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【カミレス セットアップガイド(6)】承認フロー機能の設定

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OPRO Support staff
  • 2026年06月26日 08:32
  • 更新

この記事について

この記事では、カミレスの承認フロー機能の概要と設定手順を説明します。承認マスターを使って「誰が・どの順番で・どの形式で承認するか」をあらかじめ定義することで、申請レコードに対する社内の承認フローを構築できます。

前提条件

  • カミレスの初期設定が完了していること

目次

  • 承認フロー機能の概要
  • 設定例について
  • 設定手順
    1. 基本設定で承認フロー設定を行う
    2. 承認マスターを設定する
      • 2-1. 承認マスターを作成する
      • 2-2. 基本設定を入力する
      • 2-3. 開始条件を設定する
      • 2-4. ステップを設定する
      • 2-5. 保存する
    3. 申請画面に承認コンポーネントを追加する

承認フロー機能の概要

カミレスの承認フロー機能を使うと、申請レコード上で社内の承認ワークフローを実行できます。申請者が承認申請を提出すると、あらかじめ設定した担当者へ通知が届き、担当者は承認・却下・差戻しなどの操作をレコード上で行えます。

承認フローでは、以下の5種類の操作ができます。

操作 実行者 説明
承認申請 申請者 承認マスターを選択し、各ステップの担当者を指定して承認フローを開始する
取下げ 申請者 承認フローが完了するまでいつでも取り下げられる
承認 ステップの担当者 承認するとフローが次のステップへ進む
却下 ステップの担当者 却下するとフローはその時点で終了する
差戻し ステップの担当者 差戻しするとフローが一つ前のステップに戻る

承認形式は「専決」と「合議」の2種類があります。

  • 専決:担当者のうち誰か1人が承認すれば次のステップへ進む
  • 合議:担当者の全員が承認して初めて次のステップへ進む

参考:承認フローの概要 – カミレス リファレンス


設定例について

この記事では、審査担当者(1名)が1ステップで承認するシンプルなフローを例に説明します。

承認フロー全体の動きは以下のとおりです。

承認フロー設定例.png

設定手順

1. 基本設定で承認フロー設定を行う

承認機能を使うには、最初に基本設定で承認フローに関する設定を行います。

  1. アプリケーションランチャーから「カミレス」を開き、ナビゲーションバーの「基本設定」をクリックする
    2026-06-25_13h08_13.png
  2. 画面左のサイドメニューから「承認フロー」を選択する
  3. 以下の項目を設定して、「適用」ボタンをクリックする
項目名 設定値(例) 説明
起点オブジェクト名 User 承認申請者、承認者、代理承認者の条件で使用するオブジェクトです。現状の仕様ではUser固定であり、変更すると承認フローが動作しなくなるため変更しません。
使用項目一覧 ユーザーId,氏名,部署,役職 承認申請者、承認者、代理承認者の絞り込み条件に使う起点オブジェクトの項目を選択します。ユーザーIdは必須です。
使用申請項目一覧   承認申請者、承認者、代理承認者の絞り込み条件に使う申請オブジェクトの項目を選択します。絞り込み条件に申請オブジェクトの項目を使用しない場合は変更不要です。


2026-06-25_15h43_17.png

適用には時間がかかる場合があります。画面右上の通知に「カミレス設定の保存に成功」と表示されれば設定完了です。

⚠️
注意
「使用項目一覧」に列挙した項目は、承認フローを使うすべてのユーザーが参照できる項目にしてください。
💡
補足
同じ設定はSalesforceの「カスタムメタデータ型」からも行えます。(設定 → カスタムメタデータ型 → Approval Custom Settingのレコードの管理 → Settingの編集)
2026-06-25_13h23_56.png

2. 承認マスターを設定する

参考:承認マスターの作成 – カミレス リファレンス

2-1. 承認マスターを作成する

  1. カミレスを開き、「承認マスター」タブを選択する
  2. 「新規」ボタンをクリックする
  3. 以下の項目を入力して「保存」をクリックする
項目名 必須 設定値(例)
承認マスター名 必須 通常承認フロー
開始日時 任意 (空白にすると常に有効)
終了日時 任意 (空白にすると常に有効)
説明 任意 審査担当者1名による通常の承認フロー

2026-06-25_13h24_57.png
保存後、承認マスターの編集画面に自動遷移します。

2-2. 基本設定を入力する

各ステータスの遷移を設定します。以下はサンプル値です。

項目名 設定値(例)
承認開始時の申請ステータス 「申請済み(Status03)」
承認完了時の申請ステータス 「審査完了(Status06)」
却下時の申請ステータス 「審査中(Status04)」
取下げ時の申請ステータス 「申請済み(Status03)」
却下時の承認ステータス 「却下(Status03)」
取下げ時の承認ステータス 「未承認(Status00)」
2026-06-25_13h58_20.png

2-3. 開始条件を設定する

誰が承認申請できるか、申請時のステータス遷移を設定します。

項目名 設定値(例)
承認申請後の申請ステータス 「審査中(Status04)」
承認申請後の承認ステータス 「承認申請中(Status01)」

承認申請者条件

特定の部署・役職のみに絞る場合は、以下のように設定します。
「部署」項目が「総務部」であるユーザーのみが申請可能になります。

結合子 オブジェクト 項目 演算子 値の種類 値
ー ユーザー 部署(Department) = 固定値 総務部

一方、特定の条件を設定しない場合(全ユーザーが申請可能)は、以下のように設定します。今回はこちらの設定にします。

  • 行を1行のみにする(デフォルト)
  • 「項目」「演算子」「値」をすべて空にする
2026-06-25_14h00_07.png

2-4. ステップを設定する

承認の各ステップを設定します。以下は1ステップ(審査担当者1名)のサンプルです。

項目名 設定値(例)
ステップ名 審査担当者承認
次のス申請テータス 「審査完了(Status06)」
次の承認ステータス 「承認済み(Status02)」
承認形式 専決
スキップ可 オフ
承認者の最大割当人数 1

承認者条件の例(審査担当グループのユーザーを対象にする場合):

結合子 項目 演算子 値の種類 値
ー 部署(Department) = 固定値 総務部
2026-06-25_14h04_15.png
💡
補足
承認者として割り当てられるユーザーは、「docutize Form Admin」または「docutize Form User」の権限セットが割り当てられている必要があります。初期設定の「権限セットの割り当て」で完了しているか確認してください。

2-5. 保存する

編集が完了したら、ページ上部の「保存」ボタンをクリックします。

エラーがある場合は該当箇所が赤く表示されます。主なエラーチェック項目は以下のとおりです。

セクション 必須項目
基本設定 承認開始時・完了時・却下時・取下げ時の申請ステータス
開始条件 承認申請後の申請ステータス・承認ステータス
ステップ ステップ名・次の承認ステータス・承認者の最大割当人数(1以上)

3. 申請画面に承認コンポーネントを追加する

申請画面(社内用、審査担当者・承認者等が使用する)に、承認操作ボタンと承認履歴のコンポーネントを追加します。

  1. 設定のクイック検索で「Lightning アプリケーションビルダー」を検索して選択する
  2. 「Input Data Internal Record Page」の行の「コピー」をクリックする
    2026-06-25_14h09_28.png
  3. コンポーネント一覧の「カスタム」内にある「approvalButtons」を任意の場所にドラッグ&ドロップする
  4. 同じく「approvalHistory」を任意の場所にドラッグ&ドロップする
    2026-06-25_14h36_15.png
  5. 「保存」ボタンをクリックし、「有効化」ボタンをクリックする
  6. 「アプリケーション、レコードタイプ、およびプロファイルに割り当て」を選択して「割り当て」をクリックする
    2026-06-25_14h16_44.png
  7. 「カミレス」にチェックを入れて「次へ」をクリックする
    2026-06-25_14h17_12.png
  8. そのまま「次へ」をクリックする
  9. 「マスター」にチェックを入れて「次へ」をクリックする
    2026-06-25_14h17_46.png
  10. 承認機能を利用するユーザーのプロファイルにチェックを入れて「次へ」をクリックする
    2026-06-25_14h18_39.png
  11. 内容を確認して「保存」をクリックする

参考:承認ユーザー用申請画面の作成 – カミレス リファレンス

承認フロー機能の設定は以上で完了です。

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