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【TECH COLUMN】 docutizeからD3Workerを呼び出す方法

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OPRO Support staff
  • 2024年08月23日 09:50
  • 更新

今回は、docutizeからD3Workerのワークを実行する方法についてご紹介します。

 

事前準備

帳票テンプレートとD3Workerのワーク作成

※本記事の趣旨から外れてしまうため、帳票テンプレートとワークの作成方法については割愛します。詳細については以下のページをご参照ください。

  • 帳票テンプレートの作成 (ページ中央の「操作手順書」をご覧ください)
  • ワークの作成

帳票テンプレート

請求書のテンプレートを用意しました。

bill_appearance.PNG

csv_definition_header.PNG    csv_definition_lineitem.PNG

 

ワーク

請求書のPDFを生成して、添付メールを送信するワークを用意しました。
※本記事では配信方法にメール送信を選択していますが、D3Workerはメール送信やFAX送信以外にも様々な連携サービスを用意しております。お好きなものをご使用ください。

基本設定

work_basic.PNG

 

データソース

work_datasource.PNG

 

エンベロープ

work_envelope.PNG

 

文書とデータのマッピング

work_mapping.PNG

 

OPROART Connectorの設定

docutizeからD3Workerを呼び出すためには、OPROARTS (docutize) オブジェクトに「D3W」レコードを追加し、レコードにユーザーを割り当てる必要があります。

アプリケーションランチャーで「OPROARTS  Connector」アプリをクリックします。

application_launcher_connector.png

 

「OPROARTS (docutize) 」タブに移動して、「OPROARTS (docutize)」に「D3Worker (D3W)」を、「CID」にオプロが発行したOPROARTS認証情報のCIDを入力、「追加」をクリックします。

enter_cid.png

 

 追加した「D3W」レコードをクリックします。

select_d3w_record.png

 

D3Workerを呼び出すユーザーを選択して、オプロが発行したOPROARTS認証情報のUIDとUPWを入力したら「追加」をクリックします。

add_oproarts_user.png

 

カスタム設定の編集

docutizeからD3Workerを呼び出すためには、カスタム設定「Docutize Statics Setting」でD3WorkerAPIのURLを指定する必要があります。

設定>カスタム設定で「Docutize Statics Setting」の左側の「Manage」をクリックします。

manage_button.png

 

「編集」をクリックします。

edit_custom_settings.png

 

「D3Worker API URL」に以下のURL を入力したら「保存」をクリックします。

https://d3w.ap.oproarts.com/d3w/api/{お客様のテナント名}/ 

edit_d3w_api_url.png

 

帳票を新規作成する

基本設定

アプリケーションランチャーで「docutize設定/マスタ」アプリをクリックします。

click_docutize_master_app.png

 

「帳票」タブに移動して、左上の「新規帳票」をクリックします。

new_form.png

 

帳票の名前を入力します。

form_name.PNG

 

 カテゴリー選択では「請求書」を選択します。

form_category.PNG

 

帳票生成に利用するサービスに「D3Worker」を選択します。

 service_to_use_options.PNG

 

帳票を出力可能なユーザープロファイルを指定します。
ここではシステム管理者のみチェックを入れていますが、お好みのプロファイルにチェックを入れてください。

3_select_profile_to_output.PNG

 

出力する帳票が明細行のみの一覧型であるか、明細行と非明細行を含むヘッダー明細型であるかを選択します。

 form_type_options.PNG

 

以上の設定が終わったら、「次へ」をクリックします。

 next_button.PNG

 

オブジェクト選択

 項目の値を帳票に出力する主オブジェクトを選択します。
ここでは「請求」を選択します。

select_bill_object.png

 

次に、明細オブジェクトを選択します。「請求明細」を選択して▶ボタンで追加し、「次へ」をクリックします。

select_billdetail_object.png

 

この画面ではD3Workerで作成したワークに対する設定をします。
最初に作成したワークを選択します。

select_work.png

 

次にワークのデータソースに渡す項目を指定します。

「オブジェクト」で選びたい項目を持つオブジェクトを選択して、項目を右のデータソースの項目が表示されている欄に▶ボタンで追加していきます。

add_field_to_datasource.png

 

データソースの項目と対応するように、項目は順番に追加します。

mapped_to_each_field.png

 

項目の選択が終わったら、「保存」をクリックして設定は完了です。

 save_button.PNG

 

ワークを実行する

アプリケーションランチャーで「docutize」アプリをクリックします。

8_click_docutize_app.png

 

「ポータル」タブに移動して作成した帳票レコードを選択します。

 select_form.png

 

ワーク実行対象の請求レコードを選択したら、「出力確認」をクリックします。

confirm_output.png

 

「ワーク実行」のボタンをクリックすると…

 run_work_button.PNG

 

請求書を添付したメールが送信されます。

mail_sent.png

 

補足

「スケジュール」にチェックを入れることで、指定した時刻にワークを実行することが可能です。

scheduled_excecution.PNG

 

おわりに

ViewFramerを中継することなく、docutizeから直接D3Workerを呼び出せるようになりました。

ポータル画面からの呼び出しであればワーク実行用のボタンを作成する必要もありませんので、今までよりも更に簡単にD3Workerを利用できます。

「今までdocutizeで帳票出力していたが、出力だけでなく配信もしたくなった」といった際には、ぜひ本記事をご参照ください。

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