【重要なお知らせ】
- 2.18.3より前のバージョンがインストールされた組織から2.18.3以降へバージョンアップする場合、以下の手順を行う必要があります。
①対象の組織からフローオブジェクトマッピングのレイアウト「WF_FlowObjectMapping Layout」のセクション「Flow Image」に配置されているVisualForcePage「FlowInfoPage」の配置を解除
②2.18.3にアップグレード
③対象バージョンにアップグレード
※バージョンアップをご希望の方は弊社サポートサイトからお問い合わせください。
【機能追加】
- 請求締日を基準に納品/納品明細を分割する機能を追加
- 設定マスタ(ページレイアウト:Organization Accounting Info)「請求締日と売上計上日で売上を分割する(appsfs__fs_IsDivideByBillingDateAndRecordDate__c)」で売上を分割するを有効にし、見積条件登録画面で設定マスタ(ページレイアウト:Organization Accounting Info)「組織売上計上日にち(appsfs__fs_OrgPostSalesDate__c)」と異なった「請求締日にち(appsfs__fs_BillingCloseDay__c)」を設定することで、受注確定時に売上が分割されるようになります。
売上が分割される場合、納品明細「請求締日(appsfs__fs_BillingCloseDate__c)」に分割の基準となった請求締日が設定されます。
納品明細.請求締日に分割有無に関わらず請求締日が設定される不具合を確認しています。
→上記はv2.23で改修しております。
請求締日にちのデフォルト値は取引先「請求先:締日(appsfs__fs_CloseDay__c)」の値を使用しており、『会計設定』から設定が可能です。
設定マスタ(ページレイアウト:Organization Accounting Info)「請求締日による納品明細分割時の金額計算方式(appsfs__fs_DivideByBillingDateAmountCalcType__c)」で、売上金額の分割を『日割り』か『半額』に設定することが可能です。 - 設定が無効な場合、もしくは組織売上計上日にちと請求締日にちが同一日付の場合、売上は従来通り分割されません。
※『売上』とは納品/納品明細オブジェクトを指しています。
- 設定マスタ(ページレイアウト:Organization Accounting Info)「請求締日と売上計上日で売上を分割する(appsfs__fs_IsDivideByBillingDateAndRecordDate__c)」で売上を分割するを有効にし、見積条件登録画面で設定マスタ(ページレイアウト:Organization Accounting Info)「組織売上計上日にち(appsfs__fs_OrgPostSalesDate__c)」と異なった「請求締日にち(appsfs__fs_BillingCloseDay__c)」を設定することで、受注確定時に売上が分割されるようになります。
- 受注確定で作成されたサブスクリプションの納品>関連リストから請求登録画面を使って請求を作成する機能を追加
- 指定した納品と同一の受注に紐づく納品が請求登録画面に表示され、請求サイクルに関わらず任意の納品を選択して請求を作成することが可能です。
例えば、請求サイクルが『毎年』の場合でも6ヶ月分の納品のみを選択して請求を作成することが可能です。
請求登録時に以下の条件を満たす解約済みの納品明細が請求対象に含まれる問題を確認しています。今後のリリースで修正予定です。
・解約日が設定されている
・解約フラグがTrueに設定されている
- 指定した納品と同一の受注に紐づく納品が請求登録画面に表示され、請求サイクルに関わらず任意の納品を選択して請求を作成することが可能です。
- 日割り発生時に日割り計算ではなく半額計算が可能となる機能を追加
- 設定マスタ(ページレイアウト:Organization Accounting Info)「日割り時の金額計算方式(appsfs__fs_DeilyAmountCalcType__c)」を有効にすることで、日数に端数が発生した場合、半額として扱われるようになります。
- 設定が無効な場合、従来通り日割りで計算されます。
- 請求締めを行う際に「契約管理」「事業所」「部門」「主担当者」毎にグルーピングして請求を作成する機能を追加
- 上記グルーピング条件の指定有無に関わらず、必ず請求先でグルーピングされます。
- 請求締め画面で各条件にチェックを付けることで指定(複数可)が可能です。
- 見積条件毎に支払期日の算出方法を設定できる機能を追加
また、支払タイミングが設定されるようになりました。- 見積条件の「支払期日算出方法(appsfs__fs_PaymentDueCalculationMethod__c)」「支払期日起算日(appsfs__fs_PaymentDueStartDate__c)」「支払月(appsfs__fs_PaymentMonth__c)」「支払日(appsfs__fs_PaymentDay__c)」「支払期日(日数)(appsfs__fs_PaymentDueDays__c)」を元に支払期日及び支払タイミングが設定されます。
- カスタム設定「Diff Item Contract Management」で設定された契約管理の項目が変更された際に、契約管理変更履歴オブジェクトに契約管理の断面情報が登録される機能を追加
- 契約ライセンス変更履歴オブジェクトも追加されていますが、こちらは今後のリリースで契約管理同様に契約ライセンスの断面情報が登録されるようになる見込みです。
【機能拡張】
- 見積条件.初回請求予定日を設定マスタ「請求予定日算出方法(appsfs__fs_MethodForScheduledDateOfBilling__c)」「請求予定日基準項目(appsfs__fs_BaseDateOfBilling__c)」「請求予定月(appsfs__fs_ScheduledMonthOfBilling__c)」「請求予定日にち(appsfs__fs_OrgBillingPlanDate__c)」から設定可能になりました。
【機能改善】
- 従量課金レコード作成時に以下の期間情報が設定できるよう変更。
※この情報は納品明細に引き継がれます。- 利用開始日/利用終了日
契約ライセンスの利用開始日/利用終了日を設定 - 請求対象期間開始/請求対象期間終了
従量課金の課金対象期間を設定
- 利用開始日/利用終了日
- 従量課金レコード登録時に特定の項目が自動補正されるよう変更
- 税種
未設定の場合、契約ライセンスの税種を設定 - 税率
未設定の場合、税種と計上日を基準とした税率を設定 - 利用開始日/利用終了日
常に契約ライセンスの利用開始日/利用終了日を設定 - 請求対象期間開始/請求対象期間終了
未設定の場合、計上日を基準に以下の設定
・計上日が末日(29~31日)の場合
当月1日~計上日
・計上日が末日以外の場合
計上日-1か月+1日~計上日
※請求対象期間開始/請求対象期間終了が利用開始日/利用終了日の範囲外になる場合、利用開始日/利用終了日の値を設定
- 税種
- 従量課金登録時に納品明細.品目サービスマスタが設定されるよう変更
- 納品明細/請求明細に請求対象期間開始(appsfs__fs_StartDateOfBillingPeriod__c)/請求対象期間終了(appsfs__fs_EndDateOfBillingPeriod__c)を追加
- 利用開始日/利用終了日
契約ライセンスの利用開始日/利用終了日を設定 - 請求対象期間開始/請求対象期間終了
請求対象の利用期間を設定
- 利用開始日/利用終了日
- 請求明細に請求サイクル(appsfs__fs_SubscriptionBillingCycle__c)を追加
- 納品明細.請求サイクルが引き継がれます。
- 請求登録/請求締め時に請求に対して「契約管理」「事業所」「部門」「主担当者」が一意になる場合、請求に紐付けが行われるように変更
- 請求締めの検索結果テーブルに「納品先」「金額」「契約管理」「事業所」「部門」「主担当者」が表示されるよう変更
- 「契約管理」「事業所」「部門」「主担当者」の各列は、各項目でグルーピングまたは検索を行った場合にのみ表示されます。
- 請求締め検索時に請求に対して契約管理が一意になる場合、契約管理「支払期日算出方法」「支払期日起算日」「支払月」「支払日」「支払期日(日数)」を元に支払期日が初期設定されるよう変更。
【仕様変更】
- 請求締めの検索方法が変更
- 全ての条件のAND条件で検索されるようになりました。
- 請求予定日で絞り込みをした場合、サブスクリプション契約の納品明細のみ検索対象となります。
※サブスクリプション契約以外の場合、請求予定日は設定されません。
【不具合改修】
- マルチ通貨の受注、納品、請求、発注、仕入、支払登録画面の明細部で単価反映を押しても金額計算されない問題を修正
- 『見積にのみ契約管理が紐づいている』見積レコードが紐づいている見積条件で「見積追加」した際、見積条件登録画面の見積タブに契約管理が表示されず、契約管理が入力できない問題を修正
- コンポーネント登録画面で「登録」押下後、登録が完了しない問題を修正
- 見積明細入力欄で、「品目・サービス」を2ページ分以上指定してまとめて登録し、1ページ目を表示させずに保存した場合にエラーとなる問題を修正
- 従量課金登録時に作成された納品明細の売上サイクル/請求サイクルが「毎月」となる問題を修正
- v2.22以降は『従量課金』が設定されます。
【注意事項】
- v2.17よりパッケージ内に納品タブを追加しました。
ご利用環境にお客様側で納品タブを作成している場合、以下のエラーが発生します。
その場合は、納品タブを一度削除頂き、インストールの実施をお願い致します。
--------------------------------------------------
1. (OutboundDelivery__c) Unmanaged custom object tab already exists, package upgrade cannot create another tab
OutboundDelivery__c: Unmanaged custom object tab already exists, package upgrade cannot create another tab
--------------------------------------------------
ソアスク / soarize リリースノート一覧はこちらです。