この記事について
この記事では、ゲストユーザー(ログイン不要)が申請を行える申請サイトの設定手順を説明します。
前提条件
- 申請サイトの作成が完了していること:【カミレス セットアップガイド(8-1)】申請サイトの作成
- フォームテンプレートの作成が完了していること:【カミレス セットアップガイド(4-2)】フォームテンプレートの作成
目次
- 申請ページの作成
- ナビゲーションの設定
- 言語の設定
- 公開アクセスの設定
- ゲストユーザープロファイルの設定
- 権限セットの付与
- サイトの公開
- 共有ルールの設定
- ゲスト申請による申請レコード作成の設定
- 外部入力パラメータの設定
- フォームテンプレートの設定
- 動作確認
1. 申請ページの作成
申請フォームページと申請完了ページの2つを作成します。
1-1. 申請完了ページの作成
申請完了後にユーザーが遷移するページを作成します。
ページの作成
-
ビルダーを開く
💡ビルダーの開き方◆「【カミレス セットアップガイド(8-1)】申請サイトの作成」の続きで設定している場合
現在ワークスペース画面が表示されている状態かと思います。[ビルダー]をクリックしてください。
◆その他の場合
Salesforceの設定>クイック検索に「デジタルエクスペリエンス」と検索し[すべてのサイト]を開く>[ビルダー]をクリック - 左上の「ホーム」をクリックし、一番下の「+新規ページ」をクリックする
- 「標準ページ」を選択する
- 「+新しい空白のページ」をクリックする
- 「1個の全体の幅の列」を選択し、[次へ]をクリックする
- ページの名前・URL・API参照名を任意で設定する
コンポーネントの配置
- 左端上部にある雷マークをクリックする
- 下にスクロールし、「カスタムコンポーネント」セクションにある「completionPage」を「Content」エリアにドラッグ&ドロップする
1-2. ゲスト申請ページの作成
ゲストユーザーが申請を行うためのページを作成します。
ページの作成
- 左上の「ホーム」をクリックし、一番下の「+新規ページ」をクリックする
- 「標準ページ」を選択する
- 「+新しい空白のページ」をクリックする
- 「1個の全体の幅の列」を選択し、[次へ]をクリックする
- ページの名前・URL・API参照名を任意で設定する
コンポーネントの配置
- 左端上部にある雷マークをクリックする
- 下にスクロールし、「カスタムコンポーネント」セクションにある「commonInputPage」を「Content」エリアにドラッグ&ドロップする
コンポーネントのプロパティ設定
右側に「commonInputPage」コンポーネントのプロパティパネルが表示されます。以下を設定します。
| プロパティ名 | 説明 | 設定例 |
|---|---|---|
| Page Property | 申請確定後の自動遷移先ページ(=申請完了ページ)のAPI参照名 | CompletionPage__c |
| Disp Apply Modal | 確定ボタン押下時の確認ダイアログ表示有無 | ✓ |
| Load External Entry Parameters | 外部入力パラメータの自動読込有無 | - |
| Count Page View | ゲスト申請画面の表示回数のカウント有無 | - |
| Count Application Number | ゲスト申請画面での申請実施数のカウント有無 | - |
| Scroll PC Space Top | 画面切り替え時の自動スクロール位置(PC) | 0 |
| Scroll Mobile Space Top | 画面切り替え時の自動スクロール位置(Mobile) | 0 |
2. ナビゲーションの設定
作成したゲスト申請ページは現時点では孤立している状態です。そのため、ホーム画面とゲスト申請ページを繋げる設定を行います。ホーム画面にゲストページへ遷移するためのナビゲーションボタンを作成します。
- エクスペリエンスビルダーの左の歯車アイコンから「ナビゲーション」を開く
- 「Default Navigation」の「▽」ボタンから「編集」をクリックする
- 「+メニュー項目を追加」をクリックする
- 以下のように設定して保存する
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 名前 | 任意(例:ゲストページ) |
| 種別 | サイトページ |
| ページ | 作成したゲスト申請ページ |
| 一般公開 | ✓ |
↓ナビゲーションボタンが作成された状態になります。
3. 言語の設定
サイトの表示言語を日本語に設定します。
- エクスペリエンスビルダーの左の歯車アイコンから「言語」を開く
- 「デフォルトのサイト言語」を「日本語」にする
4. 公開アクセスの設定
ゲストユーザーがログインなしでページにアクセスできるよう設定します。
- エクスペリエンスビルダーの左の歯車アイコンから「全般」を開く
- 「公開アクセス」の「ゲストユーザーはログインすることなくサイトを表示および操作できる」にチェックを入れる
5. ゲストユーザープロファイルの設定
引き続き「全般」画面で操作します。
- 「ゲストユーザープロファイル」のリンクをクリックする
- 「編集」をクリックする
- システム管理者権限の「非公開の静的リソースを表示」にチェックを入れて保存する
6. 権限セットの付与
引き続きゲストユーザープロファイルの画面で操作します。
- 「このプロファイルに属するユーザの参照」をクリックする
- 氏名列のリンクをクリックする
- 「権限セットの割り当て」の「割り当ての編集」を選択する
- 「docutize Form Guest」を追加し、保存する
7. サイトの公開
エクスペリエンスビルダーでの設定が完了したら、サイトを公開します。
- エクスペリエンスビルダー右上の「公開」をクリックする
- 確認ダイアログで「公開」をクリックする
8. 共有ルールの設定
ゲストユーザーがフォームテンプレートなどのレコードを参照できるよう、共有ルールを設定します。
- Salesforceの設定>クイック検索に「共有設定」と入力し、「共有設定」を開く
- 以下のオブジェクトに共有ルールを新規作成する
- フォームテンプレート
- ログマスター
- 権限マスター
- 入力規則
各共有ルールの設定内容は以下の通りです。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 表示ラベル | 任意(例:フォームテンプレート共有) |
| ルール名 | 任意(例:FormTemplateShare) |
| ルールタイプ | 条件に基づくゲストユーザアクセス |
| 条件 | 任意(ゲストユーザーに共有するレコードを絞り込む条件) |
| 共有先 | サイトゲストユーザ(作成したサイト) |
| アクセス権 | 参照のみ |
9. ゲスト申請による申請レコード作成の設定
ゲストユーザーが申請を行った際に、対応する申請レコードが作成されるように設定します。
- カミレスの基本設定を開き、「汎用申請画面」を開く
- 「ゲスト申請で申請レコードを作成する」をオンにする
- 「適用」をクリックする
10. 外部入力パラメータの設定
ゲスト申請画面でURLパラメータを使用して帳票を指定できるよう、カスタムメタデータ型の設定を行います。
- Salesforceの設定>クイック検索に「カスタムメタデータ型」と検索し、「カスタムメタデータ型」を開く
- 「External Entry Parameter」の「レコードの管理」をクリックする
- 「新規」をクリックし、以下の内容でレコードを作成する
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 表示ラベル | 帳票名 |
| 外部入力パラメータ名 | rep_no(任意) |
| 外部入力 | Setting(検索ボタンから選択) |
| 帳票名と見なす | ✓ |
11. フォームテンプレートの設定
ゲスト申請ページで使用するフォームテンプレートに、以下の設定を行います。
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 帳票名 | URLパラメータで指定する名前を入力します |
| 直接リンク可 | ✓ |
12. 動作確認
-
[サイトのURL][ゲスト申請ページのURL]?rep_no=[帳票名]にアクセスする💡ゲスト申請URLの作成方法サイトのURL:エクスペリエンスビルダーの設定>「公開済み状況」にあるURL
ゲスト申請ページのURL:ゲスト申請ページのプロパティにあるURL
帳票名:フォームテンプレートの「帳票名」 - 主に以下のような項目を確認します。
- 申請フォームが表示されることを確認する
- 申請を入力し確定できることを確認する
- 申請完了画面が表示されることを確認する
- 申請レコードが作成されたことを確認する
以上でゲストユーザーが申請を行える申請サイトの設定は完了です。