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【TECH COLUMN】ドキュトーンを利用したExcel出力

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OPRO Support staff
  • 7 か月前
  • 更新
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本記事では、ドキュトーンを利用してkintoneからExcel帳票を出力する手順をご紹介いたします。

 

設定の流れ

ドキュトーンで帳票出力するための設定は、以下の工程を含みます。
※括弧内は作業を行う場所を表します。

Excel_1.pngExcel_2.pngExcel_3.pngExcel_4.pngExcel_5.png

  1. ドキュトーンアプリとプラグインをkintoneにインストールする(kintone)
  2. Excelで帳票の見た目を作成して、「Document Designer for Office」アドインで帳票出力項目を定義する(Excel)
  3. 作成した帳票の見た目をOPROARTS Designerを使ってアップロードする(OPROARTS Designer)
  4. ドキュトーンアプリで出力対象のkintoneアプリの項目と帳票テンプレートを紐付ける設定を行う(kintone)
  5. ドキュトーンプラグインで出力用のボタンを設置する(kintone)

 

ドキュトーンアプリとプラグインをインストールする

kintoneでドキュトーンの機能を利用するには、初めに「ドキュトーン」のアプリとプラグインをkintone環境にインストールする必要があります。

こちらのページから、アプリとプラグインのそれぞれについてテンプレートZIPファイルをダウンロードします。

docutone_download_page.png

 

それらを用いてアプリとプラグインのそれぞれをkintone環境にインストールしてください。

アプリ
create_app_button.png
load_template_file_button.PNG
create_docutone_app_from_template.png

プラグイン
kintone_system_management.PNG
others_plugin_link.PNG
load_plugin_button.PNG
import_plugin.png

 

また、本記事ではこちらのページにテンプレートのダウンロードリンクを記載している「見積」アプリを使用します。「サンプルアプリ」と書かれたダウンロードリンクからZIPファイルをダウンロードし、それを用いて「見積」アプリをkintone環境にインストールしてください。

インストール方法は「ドキュトーン」アプリと同様です。

artsdemo_download.png

 

以上の設定が終わったらドキュトーンアプリを開き、LADライセンス・LAライセンスのそれぞれについてレコードを登録します。

※LADは帳票デザインをするためのライセンス、LAは帳票出力をするためのライセンスになります。帳票テンプレートへのマッピングとドキュメント出力の設定は、LADライセンスのレコードから行います。
※画像内の「CID」「UID」「UPW」はオプロからお客様に発行した認証情報をご使用ください。

click_docutone_app.png
add_docutone_record.png

LAD
create_lad_record.png

LA
create_la_record.png

登録後のレコード一覧画面は以下のようになります。

opproarts_connector_records.png

 

帳票のテンプレートをデザインする

まず最初に、Officeアドイン「Document Designer for Office」を用いてExcelで帳票の見た目を作成します。

帳票の見た目をデザイン済みのExcelファイルがこちらのページの最下部に添付されています。

  • 「template.xlsx」はデザインのみでアドインのインストールと差し込み項目の定義がされていないもの
  • 「template-項目定義済み.xlsx」はアドインのインストールと差し込み項目の定義が済んでいるもの

になります。

excel_template_attachment_plain.PNG
excel_template_attachment_defined.PNG

 ※ 差し込み項目の定義を一から試したい場合は、「template.xlsx」をご利用ください。

 

Excelファイルのデザインは以下のようになっています。

excel_design.PNG

 

Officeアドインの使用方法については、こちらページの「操作手順書」をご参照ください。
また、Officeアドインのインストール方法は操作手順書の2.1.5「テンプレート作成|アドイン入り Excelアップロード」に記載されています。

 

CSVフィールドを以下のように設定します。
※フィールド名をkintoneアプリのフィールドコードと同じ名前にすると、ドキュトーンアプリの設定画面にて自動でマッピングができます。

非明細部

csv_field_header.PNG

明細部

csv_field_lineitem.PNG

 

帳票デザインの「合計」「消費税」「総合計(税込)」の値については以下の計算式を使用しました。
※セルの番号(J17、I19、I20)は作成したテンプレートによって変わります。

合計

 =SUM(J17)

消費税

 =I19*0.10

総合計(税込)

 =I19+I20

 

以上の設定をした後のExcelシートは以下のようになります。

excel_design_with_tags.PNG

 

次に、作成した帳票の見た目をアップロードします。

ドキュトーンアプリに登録した「LAD」レコードを開いたら「スタート」ボタンをクリックし、OPROARTS Designerを開きます。

click_docutone_app.png
docutone_records.png
open_oproarts_designer_button.png

 

[新規作成]をクリックします。

live_new_button.png

※帳票の見た目をアップロードするだけですが、「新規作成」します。

 

[Excel]「アップロード」を選択します。

______.png

 

連携方法にCSVを指定し、任意のテンプレート名を入力し、Excelブックにデザイン済みのExcelファイルを選択したら、[作成]をクリックします。

__.png

 

作成できたら[配備]をクリック、更にテンプレート配備ウィザードで[配備]をクリックしてテンプレートの配備が完了です。

deploy_button.pngdeploy.PNG

 

kintoneでドキュトーンの設定をする

「LAD」のレコードを開き、出力処理の設定をします。

click_docutone_app.png
docutone_records.png

 

「アプリ設定」の「追加」をクリックすると、ボタンを設置するアプリを指定するダイアログボックスが表示されるので、アプリのIDを入力して[追加]をクリックします。

add.png
app_id_dialog_box.PNG

 

「有効」にチェックを入れ、「テンプレート」で作成したテンプレートを選択し、「操作指示」で「DDO Excel」を選択します。

app_settings.png

 

使用するテンプレートと操作指示を設定したら、ページ(非明細部)とリピータブル(明細部)のマッピングをします。

mapping_buttons.PNG

 

ページ(非明細部)の[マッピング]をクリックして、kintoneアプリのフィールドと帳票のCSVフィールドを紐づけます。

※アプリのフィールドコードとCSVフィールドのフィールド名が同じであれば、[自動マッピング]をクリックするとマッピングが完了します。

docutone_mapping_header.PNG

 

リピータブル(明細部)についても、同様に[マッピング]します。

docutone_mapping_details.PNG

ここではサブテーブルを用いていますが、「関連レコードを使う」にチェックを入れて「設定」をクリックし、設定項目を入力することで明細部に他のアプリを使用することも可能です。

 

マッピングが完了したら、[保存]をクリックします。

save_button.png

 

出力ボタンを設置する

ドキュトーンアプリにて行った設定で帳票出力するボタンをアプリに設置します。

ボタンを設置したいアプリの設定 >プラグインで「プラグインの追加」をクリックし、「ドキュトーン」にチェックを入れて[追加]をクリックます。

app_gear_icon.png
app_plugin_settings_link.png
add_plugin.png
add_docutone_plugin.PNG

 

追加した「ドキュトーン」プラグインの設定アイコンをクリックして、プラグイン設定画面に進みます。

plugin_gear_icon.png

 

使用するドキュトーンアプリを選択します。

select_docutone_app.png

 

選択したら、「ボタン設置設定」の「追加」をクリックしてドキュトーンアプリで設定した出力アクションを選択します。

add_button.png

 

「追加」をクリックして、ボタンを追加します。

button_select_dialog.png

 

追加したら「保存」をクリックし、その後アプリを更新します。

save_plugin.png
app_gear_icon.png
update_app.png

 

レコードの詳細ページに出力ボタンが表示されます。

record_detail.PNG

 

クリックすると、帳票が出力されます。

output_excel.PNG

 

帳票の見た目を変更する場合

 OPROARTS Designerに帳票の見た目をアップロードした後で見た目を変更する際は、OPROARTS Designerのテンプレート詳細画面にて「アップロード」ボタンをクリックし、

upload_excel.png

 

見た目を変更したExcelファイルを選択して「アップロード」をクリックすることで帳票のテンプレートを更新できます。

choose_uploaded_excel.png

 

また、帳票出力項目の定義も変更した場合はkintoneでドキュトーンの設定をするのマッピングの手順をもう一度行ってください。

 

おわりに

ドキュトーンにより、kintoneから簡単にExcel出力が可能になりました。

ドキュトーンを使ってExcel帳票を出力する際は、本記事をご参照いただけると幸いです。

 

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