ソアスク/soarize v4系の最新バージョンです。
バージョンアップをご希望の方は弊社サポートサイトからお問い合わせください。
目次: 【重要なお知らせ】 【機能追加】 【機能拡張】 【機能改善】 【障害改修】
【重要なお知らせ】
- パッケージインストール前に以下ページの内容を必ずご確認ください。
- 見積登録(LWC)にて保存ボタンクリック時に、スピナーが表示された状態で応答がなくなる事象がまれに発生します。原因調査中です。
【機能追加】
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見積登録(LWC)のパフォーマンスを改善
参考記事:見積登録(LWC)の見積明細表示画面機能の拡張 ーページング機能の追加ー
見積登録(LWC)の見積明細表示画面機能の拡張 ー明細表示設定ー- このバージョンから見積登録(LWC)を使用する場合、「バックグラウンド処理イベント」オブジェクトの参照権限の付与が必要になりました。
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このバージョンから、商談をお使いになる組織で見積登録(LWC)を使用する場合、「商談」オブジェクトの参照権限の付与が必要になりました。
- 商談をお使いになる組織とは、設定マスタの「商談連携」がTrueに設定されている組織を指します。
- platformユーザーの場合は権限がつけられませんので契約更新時にエラーが発生するようになります。
- 見積明細数500件でも画面が固まることなく操作できることを確認しております。
- 各種ボタンのラベルとアイコンを変更しました。
- 個人設定を追加しました。
- 『表示明細数』に設定した値が、スクロール時に明細部に表示される件数になります。
- 『行番号の表示』を表示するに設定すると、明細部の最左部分に通し番号が表示されるようになります。
- 『階層の自動展開』展開するに設定すると、初期表示時や構成表追加時に階層が展開された状態になります。
- ページング機能を追加を追加しました。
- ページの追加・削除・マージが可能です。
- 明細部アクションの『この明細から改ページ』をクリックすることでその明細から次のページ扱いにすることができます。
- 明細をコピーして貼り付けできるようにしました。
- これまでのコピー機能は『複製』というラベルに変更されました。
- 明細をマウスでつかんだままスクロールできるようにしました。
- 見積明細部にて必須項目に*が表示されるようにしました。
- 見積明細部にてヘルプテキストが設定されていればカラムヘッダに表示するようにしました。
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同じ商談内で複数の見積を作成した際、有効な見積を1つだけにする機能を追加
- 設定マスタの「見積を有効にする条件(appsfs__fs_ConditionForActivateQuote__c)」にて有効にする見積の条件を指定することで動作させることができます。
- 設定マスタ「見積を有効にする条件」の対象レコードタイプは『設定情報』です。
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契約自動更新時に受注確定を実行する設定の場合に商談・見積条件・見積・見積明細レコードが作成されないようにする機能を追加(サブスクリプション機能)
参考記事:契約自動更新時の受注確定で、商談・見積系を新規作成しない- 設定マスタの「契約自動更新・受注確定後に商談と見積を残さない(appsfs__fs_AutomaticRenewalWithoutQuote__c)」をTrueに設定いたただく必要があります。
- 設定マスタ「契約自動更新・受注確定後に商談と見積を残さない」の対象レコードタイプは『設定情報』です。
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これまでより多くの見積明細件数を受注確定できる機能を追加(サブスクリプション機能)
参考記事:1年間(契約期間 月数:12ヶ月)で見積明細500件の受注確定が可能になりました。- 1年間の見積で、売上サイクル『毎月』の見積明細500件を持っている場合でも受注確定することができます。
- 受注確定の処理件数上限を増やしたい場合
- 設定マスタの「受注確定処理でチェーニングを許容する(appsfs__fs_IsUseOrderConfirmationNewMethod__c)」をTrueに設定いただく必要があります
- カスタム設定「レコード取得LIMIT設定」の「受注確定 チェーニング閾値(見積明細×サイクル数)」を上回った場合のみこの新機能が動作します。
- デメリットとして処理の開始から終了までの時間が長くなります。
- 解約確定の処理件数上限を増やしたい場合
- 設定マスタの「解約処理(および、受注確定の洗替処理)でチェーニングを許容する(appsfs__fs_IsUseCancelConfirmNewMethod__c)」をTrueに設定いただく必要があります。
- カスタム設定「レコード取得LIMIT設定」の「解約確定 チェーニング閾値(契約ライセンス数)」を上回った場合のみこの新機能が動作します。
- デメリットとして処理の開始から終了までの時間が長くなります。
- 設定マスタ「受注確定処理でチェーニングを許容する」と「解約処理(および、受注確定の洗替処理)でチェーニングを許容する」の対象レコードタイプは『設定情報』です。
【機能拡張】
- 見積登録(LWC)の品目・サービスマスタ検索画面で選択済みの明細を一覧で表示できるように機能を拡張
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階段型従量課金の選択時に数量が0で従量課金が作成されると1行目の契約数量別単価が使用されるようにする機能を拡張(サブスクリプション機能)
- 契約単価登録時、1行目の契約数量別単価の最小値を0に設定しておくと、数量0の従量課金登録時にその契約数量別単価行の金額が納品明細に適用されるようになります。
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レコードタイプ『階層』の請求明細に「請求対象期間開始」と「請求対象期間終了」の値をセットするように変更(サブスクリプション機能)
- 子であるレコードタイプ『品目』の請求明細の開始日の最小値、終了日の最大値がそれぞれセットされます。
- 分析オブジェクトに会計四半期の情報を持たせるように拡張(サブスクリプション機能)
【機能改善】
- 見積登録(LWC)の品目・サービスマスタ検索のレイアウトを横方向に変更
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各オブジェクトの「仮受注」を示す項目のラベルをわかりやすいラベルに変更
- 見積明細と契約ライセンス、契約ライセンス変更履歴の「検収品目(appsfs__fs_IsAcceptanceProduct__c)」の表示ラベルを「仮受注品目」に変更しました。
- 本項目を帳票で利用している場合は以下対象ツールの記事をご参照ください。
- 見積登録(LWC)の品目・サービスマスタ検索で選択リストの検索項目に不正な値が入っていたらエラーとするように改善
- 階層オブジェクトの項目「原単位分子」のデフォルト値を1に設定
- 契約自動更新時のバックグラウンド処理履歴のメッセージがわかりやすくなるように改善(サブスクリプション機能)
- トライアルオブジェクトのLightning レコードページを組織のデフォルトに設定
- カスタム設定「請求一括作成・請求登録設定」の項目「請求一括作成・請求登録設定」で条件が設定されている場合に一部納品明細が請求対象にならない場合がある問題を修正
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見積と見積条件の有効/無効を同期させるように改善
- 見積条件とそれに紐づく見積はすべて有効、またはすべて無効となるように変更しました。
- 階層コンポーネントの表示崩れが起こる場合がある事象を改善
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ワークフロールールを廃止
- Apexトリガーに移行しました。
- バージョンアップされるお客様は、ソアスクに同梱されていた以下ワークフローを無効化または削除してください。
- Check Account Title Master Mapping Name
- Check Att Closing Management Unique
- CostAccounting
- CostAccounting_TA
- Estimate Cost Management Update
- Lock Delivery
- Lock Delivery Detail
- Lock Receipt
- Lock Receipt Detail
- ParentProjectUpdate
- Resource_Price_Cost_Insert
- SalesStatusRegist Delivery Detail
- SectorUpdate
- Setting for Search Key(ForProgram)
- Setting for Search Key(ForProgram)
- UnLock Delivery
- UnLock Delivery Detail
- UnLock Receipt
- UnLock Receipt Detail
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商談の項目「soarize連動(appsfs__fs_SoarizeLinkage__c)」をデフォルトでTrueにする設定を追加
- 設定マスタの項目「商談.soarize連動をデフォルトでtrueにする」で設定できます。
- 設定マスタ「商談.soarize連動をデフォルトでtrueにする」の対象レコードタイプは『設定情報』です。
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商談トリガと取引先トリガでの権限チェックを正確に行うように改善
- 「soarize」パッケージのライセンスが付与されているユーザーにのみこれらの権限チェックを行うように変更しました。
- これまではチェックが必要にもかかわらずチェックを行っていなかったためバージョンアップ後は以下の権限があるかご確認ください。
- 商談トリガ
- 作成・更新時
- 商談のソアスクカスタム項目(API参照名の先頭に「appsfs__」が付いている項目がソアスクで追加しているカスタム項目です。)
- 契約管理の全項目
- 作成・更新時
- 取引先トリガ
- 削除時
- 納品の「納品番号:Name」
- 納品の「納品先(Deliver To):appsfs__fs_DestinationAccount__c」
- 納品の「請求先(Bill To):appsfs__fs_BillAccount__c」
- 削除時
- 商談トリガ
- 勤怠締め機能を廃止
- 請求締め処理のヒープサイズを削減するようにパフォーマンス改善を実施
【障害改修】
- 受注確定時、発注明細・仕入明細に「シリアルNo管理」項目の値が引き継がれていない問題を修正(サブスクリプション機能)
- 見積登録(LWC)にて、見積明細の「金額種別」を『なし』または『月額』に変更したときの金額再計算処理が「日割り対象」項目を考慮できていない問題を修正(サブスクリプション機能)
- グローバル値セット「Days」にデフォルト値を設定しているとインストールエラーになる問題を修正
- 契約手動更新で作成した見積の「自動作成」項目がTrueになってしまう問題を修正(サブスクリプション機能)
- 見積登録(LWC)にて必須項目が選択されているように見えるが値が入っていないことがある問題を修正
- 請求登録画面の項目セットに数式項目を追加すると保存処理がエラーになる問題を修正
- Teamspirit連携がONかつワークの「ワーク名」が空の場合にワーク名が”null”として扱われる問題を修正
- 従量課金登録画面で「数量(入力値)」に値を入力しフォーカスアウト後に再度フォーカスするとエラーになる問題を修正(サブスクリプション機能)
- 従量課金を非課税で作った際に納品明細の税額が0になるように改善(サブスクリプション機能)
- 従量課金登録画面に遷移した際や、画面で契約ライセンス選択リストの値を変更した際、契約ライセンスの税種と税区分、税率が反映されない問題を修正(サブスクリプション機能)
- 請求一括作成画面でカスタム設定の「請求一括作成請求毎納品明細最大件数」がメッセージに反映されていない問題を修正
- 削除行選択モードのまま見積登録(LWC)から離れると、再度 見積登録(LWC)を開いたときに削除行選択モードのままになる問題を修正
ソアスク / soarize リリースノート一覧はこちらです。
ソアスク 拡張パッケージ「soasc」リリースノート一覧はこちらです。