加しました。
【障害改修】
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」から契約管理が紐づいている見積の[有効化]や[無効化]を行った際にエラーとなってしまう問題を修正
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」で不整合データがある場合に読み込みが中断されてしまう事象を改善
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」から[見積作成]を行った際にダイアログが表示される場合がある問題を修正
- 商談詳細コンポーネント「soascOpportunityDetails」で契約変更(ライセンス追加/ライセンス洗替)や契約更新の受注確定時に表示される確認メッセージの見直し(サブスクリプション機能)
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請求を無効化した際に、納品明細の「売上ステータス」が請求作成前の状態に戻るように修正
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見積の[コピー]ボタンから開いた見積条件登録画面の明細情報にある[単価反映]や[単価参照]ボタンが非活性となる問題を修正(サブスクリプション機能)
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マルチ通貨環境で請求を作成した際に、請求明細の「品目分類マスタ」に値が入らない問題を修正
- 会計システム連携履歴オブジェクトのレコード詳細ページに表示していた[会計システム連携再実行]ボタンを非表示に変更
- 物販の請求登録画面にて、納品明細から請求明細に引き継ぐユーザカスタム項目が組織に存在している かつ その項目を請求登録画面上に表示していない場合に保存処理が失敗する問題を修正
【注意事項】
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v2.17よりパッケージ内に納品タブを追加しました。
ご利用環境にお客様側で納品タブを作成している場合、以下のエラーが発生します。
その場合は、納品タブを一度削除頂き、インストールの実施をお願い致します。
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1. (OutboundDelivery__c) Unmanaged custom object tab already exists, package upgrade cannot create another tab
OutboundDelivery__c: Unmanaged custom object tab already exists, package upgrade cannot create another tab
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ソアスク / soarize リリースノート一覧はこちらです。
ソアスク 拡張パッケージ「soasc」リリースノート一覧はこちらです。