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[2025/07/31]v4.2.3(v4.2)

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OPRO Support staff
  • 2025年11月14日 09:56
  • 更新

ソアスク/soarize v4系の最新バージョンです。

バージョンアップをご希望の方は弊社サポートサイトからお問い合わせください。

 

目次: 【重要なお知らせ】 【機能追加】 【機能拡張】 【機能改善】 【障害改修】

【重要なお知らせ】

  • パッケージインストール前に以下ページの内容を必ずご確認ください。
    • パッケージインストールにおける重要事項

【機能追加】

  • 見積明細の金額種別『日額』を追加(サブスクリプション機能)
    • 2025/1/1 - 2025/3/31までの見積明細を単価「100円」で登録すると以下のように売上が計上される種別です。
      • 1月:3100円
      • 2月:2800円
      • 3月:3100円
    • MRR分析の月額は、カスタム設定「分析機能設定」の「月に相当する日数」項目の日数を使って算出されます。
  • バックグラウンド処理履歴レコードを定期削除する機能を追加
    • Apexクラス「BackgroundHistoryDeletionSchedulable」をスケジュール登録することで、実行時の時間よりもバックグラウンド処理履歴レコードの「実行日(appsfs__ExecutionTime__c)」が3か月以上前のレコードを定期的に削除することが可能です。
  • 毎月自動更新契約に対応(サブスクリプション機能)
    • 参考記事:毎月自動更新機能の実装
      • いわゆるエバーグリーン契約です。
      • この機能を使用したくない場合は、オブジェクトマネージャから見積条件の「サブスクリプション種別(appsfs__fs_SubscriptionType__c)」の選択リスト値「Evergreen」を無効化ください。
      • 商談詳細コンポーネントから見積作成を行うときに、これまで「サブスクリプション」か「サービス」かを選ぶ画面で、サブスクリプションのうち「固定期間」か「毎月自動更新」かを選ぶようになりました。
      • 毎月自動更新契約は、見積条件や見積明細に終了日を設定せず、「納品作成バッチ」を実行することで売上が計上されるという契約です。
        • 納品明細作成バッチは「EvergreenScheduler」というApexクラスをスケジュール登録することで実行できます。
        • カスタム設定「毎月自動更新設定」の「先処理月数」項目の値により、納品作成バッチで何か月先の期間まで納品作成するか制御することが可能です。例として0なら今月のみ、2なら再来月までを処理対象にします。
        • 見積明細に利用終了日を設定することも可能です。その場合、その終了日までは毎月自動更新でその日以降は納品明細が作られなくなります。
  • 請求一括作成のグルーピング条件が柔軟に設定できる機能を追加
    • 参考記事:請求グルーピング条件にカスタム項目を指定できるようになりました
      • カスタムで追加できる条件は5つまでです。
      • Lightningアプリケーションビルダー上(「ページを編集」から開く画面)でグルーピング条件を設定することが可能です。
      • グルーピングに使用できる項目は、納品明細を起点にリレーションをたどれる項目に限ります。項目のAPI参照名を差し込み項目構文で設定することでリレーション先の項目を使用することができます。
  • 契約管理マージ機能を追加(サブスクリプション機能)
    • 参考記事:契約更新時に契約管理をマージする機能の実装
      • 取引先が同じ契約管理を、片方の契約管理の契約更新のタイミングでもう片方の契約ライセンス情報を見積明細として追加できる機能です。
      • 図のように、マージ先契約の「契約更新」見積作成時、マージ元契約を延長してマージ先契約と末尾を合わせる形で見積明細として復元できます。

      • 見積登録(LWC)にあるヘッダー下ボタン群にある『契約管理マージ』ボタンをクリックすることでマージ元契約管理を選択する画面が開きます。
      • カスタムメタデータ「【見積登録(LWC)】契約管理マージにおける見積ヘッダーのマージ項目」に項目を設定することでマージ時に使用する項目の一覧を増やすことが可能です。
  • 予想月間利用数での従量課金獲得見込みレコードを作成する機能を追加(サブスクリプション機能)
    • これまで従量課金の見積明細や契約ライセンスから、見込の分析レコードは作成されませんでした。
    • 見積明細に項目「予想月間利用数(appsfs__fs_ExpectedNumberOfUsage__c)」を追加し、そこに入力された数量を使って従量課金の獲得見込み・更新見込みを作成するようになりました。
  • 見積登録画面のヘッダ下ボタンを非表示にする機能を追加
    • 参考記事:見積登録画面のヘッダ下のボタン表示制御が可能になりました
      • カスタムメタデータ「【見積登録(LWC)】見積明細非表示ボタン設定」に、どのボタンをどのサブスクリプション種別のときに非表示にするか、という情報を登録することでボタンを非表示にすることができます。
        • 表示ラベル:わかりやすいラベルを入力
        • 【見積登録(LWC)】見積明細非表示ボタン設定名:一意になるように英数字の値を入力
        • 値:サブスクリプション種別選択リスト値のAPI参照名を入力(例:Fixed-Term)
        • ボタン名:非表示にしたいボタンを選択

【機能拡張】

  • MRR分析バッチ以外で作成された分析レコードは、MRR分析バッチ実行時に削除させないことができるように機能を拡張(サブスクリプション機能)
    • 分析オブジェクトに新しく任意のレコードタイプを作成後、その新しいレコードタイプを設定して分析レコード作成することで削除されなくなります。
  • MRR分析の更新見込みを作成する期間を指定できるように機能を拡張(サブスクリプション機能)
    • カスタム設定「分析機能設定」の「見込作成月数」項目に指定した月数分作成されるようになりました。
      • この設定の値を空にすることで、契約管理の「次契約月数」に指定された月数分作成されるようになります。
      • v4.1以前と同じ動作を希望する場合は、この設定を空にしたうえで各契約管理の次契約月数に値を入れる必要があります。
  • 販売側の日割り有無と購買側の日割り有無を別々に設定できるように機能を拡張(サブスクリプション機能)
    • 参考記事:v4.2 日割り対象(仕入)追加による影響とデータメンテナンス
  • 税種別合計オブジェクトなしで税額が確認できるように機能を拡張
    • 設定マスタの「税種別合計を自動で作成しない(appsfs__fs_DisableTaxAggregationByType__c)」項目をTrueに設定することでこの機能が使用できます。レコードタイプは「設定情報」です。
    • カスタムメタデータ「カスタム積み上げ集計設定」を設定する必要があります。
      • このカスタムメタデータで設定した項目に、税種ごとの合計税額がセットされるようになります。
      • 見積、受注、納品、請求、発注、仕入、支払に関しては、以下項目を標準で用意しております。
        • 10%税額(appsfs__fs_TaxAmount10__c)
        • 8%税額   (appsfs__fs_TaxAmount8__c)
    • ソアスク×freee連携拡張パッケージを利用しているお客様はこの機能をご利用いただけません
  • 請求有効化・無効化APIでも権限チェックをバイパスできるように機能を拡張(サブスクリプション機能)
  • 見積登録(LWC)の右側サイドバーに表示する項目を絞れるように機能を拡張
    • カスタムメタデータ「【見積登録(LWC)】右側サイトバー表示項目設定」を設定することで制御できます。
    • パッケージ標準として含まれているカスタムメタデータレコードの有効のチェックを外すことで画面上に表示されなくなります。
  • 見積登録(LWC)にて、値引き額に小数以下2桁まで登録できるように機能を拡張
    • 設定マスタに「値引前単価×値引率の丸めモード」「標準価格×仕切率の丸めモード」の2つの項目を追加しました。設定マスタのレコードタイプは『自社会計情報』です。
      • 「値引前単価×値引率の丸めモード」は見積明細の「単価値引額」を1の位に丸めるかどうかの設定が可能です。『なし』に設定することで丸めを行わずに小数以下2桁まで使用することができます。
      • 「標準価格×仕切率の丸めモード」は見積明細の「値引前単価」を1の位に丸めるかどうかの設定が可能です。『なし』に設定することで丸めを行わずに小数以下2桁まで使用することができます

【機能改善】

  • 見積登録(LWC)の行追加ボタンのラベルを調整
  • 見積登録時に使用される見積条件の「請求締日にち」が請求先の項目「請求先 : 締日(appsfs__fs_CloseDay__c)」から引用されるように改善
    • これまでは取引先から引用されていました。
  • タイムラインコンポーネントのロゴ画像を調整(サブスクリプション機能)
  • 商談コンポーネントに見積登録(LWC)がデフォルトで表示されるように改善
    • 新規インストール時に商談詳細コンポーネントに表示されるボタンが、見積条件登録画面用ではなく見積登録(LWC)用になりました。
  • 契約更新の見積作成時、契約開始日を変更できなくするよう改善(サブスクリプション機能)
    • カスタム設定「各種登録画面(LWC)設定」の「契約更新時に開始日を変更可能にする」をTrueにすることでこれまで通りの動作が可能です。
  • 見積登録(LWC)にて保存処理時のプラットフォームイベントの配信数を削減するよう改善
    • 見積登録(LWC)を使用するユーザーは、プラットフォームイベント「QuoteSaveResultEvent」の参照権限と作成権限が必要になります。
  • 請求登録画面でサービスの請求を作成した際にサブスクリプショングループキーを請求明細に引き継ぐように改善

【障害改修】

  • カスタム設定「各登録画面上のデフォルト値」で設定した値が見積登録(LWC)に適用されない不具合を修正
  • 見積登録(LWC)にて、見積条件の期間変更時に契約単価の期間が同期されない問題を修正(サブスクリプション機能)
  • 階層と品目説明の請求明細が数量を引き継がない問題を修正
  • 権限不足の状態で見積登録(LWC)を開くと意図せぬエラーが発生することがある問題を修正
  • 見積登録(LWC)で明細の請求サイクルの変更で利用終了日が更新されてしまう問題を修正(サブスクリプション機能)
  • ソアスクv2系で作成された契約管理が存在している場合、契約更新時にエラーが発生する問題の発生(サブスクリプション機能)
  • 見積APIv3で非同期処理・受注確定実行ありのリクエストがエラーになる問題の修正(サブスクリプション機能)
  • 階層コンポーネントのパーセント項目が項目値×100の値で表示される問題の修正
  • 見積登録(LWC)でページのマージを行った時、マージ元ページの次のページ移行の明細が前ページにずれない問題の修正
  • 従量課金から作成された納品明細が請求済みになった後でも削除できてしまう問題を修正(サブスクリプション機能)
  • 仮受注の受注確定時、受注明細が納品済になる問題を修正(サブスクリプション機能)
  • 【見積登録(LWC)】見積明細表示項目設定(appsfs__QuoteDetailCustomDisplayField__mdt)と【見積登録(LWC)】見積明細詳細モーダル表示項目設定(appsfs__QuoteDetailCustomModalField__mdt)で表示される「表示対象明細種別」の選択リスト値の値を商品→品目に修正しました。
  • 請求締めAPIのパラメータが不正な時、バックグラウンド処理履歴が実行中のまま残ることがある問題を修正(サブスクリプション機能)
  • 品目サービス検索で構成表と品目サービス切り替え時に選択リストが初期化されない問題を修正
  • 利用実績締めで作成される従量課金の計上日がずれる問題を修正(サブスクリプション機能)
  • 納品・請求明細リレーションの紐づけが正しく行われないことがある問題を修正
     


ソアスク / soarize リリースノート一覧はこちらです。
ソアスク 拡張パッケージ「soasc」リリースノート一覧はこちらです。

 

v4.2 【重要なお知らせ】【機能追加】【機能拡張】 【機能改善】 【障害改修】

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