本記事は、2025年9月に追加された新機能、「整列と配置」の[横の間隔を揃える][縦の間隔を揃える]について、具体的にどのような動作となるかをまとめています。
本機能は、3つ以上の要素を選択した際、利用できます。
目次
【前提】
基準となるのは要素は以下の通りです。移動しない要素になります。
[横の間隔を整える]では、「左端が最も左にある要素」と「右端が最も右にある要素」が基準となります。
[縦の間隔を整える]では、「上端が最も上にある要素」と「下端が最も下にある要素」が基準となります。
【具体的な動作】
- 3つの要素(Ract)が以下のように存在している場合
[横の間隔を揃える]
青Ractと緑Ractが基準になります。黄Ractが左右の要素と等間隔になるように横移動します。
[縦の間隔を揃える]
青Ractと緑Ractが基準になります。黄Ractが上下の要素と等間隔になるように縦移動します。
【動作例】
実際の帳票作成においては、例えば複数のText要素を縦に均等に並べたいといった場合に、最上部と最下部の「基準となる要素」の位置を決めた上で、[縦の間隔を揃える]を実行することで、以下の図のように一括で整列させることができます。