ソアスク/soarize v4系の最新バージョンです。
バージョンアップをご希望の方は弊社サポートサイトからお問い合わせください。
目次: 【重要なお知らせ】 【機能追加】 【機能拡張】 【機能改善】 【障害改修】
【重要なお知らせ】
- パッケージインストール前に以下ページの内容を必ずご確認ください。
- 以下の不具合を確認しております
| 事象 | 影響等 | 対応状況 |
| 見積登録(LWC)または請求登録(LWC)にて、チェックボックス項目を明細部に表示した場合、画面上で一度でもチェックを外す操作をを行うと保存がエラーになる。 | 見積登録(LWC)または請求登録(LWC)では、明細部のチェックボックス項目をのチェックを外すことができません。 | パッチバージョン提供予定 |
【機能追加】
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請求登録画面を刷新
- 請求明細を階層構造で編集できるようになりました
- ヘッダー部・明細部の項目を自由に表示・非表示できるようになりました。
- カスタムメタデータ「【請求登録(LWC)】請求ヘッダー表示項目」によりヘッダー部の設定が可能です。
- カスタムメタデータ「項目グルーピングセクション」により、ヘッダー部のセクション分けが可能です。
- カスタムメタデータ「【請求登録(LWC)】請求明細表示項目設定」により明細部の設定が可能です。
- Visualforceで作られた旧画面よりも、多くの請求明細の編集に耐えられるようになりました。
- サブスクリプション請求の場合は編集のみ可能です。サービスの請求に関しては作成も可能です。サブスクリプション請求を作成しようとすると、自動的に旧Visualforce画面が開きます。
- サービスの請求作成時、請求の「請求締日」項目に入力されている日付を、納品明細検索の条件として使います。デフォルトは計上日で検索されるようになっており、請求予定日を検索条件にしたい場合は、カスタム設定「請求一括作成・請求登録設定」の項目「サービス請求作成時に請求予定日で検索する(fs_SearchByBillSkdDateForService__c)」を『True』に設定ください。
- その他納品明細の検索条件は、カスタムメタデータ「【請求登録(LWC)】納品明細 検索条件項目設定」で設定します。
- その他納品明細の検索結果表示項目はカスタムメタデータ「【請求登録(LWC)】納品明細 検索結果項目設定」で設定できます。
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これまで通りの画面を使用したい場合は以下の設定が必要です。
- 請求のリストビューにアクション「新規(VF)」を追加。請求を新規作成する場合は標準の「新規」ボタンからではなくこのボタンから画面を開く。
- 請求の詳細ページボタンに「編集(VF)」を追加。請求を編集する場合は標準の「編集」ボタンからではなくこのボタンから画面を開く
- 請求オブジェクトの項目連動関係には対応しておりません。
【機能拡張】
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契約期間 開始日以前の期間を対象とする洗替操作ができるよう機能を拡張(サブスクリプション機能)
- 意図せずこの機能を使用することがないよう、期間を前倒しにするような見積を作成しようとすると警告トーストを表示するようにしています。
- 初回契約の開始日よりも期間を前倒しすることは入力規則により禁止しております。
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分析バッチを前回実行時から変更のあったレコードのみを対象に処理するように機能を拡張(サブスクリプション機能)
- 参考記事:分析差分作成機能の実装
- これまでの分析バッチは、特定の基準日以降のデータをすべて作り直す仕様でした。今回作成した分析差分作成バッチを使用すると、前回実行時以降に変更が加えられたデータのみ分析レコード作成対象にすることが可能です。
- 契約管理/商談/販売/見積/従量課金レコードの作成・変更・削除があった場合、それらオブジェクトのトリガにて分析予約レコードが作成されます。
- 分析差分作成バッチを実行することで、分析予約レコードをもとに分析作成を行います。
- カスタム設定の「分析機能設定.分析予約を作成する」をtrueに設定する必要があります
- 各種ApexTrigger実行フラグ.soarize契約管理トリガ有効化
- 各種ApexTrigger実行フラグ.soarize商談トリガ有効化
- 各種ApexTrigger実行フラグ.soarize販売トリガ有効化
- 各種ApexTrigger実行フラグ.soarize見積トリガ有効化
- 各種ApexTrigger実行フラグ.soarize従量課金トリガ有効化
- 従量課金機能をお使いのお客様のみ
- 商談・見積・契約管理を更新する可能性のあるユーザーすべてに、プラットフォームイベントを「GenericTriggerEvent__e」の参照権限と作成権限を付与する必要があります。
- スケジュール登録する際には、Apexクラス「IncrementalAnalysisScheduler」 をお使いください。
- 参考記事:分析差分作成機能の実装
【機能改善】
- 受注確定・請求有効化無効化・価格改定バッチなどが履歴が取得できずエラーになることがある問題の改善
- サブスク見積作成・編集時、サブスクリプション種別が空なら値を入れるように改善(サブスクリプション機能)
- 見積登録(LWC)にて、明細部にあるカラムヘッダーの表示位置を改善
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各種登録画面(Visualforceページ)の保存ボタンを複数回クリックできないように改善
- 保存ボタンをクリックしてから、結果が確定するまで非活性となるように変更しました。
- 契約管理マージ機能で表示されるエラーラベルを改善
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請求作成時に納品・請求明細リレーションを作らない設定を追加(サブスクリプション機能)
- 参考記事:請求作成時に納品・請求明細リレーションレコードを作らない設定
- カスタム設定「請求設定」に「請求作成時に納品・請求明細リレーションレコードを作らない(appsfs__fs_SkipDetailRelation__c)」項目を『True』にすることでこの機能が有効になります。
- Salesforceのデータストレージ使用量を削減できるメリットがあります。
- 有効時、納品明細が請求明細を参照する形のデータ構造となります。
- リレーションがあればそちらを参照する仕様になっているので、既存納品明細に請求明細を参照させるようなデータメンテは必要ありません。
- この機能を有効にしても、請求無効化アクションの実行時には納品・請求明細リレーションレコードが作れらます。
- 参考記事:請求作成時に納品・請求明細リレーションレコードを作らない設定
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ソアスク設定で使っているプラットフォームイベントを1つに統合
- プラットフォームイベントを2個から1個にまとめました。appsfs__CustomLayoutEvent__eを廃止し、appsfs__CustomEntityEvent__eに統合しました。
- バージョンアップ後、appsfs__CustomLayoutEvent__eは物理削除することを推奨します。
- 受注確定をしたときのトーストラベルを改善(サブスクリプション機能)
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タイムラインコンポーネントの履歴の表示順を受注確定順に変更(サブスクリプション機能)
- 契約期間 開始日以前の期間を対象とする洗替操作ができるよう機能の追加に伴い、契約期間開始日順から受注確定順になるように変更しました
【障害改修】
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組織の売上計上日にち < 契約締日にちのとき、解約の分析が作られない問題を修正(サブスクリプション機能)
- 解約の分析を作る際に解約日を基にして「契約の最後の分析」の計上日を計算する処理を修正しました。
- 契約種別にサブスクリプションを使用する・契約種別にサービスを使用するを両方ONにしているときに、新規契約の販売レコード画面で「見積作成(LWC)」アクションが動作しない問題を修正
- 契約更新時に見積をクリアする設定でチェックボックス項目を選択するとエラーになる問題を修正(サブスクリプション機能)
- 毎月自動更新の契約において、従量課金から作成された納品明細を取り消すような洗替基準日の受注確定がエラーになる問題を修正(サブスクリプション機能)
- マルチ通貨環境において、設定マスタの「標準価格×仕切率の丸めモード」が適用されない問題を修正
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見積登録(LWC)サイドバーの税額算出ロジックで「課税区分」が考慮されていない問題を修正
- 非課税の明細の金額が税額に反映されないように修正しました。
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見積明細の開始日変更時、利用期間がおかしくなることが問題を修正しました(サブスクリプション機能)
ソアスク / soarize リリースノート一覧はこちらです。
ソアスク 拡張パッケージ「soasc」リリースノート一覧はこちらです。