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概要
このページでは、Officeアドイン「Document Designer for Office」を含むExcel/Word/PowerPoint出力機能の制限事項や仕様について説明します。
各機能で実現できることと制限事項を把握することで、ドキュメント生成を効率的に実施できます。
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Officeアドインに関する詳細は、以下の記事も併せてご参照ください。
各Excel/Word/PowerPoint出力機能で実現できること
| 種別 | 機能 | Live Excel for Salesforce | Live Excel(CSV) | docutize/ Officeアドイン |
|---|---|---|---|---|
| Excel | 複数明細 | × | 〇 | 〇 |
| Excel | 複数シート | × | × | 〇 |
| Excel | シートの動的追加 | × | × | × |
| Excel | 列の動的追加 | × | × | 〇(タイル出力機能 2021/06/13追加) |
| Excel | パスワード付加 | × | × | × |
| Excel | シート名の動的変更 | × | × | × |
| Excel | シート名のテンプレート上の変更 | × | × | 〇 |
| Word | 出力 | × | × | 〇 |
| Word | パスワード付加 | × | × | × |
| PowerPoint | 出力 | × | × | 〇 |
ドキュメント内に引用可能な画像のサイズ制限
ドキュメント内に埋め込む画像のサイズ上限は以下の通りです。
実運用では、サーバへの負荷を考慮し、引用する画像のサイズは1MB以内に収めることが推奨されます。
ファイルサイズの上限
| Live Excel for Salesforce | docutize/ Officeアドイン | |
|---|---|---|
| 制限 | Excel | Excel/Word/PowerPoint |
| Salesforce上から画像を取得する場合のファイルサイズ上限 | 5MB | docutizeは2MB、Officeエンジンはアクセス機能なし |
| 1画像ファイルのサイズ上限 | 20MB | 20MB |
| 1ファイルに出力する画像群の合計サイズ上限 ※1 | 200MB ※2 | 200MB ※2 |
| 1シート内の明細への出力を許可する画像の件数上限 | 2,000件 | 2,000件 |
※1 画像の自動リサイズ機能の有効化方法
画像ファイル群の合計サイズを緩和するために、画像の自動的なリサイズ機能を設けています。 これを活用する事でファイルサイズを抑える事ができます。
- Document Designer for Office の場合 設定タブ内の「当ファイル全体の設定」内の「画像のリサイズ」を「出力先に合わせて縮小」に切り替えて保存し、配備する事で機能が有効になります。(2021/03/14追加)
- Live Excel の場合 デザイン画面内の「Layout」内の「レイアウト」欄内に「画像を自動的にリサイズする」をチェックして保存し、配備する事で機能が有効になります。(2021/06/13追加)
※2 2021/06/12までは1ファイルに出力する画像群の合計サイズ上限は30MBでしたが、2021/06/13から200MBに変更されました。
各Excel/Word/PowerPoint出力機能の制限比較
| 制限 | Live Excel for Salesforce | Live Excel(CSV) | docutize | Officeアドイン |
|---|---|---|---|---|
| テンプレートとしてアップロード可能なファイルサイズ上限 | 16MB | 16MB | 5MB | oproarts Designer: 5MB XAデザイナー: 10MB 帳票DX for Salesforce: 10MB |
| Salesforceとの連携 | デザインからマッピングまでLiveのみで実施可能 | ViewFramer等からの連携が必要 | docutizeで連携 | ViewFramer、帳票DX for Salesforce等からの連携が必要 |
| kintoneとの連携 | (対象外) | Connector for kintone、ViewFramer等からの連携が必要 | (対象外) | ViewFramer等からの連携が必要 |
| カウント方式 | 1出力につき1カウント | 1出力につき1カウント | ゼロ(ユーザ課金) | 出力されるドキュメントのファイルサイズ10MBにつき1カウント |
| アップロード時セル数(結合セルは1カウント) | 2,500 | 2,500 | 制限なし | 制限なし |
Live・Document Designer for Office全てに対する制限
Excel・Word・PowerPoint共通の制限事項(2021/06/13時点)
レイアウトの制限
- テンプレートのレイアウトの行数は最大10,000行までです。(明細のレコード数とは無関係)
- テンプレートのレイアウトの列数は最大1,000列(Excel列名「ALL」)までです。
関数・数式に関する制限
- 「RTD」「CUBEVALUE」のExcel関数は使用できません。
- 関数の中に255個以上の引数を渡すことはできません。特に動的に引数が増加する設定を行う場合は注意が必要です。 2021/06/13以降、255個以上の引数を渡した場合、問題が生じた式を文字列として転記する形でドキュメント生成を継続します。 エラーシート出力を有効にしている場合は、問題が生じた式の場所をエラーシートに出力します。
- Excelの配列数式を再現することはできません。出力先では通常の数式に変更されます。各列に式を埋め込み、通常の数式を用いて代替してください。
画像に関する制限
- ハイパーリンクを含む画像をテンプレートに含めることはできません。
- Tif形式の画像をマッピングして表示することはできません。動作を確認している形式はGIF、PNG、JPEG、BMPです。
- 画像に関する詳細な制限は、本ページ内の「ドキュメント内に引用可能な画像のサイズ制限」をご参照ください。
バンド・入力規則に関する制限
- バンドの範囲をはみ出して指定された入力規則は、出力時に明細行として追加される行には反映されません。入力規則をバンドに対して適用する際は、バンドの範囲内からはみ出さないように設定してください。 バンド範囲内での一括指定は可能です。
- 入力規則は通常バンドの増減に応じて転記されますが、シートの外部を参照する範囲を指定している場合はバンドに応じた転記を行いません。元テンプレートに指定された条件がそのまま残ります。
結合セル・条件付き書式に関する制限
- バンドとして指定した行の中の結合セルが、バンドの範囲の外にはみ出して結合されている場合、エラーが生じます。
- 複製後の条件付き書式の件数上限は50,000件です。超過した場合、ドキュメント出力は継続する一方で、後続の条件付き書式の作成はスキップされます。 エラーシート出力をONにしている場合は、中断された箇所が「ERROR」シート上に記録されます。
- 複製後の結合セルの件数上限は50,000件です。超過した場合、ドキュメント出力は継続する一方で、後続の結合セルの結合状態の再現はスキップされます。 エラーシート出力をONにしている場合は、中断された箇所が「ERROR」シート上に記録されます。加)
その他の制限
- テンプレートとするWordファイルにて「変更履歴の記録」機能は利用しないでください。テンプレートとして利用する際は、「校閲>承諾>すべての変更を反映し、変更の記録を停止」を実行した上でアップロードしてください。
- Excelのセル内に部分的に書式を適用し、何らかの値の挿し込みを行った場合、書式は失われます。セル全体に適用された書式は維持されます。
Excel専用の制限事項(2021/06/13時点)
明細出力に関する制限
- 1シート内の明細への出力を許可する画像の件数上限は2,000件です。
- 「多量出力モード」を利用しない場合、動的に出力できる行数の上限は30,000行までです。これを超過した場合、ドキュメント出力は中断されます。
- 「多量出力モード」を利用し、かつ出力する行が100を超える場合、動的な画像の出力を行うとドキュメント出力ができません。
- 「多量出力モード」を利用し、かつ繰返し定義で列の範囲を指定する場合、繰り返す行の範囲を100以内に収める必要があります。
- 「多量出力モード」を利用する場合、リッチテキストの書式が反映されません。
Word出力機能共通の制限事項(2021/06/13時点)
現時点では制限事項が設けられていません。
PowerPoint出力機能共通の制限事項(2021/06/13時点)
スライド複製に関する制限
- PowerPointのスライド複製は、1スライドにつき100枚まで増やすことができます。(つまり1スライドを99回複製可能) 超過するとエラーになります。1ファイル全体での制限ではなく、1スライド単位の制限です。
- PowerPointのスライド複製の定義は、1スライドに複数設置することはできません。
グラフに関する制限
- PowerPointファイル内のグラフにデータを動的に流し込む場合、データの件数が10,000件を超えると、ドキュメント生成直後の時点ではグラフにデータの状態が反映されません。 生成されたドキュメントをPowerPointで開き、グラフを右クリックして「データの編集」をクリックしてください。グラフが再描画され、取り込まれたデータがグラフに反映されます。
- 以下の種類のグラフに対しては、データの動的な埋め込みを行うことができません。
- 散布図のうち、バブル、3-D効果付きバブル
- マップ
- 株価
- ツリーマップ
- サンバースト
- ヒストグラム
- 箱ひげ図
- ウォーターフォール
- じょうご
- 散布図(バブル、3-D効果付きバブル以外)に対してデータを埋め込む場合は、散布図側で定義された項目の数と、埋め込む項目の数を一致させる必要があります。 散布図側の定義も調整しつつご利用ください。
Live Excel の制限(Live for Salesforce、Live Excel)
ここでの「Live Excel」はOfficeアドインではなく、ブラウザマッピング版です。
Designerが設けている、Excelテンプレートの制限
セル数に関する制限
- セル数は2,500以下である必要があります。 ブラウザ上での編集にあたりセル数制限を設けています。 結合セルは1としてカウントされます。欄外のセルは結合不要です。 左上から、
Ctrl+Endで移動する先のセルまでの範囲内で、結合可能な箇所は結合してください。 明細として繰り返し出力するように指定する行については、その行から結合が繰り返し範囲の外にはみ出さないようにしてください。
ファイル形式に関する制限
- 拡張子は「xlsx」「xlsm」(XML形式のみ許可、バイナリ形式は不可)である必要があります。
その他の制限
- グルーピングされた画像はDesigner上に表示されません。
- 画像の傾きは無視されます。
出力時の制限
- 明細は2,000件まで(関連レコードを含む)。
補足
- バンドは複数行設定可能です。
- バンドを分散して設定することは、現在のLiveでは不可能です。
- 画像やオートシェイプも複製出力可能です。
- 数式があるセルにマッピングしても、出力時は数式が保持されます。
Live Excelの制限(CSVからのExcel出力)
※Live Excel for Salesforceは含まれません。
以下の制限はCSVからのExcel出力のみに適用され、Live Excel for Salesforceは含みません。
日付型データの解釈
Live Excelの場合、マッピングの際の型を指定することで日付として解釈して出力することが可能です。 日付として解釈できる文字列には制限があります。
日付として認識される記述例
| 例 | 説明 |
|---|---|
2018-03-07T15:20:30 |
XMLの日付書式 |
2018/03/07T15:21:31 |
日付部分の区切りが「/」は許可 |
2018/03/07 |
日付のみの記載 |
1900/01/01T15:21:31 |
時刻のみの指定 |
日付として認識されない記述例
デザイナ上で「日付型」を指定した場合であっても、上記のような入力は日付として認識されません。
15:2115:21:31
日付として認識されない場合の対処方法
Salesforce連携の場合はLiveに式を定義する機能が存在するため日付を解釈する仕組みを設けることが可能ですが、CSVからExcelを生成する場合は式を設定する機能が存在しません。
これに関しては、右側に非表示の列を設けてそこに素の文字列として転記し、ExcelのTIMEVALUE関数等を用いて出力された文字列をExcelの日付として解釈することで解消可能です。
Document Designer for Office(docutize/Live Officeアドイン版)の制限
テンプレートアップロードの制限
ファイルサイズの上限
- アップロード可能なテンプレートのサイズ上限は5MB(5,242,880 bytes)です。
プレビュー画像の表示条件
- Excelテンプレート内のセル数が3~1,000個の場合だけプレビュー画像が表示されます。
結合セル数の制限
- シート内の結合セルの総数は50,000が上限です。(2019/06/18より制限設定)
対応する拡張子
Excel
-
xlsx:OpenXML形式のExcelブックファイル(マクロ無効) -
xlsm:OpenXML形式のExcelブックファイル(マクロ有効) -
xltx:OpenXML形式のExcelテンプレートファイル(マクロ無効) -
xltm:OpenXML形式のExcelテンプレートファイル(マクロ有効)
Word
-
docx:OpenXML形式のWord文書ファイル(マクロ無効) -
docm:OpenXML形式のWord文書ファイル(マクロ有効) -
dotx:OpenXML形式のWordテンプレートファイル(マクロ無効) -
dotm:OpenXML形式のWordテンプレートファイル(マクロ有効)
PowerPoint
-
pptx:OpenXML形式のPowerPointプレゼンテーションファイル(マクロ無効) -
pptm:OpenXML形式のPowerPointプレゼンテーションファイル(マクロ有効) -
potx:OpenXML形式のPowerPointテンプレートファイル(マクロ無効) -
potm:OpenXML形式のPowerPointテンプレートファイル(マクロ有効) -
ppsx:OpenXML形式のPowerPointスライドショーファイル(マクロ無効) -
ppsm:OpenXML形式のPowerPointスライドショーファイル(マクロ有効)
Excel出力の際にセルのロックとシートを保護できるか
テンプレートにシートの保護をかけることも、パスワードを付けることも可能です。
セルのロックもテンプレート上で指定したものがそのまま出力結果に反映されます。
リッチテキストの対応状況(2022/11/9時点)
| 書式要素 | Excel | Word | PowerPoint |
|---|---|---|---|
| 太字 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 斜体 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 取消線 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文字サイズ(※1) | 〇 | 〇 | 〇 |
| 下線 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文字の色 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文字の背景色 | × | 〇 | 〇 |
| 水平方向の文字寄せ位置 | × | 〇 | 〇 |
| インデント | × | 〇 | 〇 |
| 連番 | × | × | × |
| 箇条書き | × | × | × |
| リンク | × | × | × |
| 画像 (※2) (※3) | △ | △ | △ |
文字サイズの調整方法
文字サイズの調整方法は複数存在します。(※1 )
Salesforceのリッチテキスト編集画面
- 文字のサイズをポイント単位で指定可能です。
- 明示的に文字のサイズが指定されている箇所のフォントサイズは、出力箇所に指定されたサイズを反映します。
- 明示的に文字のサイズが指定されていない箇所のフォントサイズは、ドキュメントの種別によって変化します。
Excelの場合
- セルに設定されたフォントサイズを適用します。
- セル内の文字列に部分的に適用されたフォントサイズの指定は無視します。
Wordの場合
- タグのフィールドに設定されたフォントサイズ、あるいはプレーンテキストのタグの先頭の文字に設定されたフォントサイズを適用します。
PowerPointの場合
- タグの先頭の文字に設定されたフォントサイズを適用します。
フォントサイズが明示的に指定された箇所は、リッチテキスト上では「<span style="font-size: 14px;">」のように記録されます。
Salesforce上でのリッチテキストフィールドのタグの設定状態は、開発者コンソールにて当該項目をクエリすることで確認が可能です。
kintoneのリッチエディター編集画面
- 文字のサイズを「小さい」「普通」「やや大きい」「大きい」のいずれかから選択可能です。
- 「普通」とするサイズはドキュメントの種別によって異なり、「普通」のサイズを基準として、サイズの縮小や拡大を行います。
Excelの場合
- セルに設定されたフォントサイズを「普通」とします。
- セル内の文字列に部分的に適用されたフォントサイズの指定は無視します。
Wordの場合
- タグのフィールドに設定されたフォントサイズ、あるいはプレーンテキストのタグの先頭の文字に設定されたフォントサイズを「普通」とします。
PowerPointの場合
- タグの先頭の文字に設定されたフォントサイズを「普通」とします。
画像出力に関する仕様
Salesforceの場合 組織内のみに公開された画像は、以下の製品の場合のみ出力可能です。(※2 )
- 帳票DX for Salesforce
- docutize
これらの製品では、一時的に画像をアップロードして出力します。 生成が完了後に画像は破棄されます。
Salesforceのリッチテキスト内の画像を出力する場合、Document Designer for Officeにてタグを設置する際に、以下のいずれかの型を選択する必要があります。(※3)
- Excelの場合:画像型
- Wordの場合:画像型またはリッチテキスト型
- PowerPointの場合:画像型
kintoneの場合
- 組織内のみに公開された画像は、ドキュメント上に出力することができません。
変更履歴
| 変更日 | 変更内容 |
|---|---|
| 2021/06/13 | Excel/Word/PowerPointの1ファイルに出力する画像群の合計サイズの上限を200MBとするよう変更しました。 |
| 2021/06/13 | Excelの1シート内に出力する画像群の合計サイズの上限を30MBから200MBに変更しました。 |
| 2021/06/13 | バンド上に指定可能な結合セル数の上限50を撤廃しました。 |
| 2021/06/13 | docutize、Document Designer for Officeにて列の動的追加が可能になりました。 |
| 2021/06/13 | LiveExcelデザイン画面内の「Layout」内の「レイアウト」欄内で「画像を自動的にリサイズする」をチェックして保存し、配備することで画像が自動的にリサイズされるようになりました。 |
| 2021/06/13 | 関数の中に255個以上の引数を渡した場合、2021/06/12までは超過した場合に出力を中断していましたが、2021/06/13以降は問題が生じた式を文字列として転記する形でドキュメント生成を継続するよう変更しました。 |
| 2021/06/13 | 条件付き書式は繰り返し定義の指定に沿って複製されますが、上限(複製後の条件付き書式の件数上限:50,000件)を超過した場合、ドキュメント出力は継続する一方で後続の条件付き書式の作成をスキップするよう変更しました。エラーシート出力をONにしている場合は、中断された箇所が「ERROR」シート上に記録されます。 |
| 2021/06/13 | 結合セルの結合状態は繰り返し定義の指定に沿って複製されますが、上限(複製後の結合セルの件数上限:50,000件)を超過した場合、ドキュメント出力は継続する一方で後続の結合セルの結合状態の再現はスキップするよう変更しました。エラーシート出力をONにしている場合は、中断された箇所が「ERROR」シート上に記録されます。 |
| 2021/06/13 | 明細に出力可能なレコード数の上限10,000を撤廃し、動的に出力できる行数の上限を30,000行までとしました。超過した場合、ドキュメント出力は中断されます。 |
| 2021/06/13 | PowerPoint出力機能共通の制限事項を追加しました。 |
| 2022/11/9 | リッチテキストの対応状況を更新しました。 |